うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

執念深いホモのひとりごと

今日もホモのひとりごと

 

日曜の朝、ごはんの準備をしようと

炊飯器を覗けば水に浸ったコメが見えた

「・・・」

 

夜のうちにセットして、

予約ボタンを押すのを忘れていたらしい

 

我が家は玄米なもので、

どうしても炊くのに時間がかかる

 

そんなもので旦那と一緒に近所のマックに行くことにした

 

尾籠な話で恐縮であるが、

私は「大」をしようとトイレに入った

ズボンをおろし、便器に腰掛けてホッとしたのもつかの間、

何だか妙に落ち着かない

 

このトイレ、黒を基調としたモダンな感じなのはいいのだけど、

壁のパネルが鏡面仕上げになっているのだ

すなわち、ズボンをおろし、便器に腰掛けている自分の姿が、

正面の壁に映し出されている

 

言うまでもなく、自分が「大」をしている様子を、

まじまじと見るという体験は、

四十数年生きてきて初めてである

「・・・」

多くの方が利用していると思われるけど、

みんな気にならないものなのかな(笑)

 

まあ、自分と向かい合うという意味では意味のあることかもしれない

 

 

 

旦那と私は「倦怠期の夫婦」と何ら変わらないもので、

外食に行っても向かい合って座っても、

特に話すこともない

 

旦那はずっとスマホでゲームをやっているし、

私は前日に買った「Will」と「Hanada」を読んでいた

 

決して関係良好とは言い難い両誌が同じタイミングで、

新潮45」に関する記事を掲載したのは

何とも興味深い

 

「Will」では尾辻かな子さんの院内集会に参加されたという

白川司さんと深田萌絵さんのリポート、

「Hanada」の特集は“「新潮45」と言論の自由

櫻井よしこさん、門田隆将さん、有本隆志さん、花田紀凱さんの対談、

小川榮太郎さんと松浦大悟さんの対談など、

こういったことは

新潮45」の11月号でやらなきゃいけない話だったんだろうな、

とぼんやり思う

 

小川さんには、不利な立場ながらもアベマTVに出演し、

鈴木賢教授と対談していただいたことに心底感謝している

 

実はあの日、私にも(電話でいいから)出演してほしい、

そんな依頼が新潮社にはあったそうだ

ただ、担当者の方が不在だったもので、

私に連絡が来ることはなかったことはなかった、

ということは後から知った話

 

そんなもので

出てみたかったという思い半分、

出なくてよかったという思い半分

私が出てたら小さな関西弁のおっさんが

鈴木教授にブチ切れるという醜態をさらした可能性が高い

そう考えると出なくて良かったのだろう(笑)

 

ただ、番組に電話出演でもしていれば

小川さんとも話すことができたのかな、

そんな心残りな部分はある

 

てなもんで小川さんともいつかゆっくりお話をしてみたい

 

松浦さんに関してはずっと前に

青森出身の歌手、小比類巻かほるさんに関する記事をリツィートされており

秋田出身の松浦さんは小比類巻かほるさんのファンではなかろうか、

と私は勝手に思っている(笑)

(広島出身、秋田在住の間違いでした)

 

そんなもので松浦さんとは、

同じ日本海側の町で暮らす同世代のゲイとして、

小比類巻かほるさんのファンとして(多分)

LGBT云々の難しい話は抜きにして

いろいろお話をしてみたいなあ、と思う

 

 

 

帰宅して、「Will」と「Hanada」、

そしてマガジンラックに突っ込んだままになっていた

新潮45」を並べてみた

 

IMG_2276.jpg

 

何となく「新潮45」10月号の裏表紙をめくったら

「来月11月号は10月18日発売です」そんな文字が見えて、

新潮45」には10月18日は来なかったんだなあ、

なんてことをぼんやり思って、

小川榮太郎さんの手記“政治は「生きづらさ」という主観を救えない”を改めて読み返した

 

小川さんが書かれていることなんて、

ノンケの方にしてみれば至極まっとうな感覚である、と、

ホモの私からみれば思う

 

小川さんが述べていることなんて

「性に関することを口にすることじゃない」ってことではないのかな

「生きづらさは政治では救えない」

まさにその通りだし、正論そのものだ

 

