うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

立憲民主党の石川大我先生、 ご友人のゲイ3人は本当にゲイだから自殺したのですか?

私の大好きな石川大我先生、

最近またツィートを再開したと思ったら、

すっかり「嘘つき」呼ばわりされている

 

かれこれ20年近くファンをやっている私としては、

ただただ寂しい限りであったりする

 

さて、前回の更新から少し間があいたのは理由がある

 

ちょっと前にもこのブログにも書いたことが、

石川大我先生について、ずっと気になることがあったのだ

 

 

 

私はYou Tubeの検索窓に「石川大我」と入力し、

相当数の石川大我さんに関する動画を見た、

いや、正確には聴き続けた

暇があれば、ずっと聴き続けた

 

代表的なものをいくつか挙げてみよう

最初は2006年のもの

尾辻さんも一緒に出てますww

 


YOUTH TALK 04 石川大我さん挨拶(1)初恋

 

続いて2012年、区議会議員になってから、

かの福島瑞穂先生との対談

 


連続対談「若手と語る」23|石川大我さん

 

続いては2014年2月であるから、前年に社民党の党首選に出た後、

衆院選に挑戦する前、といったところか

 


ハートをつなごう学校/ 石川大我 YouTube

 

そして2019年7月、参院選直前の宇都宮先生との対談

 


【画質音声UP】石川大我×宇都宮けんじ『ウツケンTV』番外編「参議院議員選挙 立候補者スペシャル」2019年7月17日

 

ま、以上は私が見た一部に過ぎないのだけど、

これらの動画を見て分かることは、

「中学校の時に広辞苑をひいた」とか

「25歳で初めてゲイに会った」云々と

石川さんは基本的にずーっと同じことを喋っている、ということだ

 

2002年に出版した「ボクの彼氏はどこにいる?」で書いたことを、

2019年の今なお喋り続けている、と言っていい

ある意味ブレがない、とも言える

 

夏の選挙演説の動画を相当数見た(聴いた)けど、

全部が全部聞き慣れた内容ばっかりである

私なんてかれこれ20年以上石川さんのファンをやっているのだな、

ということを改めて実感した次第である(笑)

 

そんな私がこの夏に感じた違和感が以下のツィートだった

 

 

以下同年6月の立憲民主党によるインタビューより抜粋

 

日本の男性の性的マイノリティの自殺に関するリスクの調査では、異性愛者に比べて約6倍高いんです。実際この20年間で、ゲイの友人のうち3人が自殺しました。身近な人がこんなにたくさん亡くなることって、あまりないですよね。1日でも早く法案を通して、当事者が自己肯定感を持てるようにするのは、僕の使命だと思っています。https://cdp-japan.jp/interview/30

 

このツィートならびに記事の注目点は以下である

>3人の友人が自死しました。

>実際この20年間で、ゲイの友人のうち3人が自殺しました

 

この件について、過去のネット記事を漁ったのが

8月に書いた以下のもの

 

yopparae.hateblo.jp

 

この後も私は石川先生に関する記事を探してみたが、

さっぱり友人が自殺した、なんて話は出てこないのだ

 

この20年、友人が自殺したなんて一言も言わなかった石川大我さんが、

何故か参院選の直前になって、

「3人の友人が自殺した」なんてことを言い出したのである

 

てなもんで、今回はさまざまな動画を検証した次第

 

f:id:gayyanenn:20191204220730j:plain

 

石川さんの長年のファンであり、

執念深いホモである私は、暇があれば石川さんの動画を拝見し続けた

 

少なくとも石川さんは「この20年で3人」と

立憲民主党の公式HPで述べているのである

 

 

しかし、どの動画を見ても、

「3人の友人が自殺した」なんてことは一言も述べていない

これはあまりにも不自然ではなかろうか

 

無論、すべての動画を見た訳ではないし、

基本的に1.5倍速で再生しつつ、他の作業をやっていたので、

聞き漏らしもあるかもしれない

 

