うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

「同性愛公表、尾辻かな子が徹底反論『LGBT杉田論文の度が過ぎる』」は度が過ぎる

 

今日もホモのひとりごと

 

以前、NHK尾辻かな子氏を取り上げた記事について書いたことがある

 

LGBTとは何ですか ある議員と語った新宿の夜

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https://www.nhk.or.jp/

尾辻かな子氏「周りで誰が聞いているかわからないですから。自分が安心して喋ることができる場所と、それ以外の場所は、はっきり分かれていて、二重生活をするわけですよ。ゲイカップルで、コンビニに絶対2人で入らない人がいるんですよ。『2人で入っているところを見られたら、付き合ってると見られるかもしれない』というぐらい、リスクヘッジして、生きていかないといけない人たちもいる」

 

同性同士でコンビニに入っても、別に構わないのでは?

「そうでしょ。皆さんの中では、そうなんですけど、当事者の中では、それもリスクになるかもしれないと考えるんです」

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/3187.html

 

これを読んだ旦那がひとこと、

「これは尾辻かな子の作り話だね」と言った

 

はっきり言い切るもので、

「何で?」と尋ねてみたら、

「絶対にホモであることを明かさないって人はいると思う。でもそういった人は絶対にゲイバーにも行かないし活動にも参加しない。さらに男同士でコンビニに入れないような人が尾辻かな子に言うはずがない」

 

なるほど、私の旦那はなかなか鋭い(笑)

 

そもそもここまで慎重な方ならパートナーと出会うきっかけすらないよな、

なんて気もする

 

ねえねえ、尾辻さん、こんな話、どっから仕入れてきたの?

 

さて、尾辻かな子さんが産経新聞iRONNAに手記を発表されたそうな

 

大前提として産経新聞iRONNAも先日稲田朋美氏の手記を掲載した後、

稲田氏自身にタイトルについて突っ込みを入れられており、

もはやどのメディアを信じればいいのか分からない、

そんな前提となっているのも事実であることを前提に話を進める

 

 

タイトルは「同性愛公表、尾辻かな子が徹底反論『LGBT杉田論文の度が過ぎる』」

なら私は“「同性愛公表、尾辻かな子が徹底反論『LGBT杉田論文の度が過ぎる』」は度が過ぎる”にしてみるかな

 

抜粋の抜粋になりますので杉田氏の主張は色を変えます

 

月刊誌『新潮45』8月号に自民党杉田水脈衆院議員が「LGBT支援の度が過ぎる」を寄稿した。この論文(以下「杉田論文」)には以下のような記述があった。

「(リベラルメディアの報道の背後にあるのは)LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方」

「しかし、LBGTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」

「そもそも日本には、同性愛の人たちに対して、『非国民だ!』という風潮はありません」

「日本の社会では(略)迫害の歴史はありませんでした。むしろ、寛容な社会だった」

「(LGBTの生きづらさは)制度を変えることで、どうにかなるものではありません」 

「行政が動くということは税金を使うということ(略)彼ら彼女ら(注=LGBTカップル)は子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのか」

「様々な性的指向も認めよということになると(略)兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころかペット婚や、機械と結婚させろという声も出てくるかも」

「『LGBT』を取り上げる報道は、こうした傾向を助長させることにもなりかねません(略)」

「『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」

 

これは危険な暴論だと、私が自らのツイッターで批判したところ、1万2000以上リツイートされ、毎日新聞がそれをネット上で炎上と報道した。その後、当事者団体の抗議声明も報道され、自民党本部前に5千人(主催者発表)が集まる抗議行動へと広がっていった。

 

多くの方が見落としているかもしれませんので

もう一度ご紹介します

 

まず尾辻氏のツイートが以下のようなもの

 

 

これが7月18日のこと

 

これに対し、すぐに杉田議員はすぐにツイッターで応じているのである

今、杉田議員はLGBTに関するツイートを消去しているので文面だけ紹介する

 

 

これも7月18日である

杉田議員は逃げも隠れもしていないのだ

ちゃんとすぐに正論で応じている

 

この杉田氏の問いかけに応じていないのは

実は尾辻氏である、という根本的なこということが、

騒ぎが長引くにつれ見えなくなってきている

 

