うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

あまりにも経験不足な松岡宗嗣さん

当事者として「新潮45」を読む

「(LGBTは)生産性がない」といった言説を中心に大きな批判に晒された、杉田水脈衆議院議員による「新潮45」への寄稿問題から約2ヵ月。

本人からの謝罪等の対応がない中、「新潮45」は一連の大バッシングは「見当はずれ」であるとし、10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という特集を掲載した。

これがさらに炎上し、25日、新潮社から「新潮45」の休刊が発表された。

gendai.ismedia.jp

今日もホモのひとりごと

 

松岡宗嗣さんという1994年生まれのゲイの方が

“この国から「LGBTへの差別」をなくすために必要な2つのこと”

なる寄稿をされた

 

この寄稿文は

「フライデー」という人のプライベートを盗撮しまくる

人権無視も甚だしい低俗な雑誌を出版している

講談社がやっているサイト「現代ビジネス」に掲載されているもので

当然のことながら私も全文読ませて頂いた

 

私は松岡さんに関しては、

このブログでも何度か取り上げている

 

そして改めて思った

松岡さん、あなたは「fear」とかいう団体の代表理事らしいが、

ぜんぜんフェアじゃない

 

ついでの“当事者として「新潮45」を読む”とあるが

当事者の私から見るとあまりにも内容が薄っぺらく、軽すぎる

 

もともとは、杉田水脈議員による「子どもを産むかどうか=生産性」で人を選別する思想に多くの批判が集まったわけだが、今回の特集では、さらに暴力的な言葉でLGBTという存在を排除する意向へと広げる文章も寄稿され、非常に危険だと感じた。

 

今回の騒動の要因は尾辻かな子氏による言葉の切り取りである

それも雑誌の寄稿に対して彼女は言葉狩りをした

ほとんどの方が杉田氏の寄稿を読まぬまま「生産性」という言葉だけが広まったのが要因だ

 

尾辻かな子氏が本当にLGBTの味方であり、

杉田氏の寄稿を読んでLGBTが傷つくと考えたのなら、

絶対にあんなツィートはしてはいけないのだ

単に杉田氏を叩きたかっただけの話

 

だいたい、尾辻かな子氏があんなツィートをしなければ、

多くの方は「新潮45」なんて雑誌が存在したことすら知らなかったと思われる

多くの方が傷ついたなんて尾辻かな子氏はひとごとのように言っているが、

その要因は杉田氏の記述を捻じ曲げた尾辻氏のツィートである

 

だいたい松岡さんは「新潮45」っていう雑誌があったことを知ってた?

 

国会議員自らが国会議員を貶めるために行った卑劣な行為を、

私は絶対に忘れない

 

杉田氏が寄稿したのはあくまで「新潮45」という雑誌である

不特定多数の方が視聴できるネットの世界や、

テレビの番組、または街頭演説でもない

 

そして今回、松岡さんが批判している小川榮太郎さんの文章も

あくまで「新潮45」に寄稿したものだ

 

新潮45」は発行部数がもともと少ない雑誌であり、

ほとんどの方が小川榮太郎さんの寄稿の全文を読むことができない

 

こういった状況下で、小川榮太郎さんの寄稿の一部を切り取り、

批判している松岡さんの態度は果たして「フェア」といえるだろうか

 

さらに

発端となった杉田氏も含め、「LGBTは子どもを作らないから生産性がない、だから税金を投入する必要はない」という趣旨には、「LGBTを社会が受容する、とりわけ同性婚を認めると少子化につながるから、社会が崩壊する」という背景があるのだろう。こう思っている人は少なくないのかもしれない。

なんて書いているが、

杉田氏の寄稿、ならびに今回の誰の記事をどう読み取れば、

こんな意味不明な文章が書けるのか、私には不思議で仕方ない

 

こういったことは日本のマスコミが政治家を貶めるための常套手段としてやってきたことだ

ところがネットのおかげでマスコミは信頼を失いつつある

松岡さんもこんなこと書いてりゃライターとしての信用を失っちゃうよ

近くのカフェに入り一通り読んでみて、想定より酷い内容に心が荒んだ。特に小川榮太郎氏の文章については、なぜこういう言い方が出来てしまうのだろうかと、沸々と怒りが込み上げ、心がすり減っていくのも感じた。

再び起きたインターネット上の炎上には、やはり杉田氏や今回の特集に賛同する意見も多かった。

中には「LGBTは病気だ、異常だ、気持ち悪い」といったような心ない発言も目立ち、SNSを見るのが怖くなった、夜眠れなくなったという知人もいた。同じように傷ついた当事者も多いのではと感じる。

 

小川榮太郎さんの寄稿の「表現」を批判しているだけ、ならまだ分かるのよ

私の寄稿だって別に批判して頂いて結構

それくらいの覚悟は持って書いている

 

しかしながら私が許せないのは

小川榮太郎さんの寄稿を切り取り、曲解した上で

LGBTの人が傷つく」なんてことを言っているふざけた連中、

要するに松岡さんたちのような人だよ

 

世間一般にこういった人たちのことを「偽善者」って言うんだよ

 

つーか私の寄稿に突っ込んでよ♪♪

松岡さんのお目にもかからなかった駄文だっかからかな(涙)

 

基本的な部分に立ち返るが、杉田氏を発端とする「新潮45」の一連の騒動は「架空のLGBTという人」の話をしているのではなく、あなたの隣にもいる大切な友達や、家族や、同僚や、仲間の話をしているのだ。

 

松岡さん、あなたの隣にいる大切な友達や、家族や、同僚や、仲間の

何を知っていますか?