で、どうして上記の動画を選んだのかと言えば、

一応理由があって、

一番上の2006年の動画は、

私が見つけることができた一番若い石川大我さんなのだ

 

自分の記憶が確かなら、

私が最初に「動いている、喋っている」石川大我さんを見たのは、

この動画であったように思う

 

そして、この動画は「Youth talk about JAPAN 2006」なるイベントを収録したもので、

何本か動画があって、

石川さんは初恋から当時付き合っていた彼氏のことまで、

わりと赤裸々に語っているのだけど、

この時点では友人が自殺したなんてことは一言も述べていない

(見落としがあればすみません)

 

で、次の2012年の福島瑞穂さんと対談であるが、

この動画の8分30秒あたりで、

石川さんは「LGBTの10代、20代の子たちが自殺をしているという実態があって」

と自ら「LGBTの自殺」について語っている

 

さらにこの後福島さんも外国の例を挙げつつ

「自殺することのないように」なんていう話をしているのよな

 

仮に自分の友人が自殺していたのなら、

この場で触れていても何らおかしくない

 

そして次の2014年の動画でもまた、

LGBTの自殺」について語っているが、

やはり友人が自殺したなんてことは述べていない

 

そんでもって2019年7月、参院選直前の宇都宮先生との対談でも、

やはり友人の自殺には触れていない

選挙演説の動画もいろいろ拝見したが、

やはり友人の自殺には触れていない

 

結果として、私が見つけることができた、

石川さんの「ゲイの友人が3人自殺した」というのは、

上記のツィートと、立憲民主党HPのインタビュー記事だけだった、

ということになる

 

それも1人自死した、という話ではない

 

3人である

 

 

石川さんだけじゃない、

LGBTの活動家さんたちは「自殺」を軽々しく口にする

 

何度も書いているが、

私は長年新聞の縮刷版を読み漁り、

気になった記事をスクラップし続けているのだけど、

少なくとも平成に入ってから、

LGBTであることを苦にしての自殺」なんて記事を一度も見たことはない

同性婚が実現しなかったから自殺した」なんて記事も無論見たことがない

 

これはLGBT御用達の朝日新聞のデータベースでも

思いつくままにキーワードを入れて検索したが

やはり見当たらないのである

 

 

しれっと石川さんは

>実際この20年間で、ゲイの友人のうち3人が自殺しました

と、述べているが、この短文から読み取れることは

仮に自殺された方をAさんとすれば、

Aさんは石川大我さんという、

ゲイの世界では「超」がつくほどの有名人の友人がいて、

(要するに決して孤独ではなかった、ということだ)

さらに「生きづらさ」を打ち明けることができるほど信頼関係があったにもかかわらず、

自死」という選択をした、ということになる

 

また、このAさんの「自死」を、石川さんはどうやって知ったのか、

という疑問がわく

 

Aさんは「石川さん、今までありがとう。俺、もうだめだ」と

石川さんに連絡してきてから自死したのだろうか

それとも新聞、テレビなどのマスコミを通じて、

または家族ないし友人からAさんが自死したと聴いたのだろうか

 

前者なら、まだ分かる

しかしながら後者の場合「私はゲイであることが辛いから自死します」という遺書が存在することになる

こういった「遺書」が存在しない限り、

「ゲイであるから」自殺した、とはならないはずなのよな

 

同時に「ゲイであることが辛くて自死」するような方が、

遺書で「自らがゲイである」とカミングアウトするだろうか、というのが

私にとって最大の疑問である

 

たとえ話になるが

Aさんが会社経営に行き詰まって自殺した、

そのAさんはゲイでしたというのと、

会社経営をしているゲイのAさんが、

ゲイであることを苦にして自殺しましたというのは、

似て非なる話である

 

LGBT活動に励む方の友人、知人はなぜかよく自死するが、

このあたりははっきりさせておいたほうがいい

 

まして石川大我さんは国会議員である

 

仮にこのゲイの友人が自死したという話が事実なら、

Aさんは自死を考えるほどゲイであることに悩んでいて、

すがる思いで石川さんを頼ったけれど、

何ら訳にたたずに自死を選んだ、というのが一番しっくりしてしまう

 

