うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

新潮社出版部が承認するネトウヨ乞食ライターのひとりごと

 

 

今日は新潮社出版部が承認するネトウヨ乞食ライターのひとりごと(笑)

 

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私は10代の後半から20代の大半を調理の世界で過ごしてきた

宿泊施設、飲食店、社員寮、

いろんなところで仕事をさせてもらった

 

中でも印象深いのが社員寮の食堂だった

若い社員がうじゃうじゃいたので可愛くてねーww

というのは置いといて(汗)

ここの厨房には調理師の親方が1人いて、

あとはパートのおばちゃんたちが数人

私はパートのおばちゃんたちに混じって働いていた

 

で、この調理師の親方、70歳手前だったと思うけど

ながらく旅館の厨房を仕切っていた方で、

退職後にこの社員寮で働いていた

そんなもんでつくる料理なんてめちゃくちゃ本格的であるし、

実際、美味しかった

 

でも、社員の子たちを見ていると、

全然美味しそうに食べていないのよな

ごはんなんて山盛りにして食べてるのに、

おかずを残す子がやたらと多い

 

私は働き始めてすぐにその理由がわかった

 

親方がつくるのはあくまで「プロの料理」だった

朝、昼、晩、3食ともプロの料理、味付けって飽きちゃうのだ

 

社員寮の食堂に求められているのは

「プロの味」ではなく「おふくろの味」だった

かぶを上品に煮てひき肉あんをかけたような料理より、

ごはんが進む甘辛味の肉じゃがを社員さんは求めている

ポークソテーのような気取ったものじゃなく、

豚のしょうが焼きの方が嬉しい

 

「社員の子が求めているものと違う」

私はやんわりと親方に伝えたのだけど

この親方は「これでいいのだ」とやり方を変えなかった

 

長らく調理師としてやってきたプライドもあったのだろう

ある日、ほとんどおかずに手をつけなかった若い社員に

「何の不満があるんだ!」とつっかかり、

「美味しくないです」と言われた瞬間にぶち切れた

 

社員寮の仕事をやめた親方は家で朝から晩まで酒に溺れるようになり、

同居していた息子家族にも見捨てられたと風の便りで聴いた

 

私は数年後、その社員寮で食事を作る側から食べる側に転職した

 

 

 

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新潮45の発売を受け、さっそくLGBT活動家のみなさんが意見を述べられている

いや、意見というよりは批判か、、、、

 

私はトランスの上川さんと遠藤さんが思い描く理想の世界っていうのが

いまいちよく分からないもので、

とりあえずゲイである松岡さんのツィートを眺めてみた

 

 

上記のツイートの続きが以下のもの

 

 

松岡さんのツィートの特徴として、

いつも「言葉狩り」に徹していることで

文章の前後の流れを無視して一部だけを切り取れば、

当然のことながら意味不明の内容となる

 

また、小川榮太郎さんの文章は酷すぎたとして引用しているのだけど

ここまで引用したのなら、何が酷いのか、

さらにこの文章に対してどう自分は思ったのか、

そこまで書く必要があるんじゃないのかな

仮にもあなたはLGBTで飯を食べている活動家である

その他もろもろの素人とは立場が違う

 

松岡さんはいつものことなんだけど、

批判に終始するだけで、

「ならどうすればいいのか」ってことが常に欠けている

 

別に批判は批判でいいのさ

でもそれに対し「意見」を述べないと、

ぜんぜん議論にならないでしょうが

 

杉田さんのときもそうだった

延々と批判したわりに、

なら杉田さんにどうしてほしいのかが未だにさっぱり見えてこない

 

彼女が謝罪すれば満足するの?

彼女が議員辞職すれば満足するの?

今回は小川さんの文章を批判しているけど、

ならどうしてほしいの?

