うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

いつも怒っている石川大我さん

 「恋人と手をつないで、ディズニーランドを思いっきり楽しみたい」

ボクにはこんな夢がある。

「???」

そう思ったあなたに読んでもらいたい。

ボクにとって、これは大きな夢だ。それどころか、日常のどんな場面でも恋人とは「友だち」のフリをせざるを得ない現実がある。

(中略)

ボクは自分がゲイであると気づいていながら二十五年と六ヶ月間、同じ想いの「仲間」と出会えずにいた。自分は一人だけの存在だと思い、孤独な毎日だった。恋なんてできやしない、と思っていた。このまま、独り寂しく生涯を終えると思っていた。

しかし、インターネットを通じてさまざまな仲間と出会い、状況は一変する。

(中略)

ボクは同性愛について誤解している人たちが、少しでも状況を正確に理解してくれたらなぁー、という思いを込めてこの本を書いた。

(中略)

「タイガくん、彼女いないの?」

日々の生活で何気なく交わされる言葉。こんな質問にも常に気を張っていなければいけない日々の生活から解放されて、自分の思うこと、考えることを思う存分話せるようになりたい。

 

 

 

今日もホモのひとりごと

 

厚生労働省は「自殺対策白書」なるものを発表している

この白書を見ると、日本における自殺者の数は年々減少してはいるが、

それでも平成27年においては合計24,025人もの方が自殺している

 

興味深い、といっては何であるが

このうち16,681人が男性で、

7,344人が女性である

 

日本の自殺者の7割は男性である、ということだ

 

また、女性のホームレスはほとんど見かけない、

そんな話もよく聞くし、

実際に私はこれまで見たことがない

見かけるのはいつも男性ばかり、だ

 

自殺とは関係ないけれど

私が住んでいる地方に関しては、

多くの女性はパワフルであるし、

友人の夫婦を眺めてみても、

だいたい旦那が尻に敷かれていることが多い

 

また、年配層を実際に眺めてみても、

先に奥さんに逝かれた旦那は一気に老け込んでいるが、

先に旦那に逝かれた奥さんというのは

総じて若さを保っている、そんな気もする

 

あれこれ考えてみると

日本という国は「男性」にとって生きづらい国なのかなあ、

なんて気もしなくもない

 

だからといって、男性は「弱者」、なんて見方はされない

男性を守るための法律なんてつくろうともしない

自殺そのものは社会問題であるかもしれないけれど、

男性としての「生きづらさ」っていうのはあくまで個人の話になる

 

これが同性愛者の「生きづらさ」は、

なぜか同性愛者全員が生きづらいという話になってしまいがちだ

生きづらいと考えている人「も」いる、という話にもかかわらず

 

DSC06490.jpg

 

多くの同性愛者が生きづらいと考えている、

そんな調査結果も存在する

しかし、この調査は

「同性愛者は生きづらい」と考えている人によって実施されたものです

調査対象もとてもフェアであるとはいえません

 

「同性愛者は生きづらい」と考えない人なら、

そもそも調査なんてしないでしょう

 

だいたいあなたなら「アンケートにお応えください」と言われ、

第一問目に「あなたは同性愛者ですか」なんて問いがあれば、

まともに答えることができますか?

そんな話です

 

さらに今の日本の国というのはおかしな方向に向かっていて、

同性愛者を

両性愛者の方、

トランスジェンダーの方と「LGBT」なんて言葉で一括りにして、

弱者認定する法律を作ろうとしている

 

小川榮太郎さんは「新潮45」10月号において

“政治は「生きづらさ」という主観を救えない”と述べた

私はまさにそのとおりだと思っている

 

今現在「生きづらい」と考えている同性愛者は、

仮に「LGBT差別禁止法」なり「LGBT理解増進法」ができても、

さらには日本において同性婚が認められても、

「生きづらさ」は何ひとつ変わらないと思われる

 

仮に差別禁止法ができれば、

今現在「生きづらい」と考えている人たちは

何でもかんでも「これは差別だ」「あれは差別だ」と、

ひたすら差別認定に励むことになるだろう

(今も似たようなことをやっていますが・笑)

そして結果的に社会から孤立すると思われる

 

彼らはあえて「生きづらい」という選択をしているだけだ

私には「生きづらい」自分に酔っているとしか思えない

 

そして「同性婚」が認められたとしても、

いま現在「生きづらい」と考えているような人たちが、

シアワセになるとは到底思えません

 

現に日本においては「養子縁組」という制度があり、

同性愛者同士でも「家族」になれるのです

籍を入れたくないのなら「公正証書」という手段だってある

こういった形をとっている同性愛者の方は多々いるにも関わらず、

あえて見ないふりをしている意味が私には分かりません

 

やはり彼らはあえて「シアワセ」になろうとしていないということです

こんなのは政治が絡んだところでどうしようもない話です

多くの当事者はふつうの男、女として、ふつうに生きているのです

 

そういったことを含め、

「分かっている」のが杉田水脈議員でした

彼女は「LGB」と「T」は分けてましょう、

「T」には支援が必要ですね、と新潮45に記した

 