さんざん杉田議員は説明せよ、みたいなことを尾辻氏は言っているが、

実は杉田氏の問いに答えていないのは尾辻氏の方なのだ

 

その後、20日に尾辻氏は以下のように連投している

 

 

もう一度杉田氏のツイートを見てみよう

 

尾辻先生、税金を投入する=福祉を活用する人=社会的弱者です。LGBTの方々は社会的弱者ですか?LGBTの方々でも、障害者の方は障害者福祉を低所得者の方は低所得者福祉を高齢者の方は高齢者福祉を受けられます。年金も生活保護も受けられます。当たり前のことです。

その点に於いて日本の中で何ら差別されていないし、また差別すべきではないと思います。納税者として当然の権利は行使できます。その上で、何かLGBTの方々だけに特別に税金を注ぎ込むような施策は必要ですか?

 

杉田氏は

>何かLGBTの方々だけに特別に税金を注ぎ込むような施策は必要ですか?

と18日のうちに質問を返している

 

しかし尾辻氏は19日はいっさいこの件に触れず、

20日になって8つもツイートを並べているが

全て主張であり杉田氏のシンプルな質問に対する回答になっているとは

とうてい思えない

 

私は正直言って、尾辻氏はこれ以上騒ぐつもりはなかったと思う

それは杉田氏の質問があまりに正論だったからだ

だから彼女はだんまりを決め込んだ

だから19日は何も触れなかった

 

しかし攻撃を開始したのは20日である

この理由については最後に述べる

 

以下、尾辻氏の寄稿つづき

 

私自身、2005年、大阪府議会議員の時にレズビアンだとカミングアウトし、政治の現場で性的マイノリティーの可視化と政策による解決を目指して活動をしてきた。国会では唯一のオープンな当事者議員である。

杉田論文に対する疑問はいろいろあるが、絞って議論したいと思う。議論の土台は、LGBTが置かれている現状を知ることだ。「LGBT支援の度が過ぎる」という「支援」は、何を指し、どのくらいの税金が投入されているのか。

  

>性的マイノリティーの可視化と政策による解決を目指して

誰が性的マイノリティーの可視化なんかを願っているのでしょうか

余計なお世話どころの騒ぎではありません

日本の性的少数者はかねてから社会とうまく共存してきたと考えます

 

尾辻氏の寄稿つづき 

そもそもLGBT支援に使っている税金などほとんどない。各省庁に問い合わせをしたが、唯一具体的な金額が提示されたのは、人権擁護局を抱える法務省のみ。その予算が局として34億700万円。法務省予算は、本年度、約7638億。その額、0・44%だ。

さらに、これは人権擁護局全体の予算であり、本年度の人権啓発活動強調事項は、女性、子供、拉致問題性的指向性自認、ホームレスなど17項目にわたっている。LGBTに特化した予算は、国家予算の中に見受けられない。

 

LGBT支援は各自治体がやっていることで今のところ国は関係ないですよね(笑)

 

尾辻氏の寄稿つづき

では、最近のパートナーシップ証明書、宣誓書受領証などを発行している自治体ではどうだろうか。札幌市では200万円、世田谷区でも200万円、渋谷区は男女共同参画と合わせて1300万円。この1300万円も、渋谷区の総予算938億の0・01%である。各自治体もLGBTだけという区分で予算計上をしていないので、計算がしにくいという共通意見も聞いた。

LGBT支援は、LGBTが存在するという前提をもとに行政サービスの範囲を広げる形が多い。同性パートナーシップの宣誓書受領証発行も業務の拡大であって、億を超える予算が必要な箱ものを作るといった事業ではない。

 

金額の問題ではないでしょう

少なくとも各自治体で100万円単位の税金が使われているのです

いずれも市民の血税です

 

ついでに同性パートナーシップ制度なんて何組が利用したのがご存知ですよね

 

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東京都渋谷区が29組

東京都世田谷区が73組

三重県伊賀市が4組

兵庫県宝塚市が0組

沖縄県那覇市が23組

北海道札幌市が48組

福岡県福岡市が22組

大阪府大阪市が16組、計215組ですよ

 

