うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

前略、自民党さま

ジャックさんの「自民党はLGBT活動家に利権という名の餌を与えてはならない」という記事を拝見し、

そうか、自民党LGBT理解促進法を目指していたのか、

そんなことを思い出し、

頭がクラクラしてきた

 

そもそも論でLGBは性的指向に関することで

Tは性自認に関することなのであるから

LGBとTの方では抱えているものがあまりにも違いすぎる

 

一緒くたにした法律の制定そのものがおかしい

 

Tの方の問題をさぞかしLGBも抱えている、

そんな活動家による吹聴が昨今のおかしな風潮を生み出していることに

いい加減に自民党も気づいてほしい

 

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http://lgbtrikai.net/index.html

 

野党が推し進めているLGBT差別禁止法にはLGBT法連合会、

自民党が考えるLGBT理解推進法にも特定のアドバイザーなり団体が絡んでいる

一見別々の団体が推し進めているような気がしなくもないが、

自民党LGBTに関する政策、

性的指向性自認に関するQ&Aにはこんな記述がある

 

Q10.当事者の方はどのような困難を抱えているのですか?

A10.当事者の方は、社会、職場、学校等において様々な困難を抱えており、いじめや疎外、虐待のほか、雇用等において不当な取り扱いを受ける事例もあります。当事者団体の連合組織である「LGBT法連合会」は、9分野264項目に及ぶ「性的指向および性自認を理由とするわたしたちが社会で直面する困難のリスト(第2版)」を公開しています。また、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、日本全国の学校生徒や教職員等に聞き取り調査を行い、日本の学校での性的指向と性同一性等に基づくいじめと嫌がらせ、差別の現状、そして教職員等が不適切な対応に終始していることを明らかにしました。具体的な例として、市民団体「QWRC」が発行しているパンフレット「LGBTと医療福祉<改訂版>」では、「LGBTと虐待」の項目を引用します。

 

ここにLGBT法連合会やらヒューマン・ライツ・ウォッチみたいな団体名が出てる時点でアウトなのよな

ヒューマン・ライツ・ウォッチについては2年前に当ブログでとりあげている

 

yopparae.hateblo.jp

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは「いじめに遭うLGBTの子どもたち 保護されず」と政府を批判しているのだが、ならこれがどういった調査を行ったかと言えば

ヒューマン・ライツ・ウォッチは全国14都府県で、数十人のLGBTの子ども・生徒及び最近学校を終了した若者たちから、詳しく話を聞いた。聞き取り参加者とは、カウンセラーや支援者の紹介で、またはFacebookTwitterで拡散したアンケート調査を通して出会った。

である

要するに悩んでいる人間に「しか」話しを聞かず、みんな悩んでいます、

みたいなことを平然と述べている訳だ

おまけに調査対象は数十人、LGBとTの内訳も明らかにしていない

 

こんないい加減な調査と先の記事で書いたLGBT法連合会の考えが自民党側の根っこにある

 

また、理解推進法側の団体には愛媛県の某中学校のLGBT教育に絡んでいる方がいらっしゃる

この方についても私は以前の記事で取り上げている

活動家のいう「LGBTの正しい知識」って何なんだろ

 

ジャックさんのおっしゃる通りで、

LGBT活動家に利権という名の餌を与えてはならないのだ

 

 

 

前略自民党さま

 

私は地方に生きる40代の男性同性愛者です

 

今、自民党では「LGBT理解促進法」の制定などというものを考えているそうですね

 

LGBTを一括りにして法で守る、

ということは、

私たちは単なる同性愛者であるにもかかわらず、

日本という国から弱者認定されるということにほかなりません

 

日本には古くから「男色」なんて言葉が存在しますし、

小学生でも「ホモ」や「オカマ」といった言葉を知っている

(今の子たちはどうか知りませんが私の世代だと知ってました)

ということは社会になじんだ存在である何よりの理由だと思います

 

また、日本には新宿2丁目や大阪の堂山など

いわゆる「ゲイタウン」が公然と存在しています

本当に日本において同性愛者に対する差別があるのなら、

存在そのものがおかしいでしょう

 

自民党LGBTに関するわが党の政策について、

で以下のように述べています

 

「しかしながら、現在、性的指向性自認の多様なあり方について、社会の理解が進んでいるとは必ずしも言えず」

 

これ、なぜだか分かりますか?

 

なぜなら私たちのような一般当事者はいわゆる「LGBT」なんかの蚊帳の外にいるからです

また、当事者側が理解なんて求めていないからです

 

テレビに出てくる男性同性愛者はほぼ間違いなく女装しているか、

オネエ言葉を話します

メディアがLGBTを取り上げると、話を聞く相手は常に活動家です

これは自民党も同じですよね

絶対に、不思議なくらい、一般の当事者から話を聞かない

 

実はこのおかげで、多くの男性同性愛者(ゲイ)は

あえてカミングアウトしなくても気楽に生きていける状況が生れています

なぜならメディアが取り上げるゲイの姿と

一般当事者であるゲイの姿があまりにも違うからです

 

私の実体験です

私が地元の同級生にカミングアウトしたとき、

相手はこういいました

「おまえ帰ったら女装してんの?」

 

実はこんな感覚の方、多くないですか?

