うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

何だかなーと思えるはなし

何だかなーと思えるはなし、その1

参院京都に増原氏擁立=勝間和代さんの同性パートナー-立憲民主党

立憲民主党枝野幸男代表は16日、京都市内で記者会見し、来年の参院選京都選挙区に、新人で会社経営の増原裕子氏(40)を公認候補として擁立すると発表した。増原氏は自らが同性愛者であることを公表しており、経済評論家の勝間和代さんのパートナーとして知られる。

枝野氏は、増原氏について「多様性のある社会に向けて貴重な経験と能力」を持っていると指摘。同席した増原氏は「すべての人が息がしやすい社会をつくるため、安倍政権と対峙(たいじ)していきたい」と強調した。

 

国政において縁もゆかりもない土地からの出馬というのは特に珍しいことではないけど、

横浜生まれで渋谷区の同性パートナー制度第一号の増原裕子さんが京都で出馬となると、

やはり違和感しかない(笑)

 

その後、京都市内で行われた増原氏の街頭でのスピーチを書き出して

さらに違和感が倍増

 

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https://www.youtube.com/

「マルイ前にお集まりのみなさま、こんにちは。ご紹介いただきました、立憲民主党京都選挙区予定候補者の増原裕子と申します。京都のみなさま、はじめまして、どうぞよろしくお願いいたします。(礼)

私は、どんな人も自分らしく生きることができる、違いを認め、助け合い、そんな一人ひとりが自由で認め合う社会をつくりたいというふうに思って、8年間活動してきました。ですが、今、みなさんがお話されたような、国会で一市民からみても何だこれはというおかしいことが流れていてとてもストレスがたまっておりました。そして1年前、立憲民主党があのような形で出来上がった、それをひとりの市民として見守ってきました。最初のときの枝野代表、福山代表のスピーチにとても心を打たれ、勇気をいただいた市民のひとりです。立憲民主党だったら、今のおかしな社会、政治を変えることができるかもしれないと、その時にとても勇気をいただきました。

 私は、京都出身ではありませんが、京都には強いつながりがあります。そして今回、京都と、大変すばらしいご縁を頂き、もう間もなく、京都に引っ越してまいります。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 

今年1年、政治を目指してみようかなと思い立って、より真剣に国会を見たり聞いたりしていました。その中で、今日ここにお集まりのみなさんと同じように、何だこれは、おかしいぞということを日に日に感じ、安倍政権に対して大きな危機感を募らせてきました。

そして、立憲民主党から京都でお話をいただきまして、私はこれまでLGBTや女性を取り巻く課題について特に当事者として一市民として声を上げ続けてきました。ですが、どんなに市民が声を届けても、民意を示しても、その声にまったく耳を貸さない、まったく聞いてくれない政権の下では私たち一人ひとりの困りごとは解決されるどころか、日に日に困難が大きくなっていきます。

このままでは、市民一人ひとりが自分らしく生きられる社会というのはどんどん遠ざかってしまうという危機感を持って政治を志す決意をいたしました。それがここ京都ということで、本当にうれしく思っております。

私はLGBTや女性の問題を中心に活動してきましたけど、それだけでなく、子供、高齢者、お年寄り、外国人、それからシングルマザーやシングルファザー、経済的にとても困っている人、そんなみんなの生きづらさを解消していきたいというふうに考えています。

みなさん、安倍政権のもとで自由に息ができていますか?

私が目指しているのは、一人ひとりがもっと自由に息がしやすい社会です。ぜひ、ここ京都でみなさんと一緒にそういう社会をめざして、一日一日活動してまいりたいと思います。これから京都でどうぞよろしくお願いいたします」

 

めちゃくちゃ違和感があるのはこの以下の部分

 

「私は、京都出身ではありませんが、京都には強いつながりがあります。そして今回、京都と、大変すばらしいご縁を頂き、もう間もなく、京都に引っ越してまいります。みなさまどうぞよろしくお願いいたします」

 

増原さんって、素晴らしい学歴をお持ちだし、

会社も経営されているような「やり手」なんだろうけど、

どうも日本語は苦手なのかもしれない

 

