うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

いつも比較対象を間違っているLGBT

「天国に行くとき、最後のお別れを最愛の人と手をつないで迎えたい」同性婚が認められたら、できること。

本当の自分の気持ちを隠して生きる。本当の自分でいることが「おかしいこと、いけないこと」だと思って生きる。

そんな世界を変えて、好きな人と堂々と一緒に暮らし、そして結婚できる世の中にする第一歩が2月14日、踏み出された。

https://www.huffingtonpost.jp/

 

何度か書いてる話であるが、

私はかつてLGBT思想?的なものにべったり浸っていたから、

同性婚のことだって真剣に考えていた

 

けど、当時付き合ってた相手の親や兄貴と会ったりするうち

結婚というものは1対1でするものではなくて

家族と家族がつながるってことなんだよな、

と冷静に考えるようになってだんだん醒めていった(笑)

 

 

 

一方で法的な関係を持ちたいって方々の気持ちも分かるつもりではいる

 

しかしどうして養子縁組ではダメなのか、

パートナーシップ制度の拡充ではダメなのか、

ついでに何で損害賠償で1人100万円なのか、

あれこれ考えても学のないホモにはさっぱり分からない

 

私は勉強がてら

結婚の自由をすべての人に」なるサイトを見てみることにした

 

index2.jpg

 

このサイト、面白いなあ、と思ったのは、

徹底して「LGBT」という言葉を使っていないのよな

(あるかもしれないけど)

印象が悪いってことに気づいたのかな(笑)

 

で、ここに「同性婚ができなくて困ること」が挙げられている

 

まずはケース1

 

相続できない!家を追いだされる!?

パートナーが亡くなったとき、結婚していれば、遺言がなくても、パートナーの財産を全く相続できないということはありません。でも、結婚していなければ、遺言を残しておかないと、どんなに長く一緒に生活していたとしても、まったく相続できません。パートナーが所有している家に住んでいたときには、家から出ていかないといけなくなるかもしれません。

 

ここに遺言を残しておかないと、なんて書いてるんだから、

遺言を残しておけばいいんじゃないのかね?

 

続いてケース2

 

同じ国で暮らす資格をもらえない

外国人のパートナーは、男女なら結婚していれば、日本人の結婚相手として日本にいる資格をもらえます。しかし、同性どうしの場合、結婚ができないので日本人の結婚相手として日本にいる資格をもらえません。日本で仕事などをしていれば、それを理由に日本にいる資格をもらえることもありますが、失業してしまうと資格がなくなるので、安心できません。同性どうしの場合、一緒の国で暮らす資格をもらえず、愛し合っているのに一緒にいられないことがあるのです。

 

上記の裁判でも日本で同性婚が認められないから外国で結婚してきて、

それでいて日本で同性婚できないのはアンフェアだ!なんて方もいるが、

それならパートナーの国で暮せばいいのではなかろうか

少なくともパートナーの国で結婚できたのなら

同性婚を望む日本人同士よりよほど恵まれていると私は思う

 

他所の国は他所の国、日本は日本だ

 

続いてケース3

 

命にかかわるような時そばにいられない

パートナーが病気や怪我で意識不明になったとき、結婚していれば家族としてパートナーのようすを見守ったり、医者から話を聞いたりできます。しかし、同性どうしだと家族扱いしてもらえず、いちばん大切な人のようすを見守れなかったり、医者から話を聞けなかったりすることがあります。

同性のパートナーだとダメという法律はないので、病院がOKさえしてくれればいいのですが、「法律上の家族ではないから」との理由で許されないことがあるのです。結婚して法律上家族になっていればすんなり認められることが、同性カップルの場合は結婚することができないため、認められないかもしれないという不安がつきまといます。

 

これももはや都市伝説と化しているような話で、

私も実際に意識を失って緊急搬送されたことがあるのだけど、

当時の相方は私が意識を取り戻すまでずっとそばにいてくれた

 

続いてケース4

 

子どもを育てていても赤の他人になる

パートナーが産んだ子どもを親として一緒に育てていても、自らは「親権者」にはなれません。そのため、病院で「法律上の親を連れてくるように」と言われてしまうことがあります。法律上の親が、遺言で未成年後見人を指定せずに亡くなってしまった場合、遺された法律上の親ではないパートナーは、子どもとの法的な関わりがないので、ずっと育ててきた子どもと関われなくなってしまう可能性があります。

 

同性愛者同士のカップルにおいて、パートナーが産んだ子ども、となれば、

かなりレアなケースであるようだが、

冒頭の記事にもこのケースにあてはまるカップルがいらっしゃるようだ

 

しかしながらここにも解決策が書いてある

「法律上の親が、遺言で未成年後見人を指定せずに亡くなってしまった場合」

とあるならやはり遺言書を書いておけばいいのではないの?