ゲイ=女装

 

私が母にカミングアウトする直前、

母は実の妹から

「娘(私の従姉妹)はレズビアンかもしれない」そんな相談を受けていたそうです

さらに何処かの国のドラマで、

息子からカミングアウトされた母、のような話を見て

「あー、これは辛いなあ」と感じていたそうです

にもかかわらず、

自分の息子が同性愛者であるとは一切考えなかったそうです

 

私は多くの方にカミングアウトしてきましたが、

みんなして言うのは「まさか」です

言わなかったのは父だけです

従来持ち合わせていた男性同性愛者のイメージとあまりにも違うというのは

実際に私が言われてきたことです

 

多くの方が同性愛者がいることは知っているんです

でも隣にいるとは考えもしないんです

だからこそ私たちは意外なほど気楽に生きていけるのです

活動家の言い分を真に受けられても困ります

 

◻◻◻

 

ほとんどのゲイはオネエ言葉を喋りませんし、

女装もしません、

見た目の喋り方も単なる男です

(仲間内でオネエ言葉になる子はいます)

単に男が好きなだけです

 

普通に学校に行き、普通に仕事をし、普通に納税しています

誰にも言えず苦しんでいるというのは

活動家が作り出したイメージにすぎません

 

性に関する悩みなんて思春期にはみんなあることでしょう

また性に関することなんてあえて学校や職場でいうことでもないでしょう

なぜ同性愛だけが特別視されないといけないのでしょうか

 

学校や自治体に相談できる場所が必要なんてことを活動家は言いますが、

セックスに関する悩みを相談できる公的な場所なんて

どこにもないですよね

 

性に関することなんてみんな自分で考え、学び、乗り越えて行くことですよね

同性愛だって同じです

要するに利権目当ての活動家たちが

自分たちの利権のためにそんなことを言っているだけです

 

そもそも活動家がこれまでやってきたことで

実際に同性愛者のためになっていることなんて何ひとつありません

 

憲法改正して同性婚を求めるのなら賛同する声もあるでしょうか

彼らは不思議なほどに憲法改正反対派なもので、

同性婚にはいっさい触れなくなりました

そのかわりに取り組んだのが同性パートナー制度ですが

申請者数は微々たるものであることはいうまでもありません

 

またLGBTトイレなんておかしなものを作ってますが、

ようやくこれも最近おかしいという声が上がってきた

 

彼らの言い分が当事者の声の代表でないことは

多くの方が気づき始めているのではないでしょうか

 

LGBTは悩んでいる、苦しんでいる、

そういった彼らの主張に疑問を持つことも必要かと思います

 

男性同性愛者に関して言えば

ゲイであることに悩んだ時期もあるでしょう

でも自らをゲイであると受け入れた上で、

前向きにゲイライフを楽しんでいる、

そんな方が大半ではないでしょうか

 

はたしてこれが法律で守るべき存在なのでしょうか

いまいちど冷静に考えてほしいのです

 

法律に明記されるということは可視化につながります

親が「もしかして自分の息子は」なんていうきっかけを与える可能性もあります

私の母と同様、ほとんどの親は自分の息子が同性愛者であるかもなんて

考えもしないと思います

 

自民党の先生方もそうではないですか

LGBTについて学んでいても、

自分の息子や娘、秘書の方が当事者であるかもなんて考えたことはないでしょう

それくらい、メディアと活動家によって作り上げられたイメージ

(女装している、オネエ言葉、悩んでいる、苦しんでいる)

と一般当事者の姿は180度違うのです

 

あくまで私の知る限りですが、

大半のゲイに関しては「理解してほしい」なんて考えていないのではないでしょうか

 

また、多くの方がゲイであることを公言してSNSをやっています

差別があるならこんなことができるはずがありません

 

そしてふつうに生きている同性愛者を攻撃するのは

残念ながら同性愛者自身、

活動家とそのシンパです

彼らはわざわざ「差別」を作り出しているのです

彼らは同性愛者が幸せに生きていると困るのです

これは現在の私たちに降り掛かっている唯一の問題なのかもしれません

 

そして、国会議員ともあろう方々が話を聞いているのは

残念ながら同性愛者を攻撃している側の人たち、

同性愛者が幸せに生きていくのが困る人たちです

 

そんな人たちの言い分を聞いているから

LGBT理解促進法」なんていうおかしな法律を考えることになるのです

 

仮に彼らの言い分通り学校でLGBT教育なんてやって、

「40人いるクラスに8%当事者がいる」なんて言えば、

3人は当事者がいる計算になります

絶対に当事者探しが始まりますよ

 

それがどれだけ残酷なことか、

考えたことありますか?

 

自民党さん、

今回の杉田氏の寄稿は一般当事者からみれば正論なんです

私たち同性愛者は何ひとつ特別扱いされる存在ではありません

今一度考え直さなければならないのは自民党の方です

 

本当に国なり行政の支援が必要なのは

Tの中のさらに一部の方々です

そういった方々を守る法律の制定は必要でしょう

 

ぜひ、活動家ではない一般当時者の声にも耳を傾けてください

お願いいたします

 

無論、これも同性愛者の一意見にすぎません

 

長々と失礼いたしました