うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

石川大我先生と尾辻かな子先生の根本的な違い

以前、私が敬愛してやまない立憲民主党の石川大我参院議員は

桜を見る会」に関する一連の騒動の中で

産経新聞の取材に対し以下のように答えている

以前にも取り上げた話であるがあえて再掲する

 

石川大我参院議員の回答は次の通り。

ホテルニューオータニ東京の宴会でのすし提供がホテル内の「銀座 久兵衛」であることは、私のパーティーの見積を依頼した際、ホテル側から当方の事務所が説明を受けたものです。

最初の私のツイートは「ホテル内の久兵衛のすしも振舞われたという」と伝聞形式でツイートしており、断定したものではありません。見積の際に上記の件が確認できたので、2回目のツイートをしました。誤解を与えたのであればおわび申し上げます。

本件は、久兵衛のすしの提供があったかどうかではなく、どのような経緯、方法で安倍事務所がとりまとめたのか、「前夜祭」では会費5千円で提供されたものが適切であったかどうか、だと考えます。このような「桜を見る会」に関連するいろいろな疑問については安倍首相の責任であり、首相自らが国会の場で具体的に説明することを強く求めるものです。

 

ちなみに、これがどういった質問に対する答えかと言えば

以下のようなものになる。

 

(1)「銀座久兵衛」主人の今田洋輔氏は「うちのすしは(前夜祭に)出していない」と証言している。久兵衛のすしが出た確証はあるのか?

(2)久兵衛側がすしを提供していなければ、不確かな情報でメディアを巻き込み、政権批判をした「偽メール事件」を思い出す。謝罪や議員辞職などの対応をとるか?

(3)石川氏が、ホテルニューオータニ側に「見積もり」を依頼した際、「安倍首相の桜を見る会についての調査」とことわりを入れたのか?

(4)宴会などの開催予定もないまま「見積書」を出させたなら、「オータニ側への業務妨害になるのでは」との声もある。どう考えるか?

 

(1)の質問に対する答えが

>ホテル側から当方の事務所が説明を受けたものです。

 

(2)の質問に対する答えが

>最初の私のツイートは「ホテル内の久兵衛のすしも振舞われたという」と伝聞形式でツイートしており、断定したものではありません。

(3)の質問に対する答えはなくて

(4)の質問に対する答えが

>私のパーティーの見積を依頼した際、

 

ということであろうか

 

それにしてもまわりくどい回答である(笑)

 

そしてこの回答のポイントは

(3)石川氏が、ホテルニューオータニ側に「見積もり」を依頼した際、「安倍首相の桜を見る会についての調査」とことわりを入れたのか?

の質問を完全に無視しているということだ

要するに「ことわり」を入れていなかったと暗に告げているようなものだ

ことわりも入れず、ツイッターにアップしてしまうのだから、

恐ろしい国会議員さんである

 

さらに

(4)宴会などの開催予定もないまま「見積書」を出させたなら、「オータニ側への業務妨害になるのでは」との声もある。どう考えるか?

の答えに詰まって

「私のパーティーの見積を依頼した際」なんてことを告げてしまったのだろう

 

ということは、石川大我先生は

別に結果としてニューオータニでなくとも

800人規模のパーティーを計画していたという大前提が必要となってくる

 

そんでもって石川先生、そのパーティーはいつやるのですか?

ずっとツイッターフェイスブックも拝見してますけど、

ぜんぜん告知もありませんね

 

まあ、見積もりをとられてすぐに開催という訳でもないでしょうけど、

遅くとも1年以内にはきっと開催されるんでしょうね

まさか2年も先の見積もりを今とるとも思えませんしね(笑)

 

石川先生はたくさんの方が応援してくださっているようですし、

パーティーをやればそれなりに大勢の人も参加してくれることでしょう

  

私もぜひ機会があえば参加したいものです

楽しみにしてますねww

 

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石川さんの選挙活動に関する動画を拝見して、

様々な方が石川さんを応援されていたんだなあと思う

 

そして、選挙活動を応援された方も、

石川さんに貴重な一票を投じた方も、

願いはただひとつ、「同性婚の実現」だったのではなかろうか

 

しかしながら、

石川大我先生が当選されてはや5カ月、

石川大我先生が同性婚の実現のために何か行動をしているとは、

私にはとうてい思えないのです

 

同性婚の実現」を訴えて当選した石川大我先生が、

一般的なニュースで取り上げられたのは

桜を見る会」の件くらいです

 

LGBTに関する記事を取り上げて感想を述べたり、

虹旗持って各地のイベントに参加したりなんて、

別に国会議員でなくともできることです

 

石川さんは「同性婚の実現のため」何をやっているのか、

行動で示す必要があるのではないでしょうか

 

 

 

石川さんと同じ立憲民主党レズビアンであることを公言されている

尾辻かな子先生がいらっしゃいますが、

尾辻先生に関しては前回の衆院選

別に同性婚の実現を訴えていた訳ではありませんし、

彼女のホームページを見ても、

別にレズビアンであることを売りにしている訳でもないのです

 

 

尾辻かな子さんに関しては、

国会議員がレズビアンだった、という前提がなりたちます

何より最初の著作「カミングアウト」にしても、

あくまで大阪府議会議員になってから書いたものです

 

そして尾辻さんは府議会議員時代の実績として、

以下のようなものを挙げています

 

ママチャリヘルメット
府議会議員時代、ママチャリに乗る子どもたちにヘルメットかぶるよう利用推進キャンペーンを提案し、実現。後に、道路交通法が改正されヘルメット着用が義務となる。