これは石川さんだけじゃない、

軽々しく友人、知人の「自死」を口にする

LGBT活動家さん全員に言えること

 

 

さらに、その友人、Aさんの死を止めることができなかった、

それが石川さんが政治家を志した理由であるというのなら、

過去20年にも及ぶ活動の中で、

その友人について触れても何らおかしくはない

 

 

しかしながら石川さんは今の今までそういった類の話をしてこなかった、

にもかかわらず、

選挙の直前になって「友人の死」を打ち明けていることになる

 

それも1人ではなく3人いると、

立憲民主党の公式HPに掲載された記事で述べているのよな

 

 

 

さらに、

この後もずっとこの話をしている、というのならまだ分かるのだ

△△も積み重ねれば事実のように思えてくる

しかしながら石川さんに関しては

立憲民主党のサイトの記事とツィート1回だけ、なのだ

 

先に石川先生と宇都宮先生の対談動画を挙げたのは、

この動画の収録は2019年7月17日のもので、

石川さんが友人の自殺について触れている

2019年6月11日にアップされた立憲民主党のインタビュー記事、

ならびに2019年7月20日の石川先生のツィートの間に収録された、

わりと長時間の動画であるということが理由

 

この動画はトータル1時間ほどあって、

後半30分は七崎良輔さんが出てくるのだけど、

前半部分はほぼ石川さんの独白といってもいい内容である

にもかかわらず、石川さんは友人の死について一言も述べていない

 

ついでに石川さんが対談している宇都宮健児さんという方は、

一見、穏やかな表情を浮かべている人あたりも良さげな年配の男性といった印象があるが

バリバリ左寄りの人権派弁護士であり

宮部みゆきさんの小説「火車」に出てくる弁護士のモデルになった方でもある

(個人的に宮部みゆきさんの最高傑作だと思っている)

友人が自殺した、なんて話をするには「もってこい」と言える相手ではなかろうか

 

にもかかわらず、石川さんは、6月に立憲民主党のインタビューでは述べたことを、

この数日後にツィートしていることを

弁護士である宇都宮健児さんには一言も述べていないのだ

これはあまりにも不自然ではなかろうか

 

はっきり言って、この宇都宮健児さんとの動画で石川さんが述べていることは、

私が昨年聴いた福井県勝山市で開催された講演で喋っていることと、

さらに立憲民主党のインタビューで述べていることとほとんど変わらない

選挙の演説でもだいたい似たようなことを述べている

要するに彼にしてみれば「鉄板ネタ」なのだ

 

You Tubeの検索窓に「石川大我」と入力して、

出てくる動画を再生し続ければ、

冒頭に書いた通り「中学校の時に広辞苑をひいた」とか

「25歳で初めてゲイに会った」云々といった「鉄板ネタ」に

若干近年起きたことを付け加えて喋っている「だけ」ということが見えてくる

 

すなわち「鉄板ネタ」から唯一外れたことを述べているのが

「ゲイの3人の友人の自殺」なのである

だからこそ、私には違和感があるのだ

 

無論、私の見逃しもあるだろう、

実は友人の自死については映像や文章になっていないだけで、

普段から口にしていることなのかもしれない

 

それも踏まえて、

石川大我さんの長年のファンとして、

私は石川大我先生にお尋ねしたいのよな

 

立憲民主党の石川大我先生、

あなたが参院選挙前に立憲民主党のインタビュー、

ならびにご自身のツィートで述べた

「ゲイの友人3人の自殺」は事実なんでしょうか?

 

立憲民主党の石川大我先生、

ご友人3人は本当にゲイだから自殺したのですか?

 

そもそもこの3人は、本当に実在するのですか???

 

ま、以上はあくまでホモのひとりごとにすぎず、

私は石川大我先生を攻め立てるつもりなど毛頭ない

 

石川大我先生の活躍を同年代のホモとして願っております♡