 

学のないホモは「よくあるご質問」なるページを見てみた

 

そこにズバリ、こんな質問が掲載されていた

 

「遺言を作るなど個別的に対応したり、また、養子縁組をしたりすれば、結婚ができなくても問題ないですよね。」

 

これに対する回答は以下のようなもの

 

遺言はパートナーが亡くなった後の話ですので、生きている間の同性カップルの共同生活に対しては法的な効力を持ちません。また、遺言は厳格に方法が定められていますので、方法を守らなかったために無効になってしまうリスクがあり、遺言がなくても配偶者であるというだけで法定相続人になれるのとは違いがあります。また、配偶者であるのとないのでは、遺留分※にも違いがあります。

また、養子縁組をすることで親族になったり、パートナーの死亡後に遺産を相続することはできますが、結婚と比較するとその法的な効果は限定的です。また、そもそも親子になりたいわけではありません。 結婚は、一緒に住む義務、相互に助け合う義務(生活費の分担も含む)、互いに浮気しないことなど共同生活に関する権利と義務が生じます。 また、カップルで一緒に親として責任を果たしたり、離ればなれになったときに定期的に会えたりするなどの子どもに関する権利と義務もあります。 したがって、遺言や養子縁組だけで十分であり問題ないなどとはいえません。

※遺言などをしていても、一定の割合を自分に寄こせということができる権利。たとえば、配偶者以外の法定相続人が親のみの場合、結婚していれば、親の遺留分は6分の1ですが、結婚してなければ3分の1となり、2倍もの違いが生じます。なお、親が父母とも健在の場合は、父、母それぞれの遺留分は半分になり、父母合わせて6分の1や3分の1となります。

 

うーむ、パートナーが亡くなった後の心配をするより、

今現在の生活を充実させる方が大切ではなかろうか(笑)

 

で、気になるのは以下の一文

 

「また、そもそも親子になりたいわけではありません」

 

この言葉は同性婚を推進される方が当然のように口にすることだ

「パートナーと、同等な関係を、、、」とかいった感じで

この訴訟の当事者であったり応援する方のSNSを見ていると、

ほぼ間違いなく出てくる言葉といっていい

 

ただ、私が不思議で仕方ないのは、

「病院で家族として認められなかった」云々の話も、

「パートナーの死亡時における相続」の話もなんだけど、

それは遠い未来の話ではなく、

1カ月後の話かもしれないし、明日の話かもしれないし、

へたすりゃ今晩の話かもしれないのよな

 

もしこのことが同性婚が認められない上での不利益と考えるのであるのなら、

ひとまずは現行の法制度でも家族になれる「養子縁組」をすればいいのではなかろうか

少なくとも「家族ではない」ことによるリスクは避けられる

 

養子縁組で親子になると、後に同性婚が認められた時に結婚できない、

なんて話もあるけれど、そういった話こそ法改正で対処してもらえばいいのだ

 

「病院」やら「相続」の話っていうのは喫緊の課題じゃないのかな?

同性婚を認められる前にパートナーに何かあったらどうするの???

 

本気でパートナーの病気のことや、

相続のことを考えているなら、

いつ実現するか分からない「同性婚」を待つより、

ひとまず家族になれる「養子縁組」をする方がよほど現実的だと私は思う

 

ツイッターを眺めてみると

とある病院で家族として認められなかった、いう方がいた

病院名まで晒して批判しているのだけど

続きをみれば「結婚したいので養子縁組はしない」とも書いていた

 

自分で家族になれる方法を破棄しときながら、

何を勝手なことを言っているのだろう、という気もするし、

本気でパートナーとの関係を考えているとも思えないのよな

 

病院で家族とみてもらえずに辛い経験をしたのなら、

ひとまず家族になる方が大切じゃないの?

意味不明としかいいようがない

 

現行の養子縁組制度が男女の結婚と比べるとこれだけの不利益がある、

そんな具体例が養子縁組をされている方の口から出てくれば、

そこで初めて同性婚という話が論じられるのではなかろうか、と私は思う

 

私が実生活において知っている養子縁組をしたカップルは1組だけだけど、

SNSなんかを拝見していても、

実際に養子縁組をされている方が現状に不満を述べている、という実例はほぼないように思われる

皆さん、家買ったりして男女の夫婦と何ら変わらないような生活をしているように感じるが

いかがなものだろうか?

 

どうしてわざわざ男女の夫婦と比較して

「あれができない、これができない」と騒ぎ立て、

きちんと養子縁組して家族として生活している諸先輩方の生き方を否定するのか、

私にはさっぱり分からない

 

LGBT云々のみなさま方は、いつも比較対象を間違っているのよな

だから怒ってばかりいる

だから年々顔つきが厳しくなっていく

 

シアワセに生きてる諸先輩方の生き方を参考にした方がよほど有意義である

 

 

 

こんなことを書けば

「養子縁組をしていないおまえはパートナーのことを本気で考えているのか!」

なんてことを言われるかもしれないけれど、

うちらの場合は親に内緒で同棲している男女と何ら状況は変わらない訳で、

何とかなる時は何とかなるだろうし、

何とかならない時は何ともならない、と私自身は思っている

 

不便な点がない訳ではないけれど、

みんな笑い話だ

 

平日は2人で朝晩のご飯たべて、銭湯行って、一緒に寝て、

週末は買い物行って、外食して、日帰り温泉にでも行って、

ずーっと一緒にいるし普段は会話らしき会話もないけれど、

たまーに馬鹿話したり、

寒い寒いと布団を奪い合ったり、

別の友人と飲みに行けば迎えに来てもらえたり、と

一人暮らしなら味わえなかった生活を今は満喫している

 

そりゃ不安がない訳じゃない

 

けど、明日生きてるかどうかも分からないのに

「不安だ、どうしよう、ああ、社会が悪い!生きづらい!」

云々と文句ばっかりいいながら毎日を過ごしたくはない

 

眠る前に「おやすみ」、

起きた時に「おはよう」といえる相手がいるだけで

私はシアワセだけどね(笑)