全然当事者のニーズに応じていない制度だと言えますよね

 

さらにあなた方が進めようとしているLGBT差別禁止法が実現すれば、

自治体に相談窓口なんかを設けていく訳ですよね

そういったものには当然お金がかかる

今は少ない金額かもしれないが、

これから莫大な金額がかかってくることは目に見えて分かります

 

何より尾辻さん、あなた「LGBT政策情報センター」なる団体の代表理事らしいですね

ここの活動内容を見ると以下のようにあります

 

(1)LGBTに関する政策調査及び研究、情報提供

(2)LGBTに関する研修、講座その他の会合等の開催

(3)LGBTに関する国内外諸機関、団体及び行政との連携

(4)LGBTに関する広報出版事業

(5)LGBTに関する教育及び人材育成事業

(6)LGBTのための生活相談支援事業、財産形成事業

(7)LGBTのための相続、遺言、成年後見に関する相談支援事業

 

注目すべきは次ですよね

 

(8)上記事業に関連する範囲において行政等から受託する事業

 

行政から受託するってことは税金が今後のあなた方の活動に使われる、

私にはそう見えますが違いますでしょうか

 

あなたがLGBTを金儲けの手段としか考えてしか考えていないことがよく分かります

 

尾辻氏の寄稿つづき

いじめ対策にLGBTを含める、自殺対策にLGBTを含める、男女共同参画でも多様な性について言及する。公営住宅同性カップルを入居できるように条例を変更する。公立病院で同性パートナーを家族として取り扱う。このような政策は、ほぼコストがかからない政策である。

また、「実際そんなに差別されているものでしょうか」と杉田議員は疑問を呈しておられるが、宝塚大学の日高庸晴教授の調査結果では、LGBT当事者1万5064人のうち、職場や学校で差別的発言を聞いたことのある当事者は71・7%であった。

さらに、「そもそも世の中は生きづらく、理不尽なもの(略)それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的」と指摘されているが、別の調査では、10代のゲイ・バイセクシュアル男性における自傷行為の生涯経験割合(17・0%)は、首都圏の男子中学生より2倍以上高い。

岡山大学の中塚幹也教授による性同一性障害の当事者1150人の調査では自殺しようと考えた人が59%、自傷や自殺未遂をしたことがある人が28%、不登校になった人が29%などとなっている。

LGBTはからかいの対象になりやすい。何かを異端として排除する社会で、当事者の子供たちが自己肯定感を大きく損ね、自分がこの世にいなくてもよいと自分を追い詰めていく。政治の役割は本来、そういった生きづらさを少しでもなくすためにあるのではないのだろうか。 

私は「自殺を考える割合が高い」などといった数字を挙げることにより、

まだ幼く、考えも定まらない性的少数者

「苦しいもの、辛いもの」であると捉えていく要因になると考えますがいかがなものでしょうか?

 

またこういったことは幅広い調査の上の一環であるなら分かるのです

私は長らく「チビ」であるといじめられてきまし、

名字がおかしいといじめられてきましたし、

「超」がつくほど運動オンチなもので球技は恐怖でしかなく

死にたいと考えたことなんてぶっちゃけ毎日でした

 

 

仮に「自殺したくなった」なんて調査をするなら

平均身長より常に低かった方、

平均体重より常に重かった方、

運動オンチであることを自覚している方

など他の悩みも抱えた方の数字も出す必要があるでしょう

 

特定の悩みにだけ特化して調査すれば数字が大きく見えるのは当然のことでしょうか

 

また、宝塚大学の日高庸晴教授の調査結果を挙げていますが、

日高教授が昨年三重県の高校生を対象に行ったLGBT調査では

全日制、定時制通信制、特別支援学校も含め調査したにも関わらず、

集計には含めないという不可解なことをやっています

 

以下伊賀新聞の記事を転載します

 

三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」は19日、県内の高校2年を対象に実施した「多様な性と生活」に関するアンケート調査の結果報告書を報道機関に発表した。性的少数者であることを理由に被害を受けたかどうかなどを尋ねる調査だったが、定時制通信制の高校と特別支援学校からの回答については全日制と同じ内容で調査したにもかかわらず、集計に含めなかった。センターは「調査結果の全体的な傾向が大きく変わるため」などと説明したが、学校区分にとらわれず全ての有効回答を集計してこそ全体的な調査。多様性の尊重が求められる中で、センターの対応は議論を呼びそうだ。

