うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

新年早々、ホモのひとりごと

 昨年末から、某男性歌手のことをまるでLGBTであるかのように

連想させる記事が目につくようになった

 

検索で引っかかっても弱るので

あえてイニシャルに変更して転載する

 

以下フライデーの記事

 

HKの覚悟を見た――。

紅白歌合戦20年連続出場、日本レコード大賞受賞(‘06年)など、輝かしい実績を誇る“演歌界のプリンス”HKが中性的な魅力を爆発させている。

序章は8月に行われたプロ野球東京ヤクルトスワローズ×阪神タイガースの始球式。ムダ毛の一切ない“美脚”を大胆露出したショートパンツ姿で登場し、球場全体を驚かせた。

HKは演歌と並行して、ビジュアル系ロックアーティストとしても活動を開始。妖艶衣装に身を包み、演歌の時とはまた違った味わいをファンに提供している。15年来の女性ファンはこう話す。

「最初どうしちゃったんだろうと思いましたが、K君がやりたいことなら応援します」

HKも今年で42歳。演歌界では山内恵介や三山ひろしなど「ポストHK」と呼ばれる後輩が次々と現れている。音楽関係者の話。「加えて、韓国アーティストの人気も凄い。HKさんのファンも少なからずそっちに流れてしまっている。所属レコード会社の幹部もファン離れは気にしていた」

突然のイメチェンにはそうした背景があるのかもしれないが、11月25日にインスタグラムで公開したウェディングドレス姿と、「週刊新潮」の告白記事は、HKが抱える内面的な葛藤を表していた。

新潮でHKは、「男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃう」と発言。ウェディングドレス姿も大反響で、未婚女子からは「まさかHKに先を越されるとは思わなかった」という声が相次いだ。

極めつけは12日に行われた毎年恒例の特別公演。HKは英ロックバンド「クイーン」の名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の日本語訳バージョンを熱唱し、「(ボーカルの)フレディ・マーキュリーが抱える孤独が心に響いた」と述べた。

フレディは同性愛者で知られる。現場取材した記者は同曲をチョイスしたHKの心情を推し量ることはできなかったという。ならばと、HKをよく知る音楽関係者が解説する。

「イメチェンはHKさんの“覚悟”が現れている。実は、今回のような路線は10年以上も前からHKさんが事務所に対して訴え続けていたこと。しかし、事務所はファンのことを考え、必死に止めていた。彼にしてみれば、悶々としたまま10年以上過ぎてしまったことになる。デビュー20周年を迎え、ここらが限界。ついに爆発したと言っていいだろう」

舞台裏の“温度感”を探ってみても、HKと事務所サイドが密に連携して今回のことを仕掛けたというよりは、HKが、事務所を引っ張る形でグイグイ進んでいったような印象を受ける。

「事務所にとってHKは長年の稼ぎ頭。辞められたらシャレになりません。そこは“あ・うんの呼吸"で、HKを信じてやるしかない」(同・音楽関係者)

こうした変化について、長年取材してきたスポーツ紙の記者が語る。

「HKさんは女子よりも美意識が高く、お肌もスベスベです。報道陣には常に礼儀正しく、高齢記者の手を取って階段の上り下りをすることもある。HKさんが自分らしくありたいのであれば、それでいいのではないでしょうか」

今年も暮れの紅白歌合戦に白組として出場予定のHK。一体どんなステージを見せてくれるのか、注目だ。

 

 

 

この記事には週刊新潮」の告白記事とあったから

該当の週刊新潮の記事も確認してみた

HKさんの発言部分だけを抜粋する

 

小さい頃は、ナヨっとして女の子っぽかったから、よく「オンナ!」とか「オカマ!」ってイジメられて苦労したこともあった。「そういう風に言われてきたから、自分をさらけ出したらダメだと。

お芝居をやっても男の子らしくしよう。とか、「みんな一緒にさせる」という世間のルールに沿って生きてきた。どうしても、人と違っていると貶められ、イジメられるのが日本じゃないですか。

だからデビューさせていただいてからも、演歌の世界で、男の世界で生きていこうとやってきたけれど、「なにか違うと思っていて...。私には私の生き方があるし、みんなはみんなの生き方がある、それでいいんじゃないかって。

 

ミニパンでしょ。自分で言うのもなんだけど、アタシ足がきれいなの。キレイすぎて困っちゃうわ(笑)。(容姿がフェミニンになってきたことについては)ええ、よく言われます。キレイと言われるのは嬉しいけど、逆にブスって言われるのはつらい。性格ブスにもなりたくないから。悪口でも何でも受け入れられる度量のある人になりたい。

 

やっぱりデビューして3年経ったことが大きい。自分の中で、10年じゃまだ生意気だけど、20年でようやく歌手として成人を迎えたような感じがしてきて。

これまでは、本当の自分を出さないように、出さないように生きてきた。女性っぽさとか透明感とか、美について自分は色々な見せ方を持っていても、出しちゃダメと思いながら、精一杯頑張ってきた。けれど、素直な気持ちを言わず生きてきたって思いも募って......。