私には松岡さんが何をどうしたいのかまったく分からない

 

日頃から

松岡さんのツイートや記事を拝見して危険だと思うのは

松岡さんは一個人を批判しているつもりかもしれないけれど、

彼ら、彼女たちには背後に多くの賛同者がいるってことを完全に見落としていることだ

単純にツイッターのフォロワー数だけを見ても、

松岡さんは4425人だけど杉田さんは12万人、小川さんだって4万人いる

 

だいたい杉田さんたちは松岡さんよりずっと以前から社会の第一線で活躍されており、

さまざまな実績も持ち合わせているような方だ

松岡さんはそういった方々の賛同者全員を敵にまわしているといっていい

 

何かを成し遂げたいのであれば、

大事なことは賛同者、仲間をつくることなのに、

松岡さんたちは常に敵をつくり続けているのだ

 

そして意見が違うと気に食わなければデモをする

こんな活動、誰が認めてくれるかっていうの(笑)

 

私が仮に松岡さんのような立場、

LGBTのために何かするっていうことでお金を稼いでいるのなら、

絶対に杉田さんなり、小川さんなり、藤岡さんなりを味方につける方法を考える

 

今回の新潮45だと小川さんは同性婚に反対と明確に述べておられる

ならこの小川さんのような考えの方に、

同性婚の必要性をどうやったら訴えることができるのか、

そういったことを考えるのが、松岡さんたち活動家の仕事じゃないのかな?

それこそがLGBT当事者のためになる仕事といえるんじゃないのかな

 

また杉田さんは以前の寄稿で

 

多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、同性婚の容認だけにとどまらず、例えば兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころか、ペット婚、機械と結婚させろという声が出てくるかもしれません。現実に海外では、そういう人たちが出てきています。どんどん例外を認めてあげようとなると、歯止めが効かなくなります。

 

とも述べている

 

こういった意見に、松岡さんならどう答える?

自分たちが同性婚を認められたらそれでOKなの?

きょうだい婚や親子婚、そういった話が出たとき、

松岡さんならどういった考えを述べるの?

 

何かをやろうとすれば当然さまざまな意見がでてくる

そういった意見を受け入れた上で、

自分たちの意見を発していく必要があるんじゃないのかな

最初から否定するだけじゃ何も見いだせないよ

 

仮に杉田さんたちときちんと意見交換して、味方につけることができたなら、

一気にLGBT活動に対する賛同者も増えたかもしれない

けど、松岡さんたちがやったのは

単に「敵」とみなしたことだった

 

それだけじゃない、

松岡さんを始めとする活動家さんは

少なくとも当事者の信用を得ているとは到底思えない

当事者であっても意見が違えばみんな「敵」だ

現にあなたは当事者からの意見も全部無視している

 

自分が正しいと思って進み続けることは大事なことだと思う

けど、たまには立ち止まって、深呼吸して、

周囲を見渡してみることも必要なんじゃないのかな

 

そうしないと

私のかつての料理の親方みたいになっちゃうよ

 

中学卒業と同時に料理の世界に入り50年以上、

腕には自信があった70近い爺さんが、

自分の孫みたいな年の子に「美味しくない」って言われたんだよ

その後厨房で暴れまくり、落ち着いたと思ったらわんわんと泣いたんだよ

 

私はあの時の光景を一生忘れない

 

 

 

なあなあ、松岡さん、あなたまだ24、5歳ってとこだよね

あなたと同世代のゲイはこの夏、海だ山だプールだナイトだと弾けて

いい顔してSNSに画像をアップしている

松岡さんも気難しい顔して他人の批判ばかりしてないで、

たまには同世代のゲイと遊んでみたらどうよ

同世代の本音に耳を傾けてみたらどう?

 

それとも30代、40代になっても今の調子でやっていくつもり?

「差別だあ」「ヘイトだあ」とあと60年ほど叫び続けるの?

 

ま、あなたの人生だし好きなようにすればいいけどさ(笑)

 

今回は「ネトウヨ乞食ライター」のひとりごとでした(涙)