調査は多様な性のあり方に関する若年層の実態と課題を把握することを目的に初めて実施した。昨年10―12月に掛けて、県立学校を通じて2年生の生徒に依頼。生徒らは教室や自宅で記入するなどし、専用の封筒に入れて学校に提出したという。

このうち、全日制の高校では49校の1万1144人に依頼し、90.3%に当たる1万63人から有効回答を得た。定時制通信制の高校は369人のうち66.7%の246人、特別支援学校は166人のうち38.0%の63人だった。

報告書によると、全日制の生徒でLGBTと呼ばれる同性愛者や両性愛者、トランスジェンダーは281人で、全体の3%。性別が男女のいずれかではないと感じる人や性自認が定まっていない人を含めた性的少数者層は1003人で、全体の10%に上った。

性的少数者層のうち48%が「周囲の多くは性的少数者に偏見を持っていると思う」と回答。「自分は幸せだと思う」は42%、「いざという時に力になってくれる友人や先生がいる」は47%で、いずれも性的少数者層ではない人より20ポイントほど下回った。

ただ、センターは全日制と同様に回収した定時制通信制と特別支援学校からの回答を集計に加えなかった。定時制通信制と特別支援学校の調査結果は公表していない。報告書では「回答者全体の傾向と判断できる全日制の結果を使用した」と説明した。

センターの担当者は全日制の結果だけを集計した理由を「定時制通信制と特別支援学校の回答率が低く、少ないデータで全体の傾向が大きく変わるため」としつつも「信ぴょう性が損なわれるからではない」と説明。傾向がどう変わるかも明らかにしていない。

また、県の調査結果はホームページでの公開が通例だが、センターは公開しない方針。申し込みがあれば提供するが、入手の目的を尋ねるという。報道機関に提供した資料には「二次使用は十分ご配慮くださいますようお願い申し上げます」との異例の一筆を添えた。

センターの担当者はインターネットで報告書を公開しない理由について「ネット上で真意とは異なる情報が出回るのを避けたかった」と説明。報道機関に求めた「二次使用の配慮」については「報告書の数字だけが一人歩きしてはならないと思った」としている。

一方、県も定時制通信制と特別支援学校の回答を集計に含めない理由をセンターに尋ねていた。インターネット公開についても「県の調査では原則」として公開を促していたが、センターは「調査内容の特殊性に鑑みて公開しない」と返答したという。

センターは、公益財団法人県文化振興事業団が指定管理者制度に基づく県の委託で運営。今回の調査も、この委託料で賄った。県ダイバーシティ社会推進課の担当者は「調査自体を委託したわけではないため、県の意向を反映させるには限界があった」と話した。

 

この記事にもありますが、

三重県はこの調査結果をサイトで公開しないと断言するなど

あまりにも不可解なことが起きています

 

こうなるとこれまで日高教授が挙げてきた数字にも疑念を持たざるを得ません

 

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

同性パートナーシップの法的保障では、今や先進7カ国(G7)で米・加・英・仏・独と5カ国が婚姻の平等(同性婚)を達成している。イタリアにもシビル・パートナーシップ制度がある。2017年のILGA(国際レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーインターセックス協会)の調査では、同性婚を認めている国が24カ国、パートナーシップを認めている国が28カ国。性的指向を差別禁止規定の中に明記している国は63カ国ある。

日本は、いまだに差別解消法や同性パートナーの法的保障が実現していない。病気、加齢、死別など人生の転機に、人生を共に過ごしたパートナーの手術の同意、財産の相続、保険、お葬式の喪主、忌引などが使えない。

異性カップルであれば気付きもしないところにバリアーがある。パートナーが外国籍の場合は、相手の国では婚姻し永住権を持つカップルであっても、日本では配偶者ビザは発行されない。「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」という言葉はどこから出てくるのだろうか。

 