意外と知らないものではないですか?

 

私は長らく旦那と暮らしていますし、

日頃から旦那の言動は「アンチ立憲民主党」ですけど、

実際に選挙でどこの政党に入れているかなんて私には分かりません

 

実は立憲民主党の支持者かもしれないけど、

私が立憲民主党嫌いなもので口だけ合わせているのかもしれない

 

これは長年連れ添った夫婦なんかにも言えると思います

そんなもんです

夫婦とはいえ、もともとは他人です

 

いまだ、職場でゲイであることを打ち明けた際、それだけで部署を変えられたり、解雇に追い込まれたりする事例もある。

アウティングという本人のセクシュアリティを同意なく職場中にバラし、にもかかわらず飲み会で「彼女いないの?童貞なの?」と聞くなどハラスメントを繰り返す職場もある。

トランスジェンダーであることが理由で面接を打ち切られるといった事例や、レズビアンであることを伝えても「男を知らないからだよ」と上司に言われ恐怖に晒される当事者の声をいくつも耳にしてきた。

大阪では、40年以上連れ添った同性パートナーの死後、パートナーの親族から火葬の立会いを拒否され、財産も奪われてしまったことに対する裁判が起きている。法的な関係にないことで不当な差別を受けているのである。

 

松岡さんが書くものが常に「軽く」感じる理由がここにあります

松岡さんが取り上げるLGBTに関する事例は常に第三者の話なんです

松岡さん自身の経験、体験がいっさい含まれていない

 

だから「不当な差別を受けているのである」の一言にまったく説得力がありません

そもそも松岡さんは一般企業で働かれた経験はないですもんね

 

残念なことですが

職場なんて日常的に差別用語が飛び交ってるもんです

 

私は地方暮らしなんで30代、40代の独身男性(女性)なんてかなり目立つし、

彼ら(彼女ら)なんてめちゃくちゃ辛辣な言葉を日常的に浴びせられてますよ

子供を授からない夫婦にも、信じられないくらいひどい言葉を発する人もいます

 

LGBTだけが苦労している訳じゃありません

そんな当然のことを松岡さんは見落としています

これは活動家の皆さん、全員に言えること

多くのLGBTは普通の社会人です

(私は普通ではないけど・笑)

周囲の誰もが苦労していることを知っています

 

松岡さんはLGBTに関する知識はあるのかもしれない

けど、それを誰かに伝えるにはあまりにも経験不足なのかもしれませんね

 

松岡さんの寄稿文は以下のように終わっている

 

それと同時に、今回の騒動を傍観する市井の人々が、LGBTや性の多様性を身近に感じ、できれば自分ごととして考えることができるよう、また、「生産性」で誰かを選別するようなことのないよう、今後も生身の人間による対面での対話を広げていきたい。

今回の騒動が分断ではなく、世の中の議論を加速させ、対話が広がる方向へとつながってほしいと切に願う。

 

 

先日のアベマを見る限り、

対話を拒否しているのはLGBT側としか思えなかったのは私だけかな

 

そして松岡さんて、あの鈴木教授がいる明治大学の卒業生なんだね

なーんかいろいろ分かる気がする(笑)

 

私は一応、日頃から松岡さんのツィートやサイトを拝見させてもらって、

それを前提として質問したいのだけど、

松岡さん、あなた、ゲイとしての自分をどう思ってるの?

私は、そのあたりが全く分からないのよね

 

ゲイとしての自分を恥じてるの?

ちゃんと自分がゲイであることを受け入れてる?

 

私には、松岡さんが、ゲイとしての自分を受け入れているとは到底思えないんだよね

ゲイである自分を認めたくないから、

こんな不満ばかりでちゃうんじゃないのかな?

 

これは松岡さんに限らず、

不満ばっかり言っている活動家さんみんなに言えることだけどさ

 

何でもそうだけど不平不満っていうのは常に「比較」から生じている

ゲイであることをちゃんと受け入れれば、

いちいちノンケと比較する必要性なんてなくなるんだよ

大事なことは日本人のゲイとしてどう生きていくかだよ

多くの同性愛者はこれをごくあたりまえのように考え、実践している

 

こうしたことができていないのが

それこそ本を出したり、

日頃からメディアに顔を出している活動家の方々だったりするんだよね

 

そして格好つけるのに必死で、

ゲイとして楽しむ、そんな基本的なことを忘れている

だからどんどんどんどん当事者と距離を置くようになっている

 

松岡宗嗣さん

何度か書いていることなんだけど

本当に、年上の活動家連中とつるんでばかりいないで、

たまには同年代のゲイと弾けてみなって

 

ついでにライターとしてやっていくのなら

ゲイバー行ったりハッテン場行ったり、

ゲイ向けの風俗行ったりして、

ゲイがどういった生活をしているのか知った方がいいんじゃないの?

(あくまでライターとしてやっていくなら、だよ)

 

松岡さんはこういったところに行った経験があるのかな?

たぶん、ないんじゃないのかな

それといった経験もなく修羅場もくぐっていないから、

当事者を名乗るには文章が軽すぎるんだよ

(素人の私が言うことじゃないけどさ)

 

今のままじゃ本当に当事者の代弁者にもなれない

上っ面な表現しかできない

マスコミ御用達のライターで終わっちゃうよ

 

ま、松岡さんがそれでいいと思ってるのなら、

どうぞご自由に、だけどね

 

学のないホモが

明治大学という一流を出た松岡さんのような方に生意気なことを申し、

大変失礼いたしました

今後のご活躍を心よりお祈り申し上げ、

今回のひとりごとを終了させていただきます