「京都出身ではありませんが、京都には強いつながりがあります」

というのであれば、

どんな「つながり」があるのかを普通なら述べるだろう

 

母親が京都出身とか、先祖代々の墓が京都にあるとか、

長らく付き合っていたパートナーが京都の方だったとか、

深いつながりがあるのなら事例のひとつくらい挙げても何らおかしくない

 

しかしながら彼女は何ひとつ事例を挙げぬまま、

「京都と、大変すばらしいご縁を頂き、もう間もなく、京都に引っ越してまいります」

と続けるのである

 

この部分だけを見れば、

これまでに「強いつながり」があったとはとうてい思えないのよな(笑)

 

ねえねえ、増原さん、京都との強いつながりっていったい何なのよ????

 

さらにこのスピーチ全体を何度読み返してみても、

増原さんが現政権に何の不満を持っているかというのが一切わからない

 

本当に不満がある、不便がある、息苦しく感じるのなら、

具体例のひとつやふたつ挙げても何らおかしくない

しかしながら彼女はそれも言わない

 

ついでに京都に引っ越して最愛のパートナーであるはずの

勝間和代さんとの生活はどうするつもりなのだろうか

 

私は思うのだけど、

尾辻かな子さんと村木真紀さん、

増原優子さんと東小雪さん、

牧村朝子さんとフランス人のパートナーさん、

杉森茜さんと一ノ瀬文香さんといった

こっちの世界ではそれなりに名の知られたカップルが

さまざまな困難を乗り越えて現在も関係が続いている、っていうのなら、

もっと当事者の支持を得ることもできただろうし、

同性婚っていう制度について当事者が真剣に考えるきっかけになったと思うのよな

 

しかしながら結果は揃いも揃って全滅だ(ですよね・笑)

 

離婚なんて男女の世界においても何ら珍しいことではないけれど、

それなりに大騒ぎして注目を集めて、結婚式を挙げて、

あっさり別れているのだから、

冷めた目でみてしまった当事者は私だけではないと思われる

 

中でも増原裕子さんなんて、東小雪さんと別れて間もなく

勝間和代さんと一緒になっているのである

 

こんな自由気ままに生きてる方が安倍政権に対し

「何だこれは、おかしいぞということを日に日に感じ、安倍政権に対して大きな危機感を募らせてきました」

なんて述べるのであるから世も末であるような気がする

 

私だって常々安倍政権はおかしいと思っているし、

むしろ退陣を願っている方であるが、

立憲民主党や国民民主党自由党社民党共産党なんてその500倍くらいおかしいから、

他に選択肢がないというだけの話だ

 

増原さんのスピーチ、最後もなかなかユニークである

 

「私が目指しているのは、一人ひとりがもっと自由に息がしやすい社会です」

 

比喩表現なのは分かるけど、

やはり増原さんの日本語は根本的におかしいような気がする(笑)

 

何より、京都ってもともとアンチ自民なのよな

 

絶対に立憲民主党は負けられない地盤であるはずなのに、

擁立するのが増原裕子さんとは、

枝野代表も福山幹事長も本当にLGBT票が存在すると思っているのだろうか

 

思っているからこその擁立なんだろうけど、

そのセンスには「何だかなー」と思わざるをえない

 

 

 

何だかなーと思えるはなし、その2

 

 

第3回レインボー国会とやらが12月13日に開催されたそうな

 

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何だかなーと思えるのは、「レインボー国会」をグーグルの検索窓に入れてみても、

LGBT御用達のネットメディアの記事しか表示されず、

朝日新聞毎日新聞といった新聞系や、

NHKや民放といったテレビ系のメディアが完全に無視しているということか(笑)

 

このレインボー国会の様子は松岡宗嗣さんのfairが

フェイスブックで全編にわたり公開している

 

 

内容は同じくfairの記事が詳しい

http://fairs-fair.org/rainbow-diet-2018/

 

一応映像をひととおり拝見して思ったのは、

先日自分が参加した金沢でのイベントと大差ないことが行われているんだなあ、

ってことか

 

松中権さん、馳浩議員、金沢大の谷口洋幸准教授なんて、

そのまま金沢のイベントにも出席していた面々だ

 

他に登壇された方々も

いつもと同じような面々が

いつもと同じようなことを述べている

 

さらに何だかなー、と思ったのは、

尾辻かな子先生がいるこの場所に、

かつてのパートナーである村木真紀さんが出てきたことか

 

増原裕子さんと東小雪さんなんかもそうだけど、

別れた後も共演するって何の抵抗もないことなのかな?