性的少数者は欧米諸国においては宗教的な理由などにより、

実際に迫害を受けてきたわけですよね

だから当事者たちはクローゼットに入らざるを得なかった

故にクローゼットから出る、そんな意味でカミングアウトって言葉がある

 

だからこそ、今現在法で守られる存在になっているのだと考えます

 

カミングアウトに該当する日本語ってありませんよね

要するに性的少数者であることを日本という国においては

あえて隠すことでも

あえて明かすことでもなかったと私は考えます

 

性的少数者であることが打ち明けられない、

苦しいなんて感覚は「LGBT」などという運動だか活動だかが

日本に入ってきて「から」の話ではないでしょうか

 

また、あなたが述べる病気だ死別だといった問題は養子縁組をすれば解決する話です

 

>異性カップルであれば気付きもしないところにバリアーがある。

異性カップルが抱える多くの問題を私たち同性愛者は知りません

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

杉田論文には「『LGB』は性的嗜好(しこう)の話です」という記述があるが、性的指向(Sexual Orientation)とするのが一般的である。自民党性的指向性自認に関する特命委員会によるパンフレットも「本人の意思や趣味・嗜好の問題との誤解が広まっている」と記されている。

トランスジェンダーは『性同一性障害』という障害なので」と書かれているが、トランスジェンダーの中に、性同一性障害と医師から診断された方がおられるということで、イコールではない。杉田論文には性に関する基本的な認識の誤りが散見される。

 

誤りと考えるなら指摘してあげればいい「だけ」の話です

 

7月18日にあなたは「新潮45」を手に入れていた、

「杉田先生、ここ、間違ってますよ。そしてこの生産性って表現はどうでしょう」

これで全てすんだはずです

ましてあなた方2人は同じ国会議員、それも衆院議員同士、

さらにあの日はまだ国会が開会中でした

 

でも、そうしなかった

 

単にあなたが騒ぎを起こしたかった「だけ」の話ですよね

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

最後に生産性の議論である。「彼らを彼女らは子供をつくらない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」。子供を持たない生き方を、生産性がないと評価する文脈に読めるため、LGBT当事者以外の多くの人が反発を感じたと思う。

 

最初に尾辻さんが「生産性」の部分だけを切り取ったことが一番の問題なのです

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

当たり前のことだが、人が生きることに他者の評価や理由はいらない。それが人権である。杉田論文にはこういった人権意識が欠如しているのではないか。特に相模原市津久井やまゆり園で19人の命が奪われた事件の実行犯による「重度の障害者は安楽死させた方がいい」といった優性思想を想起させたとして、杉田論文には、障害者団体、難病患者団体等からも非難の声が上がっている。

 

これに関してはNHKニュース9偏向報道が一番の要因でしょう

話をおかしな方角に持っていったNHKの罪はあまりにも重く、

即刻解体していただきたい

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

また、子供を産まない生き方をするものは、税金投入しなくてもよい、という考え方は社会保障制度の否定につながりかねない。病気、けが、死亡、加齢、障害、失業、ひとり親、貧困など生活の困難をもたらす出来事を保険や福祉としてみんなで支えあうのが、社会保障である。

 

子どもを産まない生き方を選んだ方に別に税金を投入する必要はありませんよね

でもこうした方が病気になっても失業しても保障されますよね

子どもがほしいと願っている方には支援が必要とも杉田氏は言っています

 

尾辻氏の寄稿つづき

 

一人の力では到底太刀打ちできず、誰もがいつ自分の番になるかわからないからこそ、みんなで支え合っている。非合理的な基準で、その支え合いを分断することはあってはならない。

 

この国で同性愛者として生きることはいまだに困難が伴う。私の知り合いは、パートナーシップ証明書を取得したにも関わらず、パートナーと住む賃貸物件を探したところ不動産屋からの紹介は2件のみだったという。

 

>この国で同性愛者として生きることはいまだに困難が伴う

意味不明です

悩んでいる方当然います、

でも前向きに生きてる方も大勢います

よほど諸外国より日本は暮らしやすいのではないでしょうか

同性愛者というだけで投獄されたりむち打ちされたり、射殺されたり、ケーキ作ってくれなかったり、みーんなよその国のことですよね

 

