うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

「ホモは気持ち悪い」なんて言う奴はホモだと思ってりゃいい

今日もホモのひとりごと

 

   ◇

 

この世の中には何かと攻撃的な人というのがいる

 

とにかく口が達者というか、悪いというか、

私はこれまで多くの職場をみてきたが、

どこの職場にも必ず存在した

 

正直いって、「害虫」と言っていい

ならこの「害虫」が休みの日には、

「害虫」を攻撃する別の害虫が現れるもので弱ったものである

 

 

 

こういった害虫をやり過ごす、

唯一の方法は「憐れみの目」でみることに限る

 

太っている方に「あのデブ」云々という方の腹はたいがいゆるい

髪が薄い方に「あのハゲ」云々いう方の髪はたいがいやばい

周囲の目を顧みず、部下をどなり散らす上司は100%仕事ができない

 

よくよく見てればそんなものである

 

そういったことに気づき

心の中で「気の毒なー(富山弁)」と思っていれば、

だんだん害虫の存在が気にならなくなる

 

   ◇

 

では、攻撃が自分に向いてきたらどうするか

 

私はもともとヘビースモーカーであったもので、

喫煙室から仕事に戻ると、

諸先輩方に「おまえ、タバコくせえんだよ」

とあたりまえのように言われた

 

タバコを吸えば臭くなる、

それくらいのことは私に限らず多くの喫煙者も自覚している

客商売ならマウススプレーをするなどの配慮もする人もいる

 

ただ、喫煙という行為は

別に法律違反をしているわけではない

あくまで休憩時間に喫煙室に行ってタバコを吸っているにすぎない

 

にも関わらず、あえて喫煙者に「臭い」と人にいう神経が分からない

 

多くの人はいろんな匂いを発しているものだ

私は女性の化粧品の匂いも苦手だし、

男性の整髪料の匂いも苦手だし、

汗臭いのも苦手だ、

でも、あえて口にはしない

それは「お互い様」と分かっているからだ

 

ところが今の日本では喫煙者に対してだけは

「臭い」とそれこそ人権侵害ではないかと思える一言を

みんなして平気で口にする(笑)

 

まっとうな方なら仮に喫煙者を臭いと感じても

「俺、息子に父ちゃんの口がタバコ臭いって言われたのがショックでやめたんだよね」

といったやんわりとした言い方をする

そんな言われ方をすれば喫煙者も「やめてみようかな」と考えるきっかけになる

でも「臭い」としか言われなければ反発しか産まない

 

とある職場の上司なんてめちゃくちゃひどかった

「おまえらが入ってくるだけで部屋の空気が悪くなる」

「あー、タバコくせー、気が散るー!」

と、毎日こんな感じである

 

あまりにもしつこいもので、

私はある日、その上司に対し、正直に言った

「◯◯さん、いっつも私らのこと臭い、臭いっていいますけど、◯◯さんの口臭もかなりのものですよ、ご存知ですか」

その瞬間から、その上司による喫煙者バッシングはやんだ

 

攻撃的な人というのは

何かしらのコンプレックスを抱えているものだ

それをごまかすためにあえて攻撃に徹している

そのコンプレックスを指摘されることにはことごとく弱い

 

   ◇

 

つい先日まで「私は弱者」と涙ながらに訴えていたような人が、

突然、攻撃的になることもある

 

LGBTの活動家なんてその最たるものである

何で急に活動家が攻撃的になったのかと言えば、

コンプレックスというよりは

「やましいところがあるから」に尽きる

それ以外の理由はない

 

 

 

職場や学校において

ちょっと女性的な仕草や喋り方をする男性に対し、

「あいつホモっぽいよな」「気持ち悪い」なんていう輩がいる

 

よくLGBT関連の調査で「職場で差別的発言を受けた」だの「聞いた」だのいうのは

恐らくこういった言葉なのかもしれない

 

私はそういった言葉を耳にするたびに

「実はホモは俺なのだ、ふふふ、大丈夫、おまえには絶対だれも手を出さないから安心しろ」

と思うようにしてきた

 

だいたい人のことを悪くいう奴にイケメンなんて存在しない

着替えや風呂場で身体を拝見すれば100%エロとは無縁である

頼むからこっちがときめくような身体になってからホモを馬鹿にしろ、と、

つい喉元まで出そうになる

 

しかしながら最近思うのは、

彼らは自分たちのうちに秘めたる同性愛の部分を否定するために、

そんな言葉を発しているのではないか、ということだ

 