みんなが求める「HK」に徹してきたけど、10歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。そもそも演歌というのは様式美、つまりこうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない「自分の性分」というものもあってー。

 

美輪明宏さんも、自分と同じ九州の出身で、長崎では“女っぽい”からって色々イジメにもあっていた。そういう話を聞いていたので、昨年から「ヨイトマケの唄」をカバーさせていただくようになったんです。でも、世間が求める「HK」の姿とは違う。あくまで「演歌の王道」を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて......。

 

子供時代は、ナイーブだったし貧乏だったから。自分は生きていちゃダメなんだと思ってしまうくらい、コンプレックスを抱え続けてきた。もちろん、これまで歌わせていただいてきて本当に有難かったんですけど、楽しいと思えたことは正直なかったのかなって。周囲のプレッシャーがあって、期待に応えようと思うほど、体調を崩したり具合が悪くなって、パニックを起こして精神的に落ち込んだりしたので......。

 

そこは事務所の社長も、Kちゃんらしく生きていった方がいいね、って言ってくれた。社長は海外で暮らしていたこともあって寛容な人。それはすごく有難いことで、みんなが支えてくれて、本当の自分のことを理解してくれた。ファンの皆さんにも感謝、只々感謝の二文字です。

だから20年経ってようやく歌が楽しいと思えるようになった。今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ。自分という存在が裸になっても、「私らしく生きていればいいじゃない。より自分らしく生きることが大事で、そうなった時本当に輝けるのだと思う。

とにかく日本中のみんなが、「HK」ってどこかアレしているけど、ああいう人みたいに生きていけるかも、頑張れるかもって思ってもらえればいい。今までの苦難も含めて全部をさらけ出し、歌にのせて表現することで、こんな私でもここまで頑張って生きてこられたんだ。そう伝えるのが歌手としての使命人生の後半は、それを表現していく生き方をしたいなって。

30過ぎてどう生きるかと考えた際、もう世間にどう言われようが、足蹴にされようが、しっかり確信をもって表現していこうと決意した。もちろん、今後もみんなが求める「HK」もやっていきたいけれど、ひとつの色だけではまとめられない。さまざまな色を出しながら、表現していきたいなって思うんです。

 

フライデーが取り上げているこの新潮の記事を読む限り、

HKさんは「自分らしく生きていきたい」と言ってる「だけ」なのよな

 

この記事で、HKさんは「自分の性に違和感がある」とも、

「男性が好きだった」とも一切述べていないのだ

 

「男らしさ」を強要されて辛いノンケ男性なんていくらでもいるだろう

 

 

 

しかしながらフライデーの記事は

「フレディは同性愛者で知られる」と、

わざわざHKさんも同性愛者であるかのような印象操作を行っている

 

 

続いてスポーツ報知の記事

みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

デビュー20周年を迎え、20回目の出場となったHK(42)は「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露する。

今年、様々な意味で「限界突破」したHK。5月にYouTubeで公開したアニメ映画「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」の歌唱では細い眉にメイクの妖艶な外見が大きな話題となり、再生回数400万回超。

8月のヤクルト―阪神戦の始球式には登場した際にはムダ毛が全くない生足のショートパンツ姿を披露。同月に日本テレビ系「スッキリ」生出演の際、自らを「あたし」と呼称し、話題にもなった。

11月にはインスタグラムも開設。ドレス姿などを披露し、話題を呼び続けている。

この日もばっちりメイクし、マニキュアも黒で決めて登場。「今回はすごいことになるんです。リハも緊張で震えちゃって」と取り囲んだ取材陣に震える手を見せつけた。

「言えないんですけど、演出が大変なことに。紅組のような、白組のような。皆さんが期待してくれるようなものになると思います」と続けたHK。

様々な新しい姿を見せた今年について「今までイメージされていたHKというイメージをぶち壊したかった。自分らしく、ありのままの姿で自分を表現したい。カテゴライズされたり、人にあてはめられてやるのは苦しいので、今年初めにありのままの自分、本当の自分を表現しよう! 持っているものを全部、表現しようと決めたんです」と一気に話した。

さらに「限界突破で、このドアを開こう。誰も切り開いていない道を1人で切り開くのは大変だけど、摩擦とか怖がっていたら、次のドアは開けない」と熱弁。「K君にはさよなら。Kちゃんとして、より自分らしく、ありのままの姿で紅白で輝きますから」と笑顔で決意表明していた。【スポーツ報知】

 

この記事はヤフーに転載されていたものであり

この後には様々な方がコメントを寄せられているが、

記事の中にはまったく「トランスジェンダー」「ゲイ」といった言葉がないにもかかわらず、

コメントの方には「トランスジェンダー」「ゲイ」などといった言葉が散見されるのが何とも興味深いところ

 

HKさんは「ばっちりメイクし、マニキュアも黒で決めて登場」して、

「今までイメージされていたHKというイメージをぶち壊したかった。自分らしく、ありのままの姿で自分を表現したい。カテゴライズされたり、人にあてはめられてやるのは苦しいので、今年初めにありのままの自分、本当の自分を表現しよう! 持っているものを全部、表現しようと決めたんです」