この寄稿を前後の流れを無視して「生産性」の部分だけを切り取り、

SNSで拡散させた大馬鹿な国会議員が尾辻かな子氏であり、

結果、杉田議員は殺害予告まで受けることになった

 

杉田水脈議員は10月25日に自身のサイトで

“「新潮45」8月号寄稿について”という文書を発表した

この文書の冒頭に殺害を示唆した人物が警察に出頭した旨が掲載されている

 

良かった、という書き方は語弊があるが、

何よりである

ぜひ厳罰に処していただきたい

 

 

 

さて、

その一日前、杉田議員は10月24日、臨時国会の開会に合わせ、

久々にマスコミの前に姿を現し、

「不適切な記述であった」と認めたそうだ

 

にも関わらず、相変わらずネチネチと攻め続けているバカがいる

 

豊島区議会議員である石川大我氏である

 

 

石川さん、杉田さんが何に謝罪しないといけないの?

彼女が寄稿を撤回、謝罪したらあんたは何か満たされるの???

 

>誤解を招いた?私たちが誤解をした、と言うのか?

 

その通りやん(笑)

 

 

トランプ大統領トランスジェンダー差別や自分を擁護するツイートにいいね、をしている。

あんたはストーカーかいな(笑)

 

ちなみにこの記事の冒頭に挙げた文章は

石川大我さんが今から20年近く前にだした

「ボクの彼氏はどこにいる?」の冒頭部分の抜粋である

 

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こんな初々しい文章を書いていた若者が、

20年後には憎悪に満ちたツイートを繰り返す中年オヤジに成り果てた(涙)

 

   ◇

 

この冒頭部分を読んで今更ながらに思うのは

「男同士で人前で手をつないで歩けない」っていうのは

あくまで個人の考え方の話なのよな

 

別に手をつないで歩けばいい「だけ」の話である

自分で勝手に「できない」と思っているだけの話だ

無論、日本人は男女でもそんなに人前でラブラブなことをしない、

そんな国民性であることも分かっていく必要がある

 

男同士で手をつないで歩いていて、

「お前ら気持ち悪い」と暴行を受けた、

何かを投げつけられた、

そんな話があれば警察に訴え出ればいい

 

私は日本においてはそんな野蛮な話は聞いたことはない

 

石川さんを始めとする活動家の皆さんは

「できない」ことは「社会のせい」だと頑なに信じている

でも違う、

「できない」ことの大半は自分で抑制している「だけ」の話だ

 

さらに法律上想定していないもので「できない」ことを

勝手に「おかしい」とか言って、

役所に行って「何で婚姻届を受理しないんだ」と大迷惑をかけたりする

 

石川さんがご熱心に応援されている

青森市議会議員に立候補されてる方って、

まさに2014年に青森市役所で大迷惑をかけた方だよね

 

同性愛者ら性的少数者や性暴力被害者の支援を行っている青森市のAさん(46)とBさん(29)の女性同士のカップルが5日、青森市役所に婚姻届を提出した。同市は憲法を根拠に受理せず、2人の求めに応じ不受理証明書を発行した。

2人は「性的少数者の存在に目を向けてほしい、婚姻制度を使えない人がいることを知ってほしいと思い提出した。不受理の判断が出たここからが始まりだと思う」と話している。

憲法24条1項で「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」(原文のまま)と記されており、性的少数者のサポートを行っている「岩手レインボー・ネットワーク」代表の山下梓さん(31)は「公に婚姻届を提出する同性カップルは今回が国内で初めてではないか」と話している。

2人は同日午後、各地から駆けつけた支援者ら10人と青森市役所を訪れ、婚姻届を提出した。 本来の書式のほか、「夫」「妻」の項目を消したものなど計3種類の婚姻届を提示。 市は本来の書式を受け付けた。 市は約1時間後、不受理の判断を2人に伝え、その後、「日本国憲法第24条第1項により受理しなかったことを証明する」と記した不受理証明書を発行した。《東奥日報

 

この記事ではAさんBさんになっているが、

http://douseikon.net/?p=89

上記リンク先の記事を読めば

岡田実穂さんと宇佐美翔子さんであることが分かる

 

だいたいこの2人だって、

養子縁組をしない理由が分からない

日本には日本なりの同性愛者の生き方ってのがあるのだ

 

単なるクレーマーにしかみえないし、

こんな方を応援しているのが石川大我氏である

 

 

 

 

なあなあ、

石川大我さん、言ってみなって、

うちらホモが日頃からどんな差別を受けてるの?

 

あんたもLGBTの代表者面してあっちゃこっちゃと出向いてるんだから、

たまには当事者の方を向いて話をしてみればどうかね?

 

ついでにあんたは「生産性」があるのかね?

いったいあんたは何にそんなに怒っているのかね?

 

あんたの落ちぶれていく様子を眺めるのは、

かつての読者としては本当に情けなく、辛いものがあるよ

 

石川さん、あんた本当に一度自分が書いた本を読んでみればどうかね?

25歳の自分と向き合ってみたらどうかね?

あんたが「仲間」と記した人は

今も付き合いがあるのかな?

 

そうそう、石川大我さん、もう一つ教えてよ

 

あなた、20年近くゲイとして表立って活動されてるけど、

当事者のために何かひとつでもやりとげたことがあるのかね?