小川さんを批判された方は、

批判の原点となった方は当然寄稿を読んでいると思うけど、

その批判に同調した、拡散された方の大半は読んでいない、

それは間違いない

 

読まずに拡散に加わった人は図書館に行って読んで見ればいい

今の時期に読めば、

「何處が差別的なんだろう」という、

素朴な疑問を得ることができるだろう

 

   ◇

 

実際に小川さんと同様の考えを持っている方は多数いると思われる

小川さんはその考えを文章にされた「だけ」の話だ

それもあくまで「新潮45」という雑誌に対してである

 

ネット上では相も変わらず小川さんの寄稿の一部が切り取られ、

曲解されて拡散された

 

小川さんの寄稿云々の前に

こういった行為こそ、出版社であったり、

言論で飯を食べている方々は危機感を抱かなきゃいけないのに

同調して小川さんや新潮社を批判しているのだから、

意味不明としかいいようがない

 

小川さんを批判した作家、ジャーナリストのみなさん、

あなた方の著書の内容を曲解されてSNSで拡散されても、

何の文句もいえませんよ(笑)

 

   ◇

 

小川さんが仮にLGBTに対し差別的感情を抱いているのなら、

杉田水脈さんの件もあったことだし

もっと「腫れ物に触るような」文章になっていたと思うのよな

 

杉田さんの寄稿でも感じたことだけど

小川さんの寄稿もまた、LGBTが別に特別な存在ではなく、

フェアな立場であるという「大前提」があるからこそ、

いわゆる「問題」とされた表現もできたのだと思う

 

実際に「Hanada」12月号や、

10月のはじめに朝日新聞に寄稿した稲田朋美さんなんかは

LGBTに対して腰くだけになっている(笑)

 

だいたい、「差別」なんていうのは文字通り「差」をつけること、

それも大前提として同じ条件のもとで

同じ立場の人間に「差」をつけることが「差別」ではないのかな

 

それこそよく耳にする

「入社試験においてトランスジェンダーであることを理由に内定を取り消された」

なんていうのは「差別」だと思うのよ

でも、同性愛者、ならびに両性愛者に関してはそんな話は聞いたことがない

 

昨今、自分が気に食わない意見を「差別」だと考える人があまりにも多すぎる

 

フェアな立場で違った意見を述べることは差別でも何でもない

意見が違えば議論すればいいだけの話で、

気に食わないと騒ぎ立てるのは単なる「バカ」だ

 

ホモは気持ち悪い、なんていうのも別に差別でも何でもない

それはその方の意見であり、

それを口にしてしまうその方が「アホ」なだけである

 

ホモは遺伝子的欠陥があるというのも別に差別でも何でもない

それはその方の意見であり、

それを口にしてしまうその方の脳に欠陥がある「だけ」の話である

 

小川さんなんて別にLGBTを否定している訳でもなく、

問題視している訳でもない

「性について公言することではないですよね」と言ってるだけである

にも関わらず「差別的」と断じてしまうことが一番の問題ではなかろうか

 

「差別していない」からこそ意見が言えるのだ

LGBTに対し意見を述べてはならない」のならそれは「差別」じゃないのかね?

 

「遠慮して本音を語れない」と思われたり

LGBTがかわいそうだろ」なんて言われる方がよほど差別的であり屈辱的だよ

 

 

 

何度か書いていることだけど

杉田さんや小川さんを擁護している方々は、

性的少数者をフェアな立場としていると私は考えている

 

これに対し日頃からエラソーなことをほざいている

作家、ジャーナリスト、政治家、著名人らが

こぞって杉田さん、小川さん、そして新潮社を批判したのは

いかに性的少数者を見下しているか、ってことがよく分かった次第

 

私は執念深いホモですので、

あなた方をLGBT活動家の仲間と認識したうえで、

今後とも発言などを注視させていただきますので

どうぞ失言などなさらぬようご注意ください

 

ついでに私は調べることが趣味ですので、

過去に怪しげな発言があったと知れば

新聞、雑誌、片っ端からめくって

徹底的に調べさせていただきます

繰り返し書きますが、私はかなり執念深いのです(笑)

 

それでは失礼いたします