 

来年はこの場に石川大我さんや増原裕子さんも参加できるといいですね(棒)

 

 

 

何だかなーと思えるはなし、その3

 

自民、LGBT理解促進へ法案 通常国会提出を目指す

自民党性的指向性自認に関する特命委員会(古屋圭司委員長)は13日、党本部で会合を開き、性的少数者(LGBT)への理解を促進する法案の概要を示した。党内手続きを経て、来年の通常国会議員立法での提出を目指す。

法案は「性的指向性自認の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的」とし、国や自治体の責務を定めた。

古屋氏は会合で「保守政党として多様性を認める社会に向けた取り組みが大事だ」と強調した。

月刊誌への寄稿で、LGBTへの行政支援を疑問視した杉田水脈衆院議員も出席した。《共同通信

 

私は野党の差別禁止法にしろ自民の理解促進法にしろ

LGBT」を一括りにした法案には大反対である

 

うんざりしていると、こんなツィートをスクショしている方がいた

 

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旦那と出会って初めて旦那の部屋に行ったとき、

最初に目に入ったのが「にじ色ライフプランニング入門」という本だった

 

私もその本を持っていたから将来について似たような不安を抱えているんだなあ、

と思った記憶がある

ゲイのファイナンシャルプランナーが書いたというだけあって、

当事者目線だし、説得力もあった

 

その著者が永易至文さんという方だ

 

私は永易さんが書かれた「同性パートナー生活読本」も、

かつて何度も読み返した読者である

 

ただ、最近の彼のツィートをみると、

何だかなあ、と思うことは多々ある

 

上記のツィートは半年ほど前のことであるが、

「法律さえ作ってくれればあとはこっちで活用させてもらうので。法律はよはよ」

っていったい何なのさ(涙)

 

これが活動家さんの本音なんだろうね

 

もはやため息しかでない

 

 

 

何だかなーと思えるはなし、その4

 

旦那の愛車が入院することになり、

このままでは営業マンに新しいクルマを買わされそうだ、

などと旦那が言うもので、私は旦那と一緒に車のディーラーに行った

 

私たちは春に転居しているもので、

買ったお店ではなく、紹介してもらった系列店になる

 

旦那は受付に担当者の名前を告げ、

しばしお待ち下さい、と私たちはテーブルに案内された

 

旦那の乗ってる車は今年フルモデルチェンジしているもので、

そこには実車もあり、

「なかなかいい感じの車だねー」と旦那と話をしていた

 

ちょっとすると、旦那の担当者が現れた

年の頃は20代後半といったところか、

まあ、どこにでもいそうな普通のあんちゃんである

 

で、このあんちゃん、旦那の隣にいた私を見て、

 

「お父様でいらっしゃいますか?」

 

と真顔で言った

 

私は自分の顔が凍りつくのが分かったが、

つとめて冷静に「同僚です」と言った

 

私はこれまで旦那と一緒にいて、

「旦那さん」と言われたことは多々あった

しかしながら「お父さん」と言われたのは初めてである

 

甥っ子と一緒にいて「お父さん」と言われても何ら抵抗はないが、

30台前半のオネエと一緒にいて「お父さん」はあまりにひどくはないか

 

旦那と私は年が離れているとはいえ「ひとまわり」違うにすぎない

だいたいこのあんちゃんは旦那の年を知っているはずなのだ

いったい私がいくつに見えたのだろうか

 

その晩、私はショックのあまり寝込むことになった

はっきり言えるのは今後、ホンダで車を買うことはないだろうということか

いい車が多いのは分かっているが残念である