大阪府住宅供給公社ハウスシェアリング制度
血縁がない人同士でも入居できるように入居資格の変更を提案し、実現。多様な生き方に寄り添う住宅制度に。

発達障害
縦割り行政で連携不足であった発達障害児・者支援を、医療、保健、福祉、教育、大学、当事者団体、親の会等の関係者から成る発達障害者支援体制整備検討委員会設置へ後押し。

エレベーターがなかった府税事務所にエレベーターを設置。

誰もが安心して家を借りられるように、本籍や国籍のない入居申し込みカードの導入を提案、外国人の方々などを積極的に受け入れる賃貸住宅の情報提供制度の創設を実現。

児童扶養手当の減額に対し、47都道府県で一早く見直しに反対する意見書採択に尽力。
府の福祉のまちづくり条例に基づく適合証の交付手続きの合理化を実現。

自殺対策に性的マイノリティを入れ、相談窓口を掲載。

 

そうなんですよ、

尾辻さんに関してはLGBT云々の前に、

(あくまでご自身が述べられていることですが)

ちゃんと府議会議員としての実績があるんですよね

 

それに対し、石川さんは何か実績といえるものがあるのでしょうか?

 

石川さんのサイトを拝見しても、

ウィキペディアを拝見しても、

これまで石川さんが何をやってきたのか、という実績が、

私にはどうしても見えてこないのです

 

尾辻さんと石川さんは年も同じで、

地方議員から国会議員に、と、

一見似たような生き方をしているように見えますが、

政治家としての出発点は根本的に違っています

 

尾辻さんはあくまで「府議会議員」が「レズビアン」であるとカミングアウトしたのです

これに対し、石川さんは「ゲイ」であることをカミングアウトしている方が、

たまたま区議会議員に当選した、というのにすぎないんですよね

 

無論、尾辻さんも「カミングアウト」で名を知られた後に

レズビアンであることを全面に出して国政に挑戦して落選しています

2013年に参院で繰り上げ当選を果たしたものの、

その在職時期はわずかで2017年の衆院選で比例復活という形で当選されましたが、

昨年の杉田水脈議員の件があるまで、

ほとんどの方が尾辻さんがレズビアンであったということは知らなかった、

と言えるのではないでしょうか

 

今の尾辻さんに関しても、

あくまで国会議員がレズビアンだったという形なんですよね

それに尾辻さんは「レズビアン」という冠を外しても

介護福祉士」「社会福祉士」という冠は残る

 

それに対して石川さんは

あくまで立憲民主党が「LGBT」という推薦枠を用意して、

たまたまその要件に一致し、

ゲイであることを全面に出して、同性婚の実現を訴えて当選できた、ともいえます。

 

さらに石川さんは

「ゲイ」という冠を外したときに、

何か残るのでしょうか?

 

今の石川さんはあくまで「ゲイだから国会議員になった」にすぎません

 

世の中のゲイなんて別に「ゲイ」という冠がなくても、

別の冠があるものです

多くの方は会社員でしょう

しかしながら別にゲイだから会社員になった、なんて方は皆無でしょう

 

 

ゲイであるからこその商売をされている方はいらっしゃいます

ゲイバーやゲイのマッサージ師さん、

カミングアウトされているモデルさんなんかがそれに当てはまるでしょう

 

しかしながら彼らはゲイであることを前提に仕事をしている以上、

ゲイであるがゆえの不満を述べたりなんてことはしないはずです

 

一方でゲイであるからこそ本を書くことができて収入を得て、

ゲイであるからこそ区議会議員になって

ゲイであるからこそ国会議員になって、

莫大な収入を得ているにも関わらず

ゲイであることの生きづらさばっかり訴えているけったいな方もいるのです

 

それは石川大我さんという方です

 

そして、石川さんはかつてはめちゃくちゃポジティブなメッセージを発していた

石川さんの「ボクの彼氏はどこにいる?」に共感したゲイは、

私だけでなくそれなりの数いるでしょう

 

しかしながらいつしか方針転換したようで、

ネガティブなメッセージばっかり発するようになっていた

 

私なんかは石川さんのことを頑なに信じてたもので、

石川さん自身が変わっていっていたことに気づかなかった

 

私は、今回の選挙で石川さんを応援していた方は、

かつての私自身みたいなもんなんだろうな、と思っている

そして、皆さんも近々「石川さんが結局何もしない人」だってことに、

そろそろ気づき始めているのではなかろうか

 

だいたい増原裕子さんなんて、

世間的にみれば「どーなのよ」と思うことをやらかしても

LGBT界隈からは擁護する声も上がるものの

このたびの石川さんに対しては

支持層であるはずのLGBT界隈からも擁護する声は見受けられない

 

今の石川さんは、尾辻さんたちと歩調を合わせていれば何とかなると思っているのかもしれません

 

だからこそ、彼女たちと同じように政権批判に励んでいる

 

けど、尾辻さんは別に国会議員でなくてもちゃんと生きていけるベースがあるんですよね

そのベースが石川さんにはあるのですか?

 

石川さん、同性婚を実現できなかったら、

今回の選挙で応援してくれた方、

一票を投じてくれた方、全員を敵にまわしますよ

 

みんなして私みたいになるといってもいい

 

スズキ教授なんて、敵にまわせば大変なことになるでしょうね

 

この状況を打破するためにも、

「石川大我は同性婚の実現に向けてこういったことをやった」

という実績を残す必要があるのではないでしょうか

 

石川大我先生の健闘をお祈りしておりますww