会社内にそういった言葉を発する人がいれば、

少し意識して観察してみるといい

意外と新入社員の男性に対する視線が熱かったりする(笑)

 

   ◇

 

ネットの世界、

ヤフコメや掲示板にも「ホモは気持ち悪い」「◯ね!」そういった言葉が溢れている

 

私は長らくこういった書き込みはストレートの方の正直な意見だと考えていた

そして「ホモが気持ち悪い」というのは「蛇が気持ち悪い」というのと変わらない、

感覚的なものだとも考えていた

 

しかしながら冷静に考えると、この書き込みの主は

わざわざLGBT関連の記事を開いたり、

掲示板のスレッドを開いたうえでコメントを書き込んでいる

これはどういうことなんだろう

 

例えば私はヤフーニュースで興味のない記事を開くことはない

サッカーの記事、バスケットの記事、東京のグルメ記事、アイドルに関する記事、

いずれも興味がないから開かない

興味がないから「サッカーは分からない」なんてコメントを書くこともない

大半の方はそんなものではなかろうか

 

無論、アンチの方が書き込むことはあるだろうけど、

それはあくまでトップページに掲載されるようなニュースに対してだろう

LGBT関連の記事なんてよほど探さないと出てこない

 

では、どういった人がLGBT関連の記事や掲示板に

わざわざ「ホモは気持ち悪い」と書き込むのだろう

 

それは先述のように自分の中にある同性愛の部分を否定している人たち、

またはゲイのコミュニティに馴染めなかったゲイ、

すなわちゲイを恨んでいるゲイ、ではなかろうか

 

ストレートの方がわざわざLGBT関連の記事を開いたり、

掲示板でスレッドを探しだし、

「ホモは気持ち悪い」などと書き込む理由などどこにもない

 

また、ふつうの人は第三者に「気持ち悪い」なんて言葉を発することはない

せいぜい「理解できない」であろう

この時点で病んでるとも判断できるし、

さぞかし恨みが強いとも判断できる

 

自分の中にある同性愛の部分を否定する方なら

「気持ち悪い」と書き込むことにより自己否定して終了かもしれないが

ゲイを恨んでいるゲイというのはタチが悪い

こういった方々が活動家になっていくのだろう

 

だから楽しく生きてるゲイが目障りで仕方ない

大変申し訳ないが、

ゲイの活動家にひとりもイケメンがいないのもそういった理由があると思われる

レズビアンの活動家はまだ美人が多いような気がする・笑)

 

また、石原慎太郎みたいな爺さん連中の中にも

「ホモは気持ち悪い」といった発言をする奴がいる

 

すっかりホモ嫌いな印象がある石原慎太郎であるが、

実はホモである可能性だって十分ある

自分の本性をごまかすために、あえてそういった発言をしていることは、

十分に考えられる

無論、本当のことは分からない

 

ま、何せ世の中には不快に感じるような

攻撃的な言葉を発するような方はごまんといる

いちいちこれを「差別的だ!」なんて反発してたら

もはや生きていけない

 

攻撃的な人をやり過ごすには

「憐れみの目で見る」これに限るのだ

 

その瞬間に石原慎太郎が憐れな爺さんに思えてくるし、

ネット上でホモに対する悪口を見かけても

職場でホモを馬鹿にする言葉を耳にしても

「ああ、この人はゲイの世界に馴染めなかったのだなあ」、

「気の毒なー」と思ってやればいい

そうすればいちいち腹もたたなくなる

 

腹を立てるなんていう行為は時間のムダでしかない

「差別だー」と騒ぎ立てても無駄な話である

人を馬鹿にした連中は報いを受けるようになっている

 

   ◇

 

そして活動家のみなさまも、

世間から「憐れみの目で見られている」

そんなことにぼちぼち気づいた方がいい

 

あなた方がもはや引き下がれないところまで来ているのは分かる

けど、あえて言わせていただきます

ぼちぼち振り上げた拳をおろしてみませんか

あなた方が持ってる「やましい」部分を突かれると、

本当に立ち直れないくらいのダメージをくらいますよ

 

そのうち周囲から誰もいなくなりますよ

 

ま、振り上げた拳をもはや下ろせないくらい、

あなた方が追い詰められているのは存じているつもりです

最後にもうひと暴れして、

惨めに散るのもいいかもしれません

 

合掌