と述べているものの、

別に自分がゲイであるともトランスジェンダーであるとも述べていない

 

これは先のフライデー、新潮の記事にも言えること

 

単にメイクをしたかった「だけ」かもしれないのよな

 

しかしながらコメントを寄せられている大多数の方が、

彼のことを「トランスジェンダー」あるいは「ゲイ」だと思っているように感じる

 

 

やはり、これが世間が考える「LGBT」なんだろうな、とも思うし、

この記事を書いた記者も「読者がそう考える」と期待していたのだろう

 

というのも紅白歌合戦の後、

1月1日付けの記事にこんな記述があるのだ

 

今回のリハーサル後の取材でも1年間に渡って中性的な魅力を振りまいてきた、その口から、なんらかの“カミングアウト”があるのではないかと、集まった記者たちは口々にうわさし、待ち構えていた。

https://hochi.news/articles/20200101-OHT1T50076.html

 

「なんらかの“カミングアウト”」

 

LGBTと断定していないからOKという話ではなかろう

 

こういった低俗な記事を、東スポでもゲンダイでもなく、

読売新聞系列のスポーツ報知が書いてしまう、ということに、

マスコミの質の低下を感じてしまう

 

一方で興味深いのは、こういった記事に対して

LGBT界隈が何ら「反発」していないことか

 

この報知の記事に「LGBT」に関するワードが一切でてこないにもかかわらず、

反応が「LGBT」に関するものであるのだから

この記事は「HKさんは性的少数者である」という印象操作を行っている、といえる

 

本来ならLGBT界隈が「遠回しなアウティングにあたるのではないか」と抗議しても

何らおかしくない

 

だいたい、LGBT法連合会が昨年発表した

「LGBT報道ガイドライン」には以下のような記述がある

 

性に関わる話は、人の尊厳と、時に命にも関わります。取材者は人の内面に踏み込む繊細な取材であることを肝に銘じましょう。また多様な性についての公教育が行われていない現状では、取材者自身が無自覚なまま誤解や偏見を抱えている可能性があります。

取材者は「自分は理解がある」などと思い込まず、謙虚に学んだ上で、十分な理解と最大限の配慮のもとに取材に臨みましょう。一度世の中に出た内容は取り消すことができません。取材を受ける側は、報道によって世の中に課題を伝えられるメリットもあるが、デメリットもあることをよく考えましょう。

 

自分の性のあり方を自覚し、誰かに伝えることを「カミングアウト」と言います。LGBTの当事者にとって、依然としてカミングアウトは極めて困難な状況です。なぜなら、自らの性のあり方を明らかにすることによって、より一層の差別や偏見を受けてしまうことが懸念されるからです。

「一般社団法人社会的包摂サポートセンター」がまとめた専門電話相談の2016年度の報告書においても、学校や職場において自らがLGBTであると明かしている人は16.1%に過ぎないという結果が出ています。また、本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露してしまうことを「アウティング」と言います。

アウティングは、プライバシーの侵害につながり、生命に関わる程の深刻な影響をもたらす可能性があります。裁判の事例もあり、取材をする/される際に、アウティングとならないよう細心の注意が必要です。

 

アウティング」はその人の居場所を奪ってしまいプライバシーを侵害してしまう恐れがあります。アウティングを防ぐために、取材対象者がどの範囲にまでカミングアウトをしているか確認しましょう。

「性」に関する表記の仕方に注意しましょう本人の性のあり方は本人しか決められません。相手の性のあり方を決めつけず、本人の表現を尊重しましょう。

過去の記事に頼らず、書き方を変える場合は本人に確認をとりましょう。自分の性のあり方を基準にしないようにしましょう。

例えば「(LGBTではない)ふつうの人」という表現や同性愛を「禁断の愛」と表現する等、異常・異質なものとして位置付けないよう注意しましょう。掲載された情報がどのような媒体に掲載・転載されるかを伝えましょう。

 

私には、上記3本の記事ともこのガイドラインとやらに配慮しているとは、

とても思えないのだ

それとも有名人相手ならこのガイドラインとやらは適用外なのだろうか?

 

某国会議員など、紅白でレインボーフラッグを背景に歌った

MISIAさんについての感想を述べているにもかかわらず、

わざわざHKさんの名前まで引っ張り出してツィートしている

 

本当にこの人は国会議員としての自覚があるのだろうかと、

長年にわたりファンを公言してきた私としては情けない限りである

 

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気づけば2020年、令和2年になっていた

 

けど、去年のお正月はまだ平成31年1月1日だったわけで、

去年の今頃は「れいわ」なんて年号になるなんて

まったく考えもしていなかったのよな、

なんて考えると妙な気分になってくる

 

今年の正月は旦那と友人とまったり過ごした

 

奥飛騨の温泉で1泊して、翌朝高山市内へ

訪ねたお寺に掲げてあったのが以下の「お言葉」

 

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「自分だけが我慢していると思っていて 相手から我慢されているということが わからないのです」

 

これ、LGBTのことよね(笑)