>私の知り合いは、パートナーシップ証明書を取得したにも関わらず、パートナーと住む賃貸物件を探したところ不動産屋からの紹介は2件のみだったという。

これは借り手側の収入などに問題があったのではないでしょうか

また、こういった事例を述べるのは「パートナーシップ証明書」がいかに何の役にもたたない証明書であるかという何よりの証明であると考えます

こんなことに気づかないあなたは相当追い詰められているかと感じますがいかがなものでしょうか

別に法的に認めてもらいたいなら養子縁組をすればいい「だけ」の話です

 

家族や友人に、職場でカミングアウトできない人も多くいる。私自身も自己受容に5年を要した。ある日、自分が人と違う存在であることに気づき、自己否定の気持ちを胸にしまい、自分が何者かわからず途方にくれる。だからこそ、あなたはあなたのままでいいというメッセージを伝えるために、見える存在になり、社会を変えようと議員をつとめている。

 

>家族や友人に、職場でカミングアウトできない人も多くいる。

別にカミングアウトなんかしなくていいと考えている方も多くいると思います

 

>見える存在になり、社会を変えようと議員をつとめている。

という割にはあなた、今回の選挙ではレズビアンであることを全面に出してませんよね(笑)

むしろ隠してませんでしたか?

嘘に嘘を塗り重ねるのはもう辞めませんか?

 

今回の杉田議員の寄稿に、多くの人が傷つき、涙を流した。政治家の役割は、生きづらさを抱えている人々に寄り添い、その困難を解決することだ。そのため、立憲民主党のSOGI(性的指向性自認)に関するPT(プロジェクトチーム)の事務局長として、LGBT差別解消法の国会提出と同性婚を可能にする法案作成に向けて議論を進めているところだ。

杉田議員には、今回の寄稿が基本的な認識の間違いの上に書かれたものであり、多くの人を傷つけたと、寄稿の撤回、謝罪を求めたい。このままうやむやにすることはできない。

 

>今回の杉田議員の寄稿に、多くの人が傷つき、涙を流した。

 

今回この記事をあえて全文取り上げたのはこの記述に至るまでの課程を

すべて知ってほしかったからです

 

正直に申しますと、

尾辻さんが7月18日にあんなツイートをしなければ

国民の9割以上は杉田水脈氏の寄稿の存在すら知らなかった、

気付かなかったと思われます

 

尾辻さんが普段から新潮45を読んでいたのか、

たまたま新聞広告の見出しなどでこの記事に反応して買ったのか、

そのあたりは存じません

 

いいですか、

週刊新潮やなしに月刊誌の「新潮45」ですよ

 

週刊新潮週刊文春ならそこいらの銀行やら飲食店やらスーパー銭湯などありとあらゆる場所にあり、

多くの人が買わなくても目にする機会も多々あるでしょうが、

新潮45」ですよ

(「新潮45」を馬鹿にしている訳ではなく、むしろLGBT活動に関する問題提起、考えるきっかけを与えていただいたという意味でジャックさんの寄稿、水田氏の寄稿を掲載して頂いた新潮社には非常に感謝しています)

今回の騒動でこんな雑誌があったのかと初めて知った方が多いのではないでしょうか

 

日本雑誌協会のサイトで2018年1月から3月までの発行部数を調べてみると

17,200と出ました

月に直せば6000部弱といったところでしょうか

ちなみに同じ月刊誌である文藝春秋は42万部だそうです

月に直せば14万部ですね

桁がぜんぜん違います

(間違ってませんよね・汗)

 

ということは「新潮45」は

国民のほとんどが「知らない」雑誌だったといっても過言ではありません

 

杉田議員の寄稿に、多くの人が傷つき、涙を流したのであるのなら

その主犯は記事を拡散させた尾辻かな子さん、あなた自身です

 

謝罪が必要なのは杉田議員ではなく、尾辻かな子さん、あなたです

 

あなたは最初に杉田氏と話をすればよかった「だけ」の話でした

それを怠って怒りに任せてツイッターに書き込んでしまった

その時点で「負け」ていたと思います

 

以下は私の推測です

なぜ尾辻氏は18日に最初のツイートをして、

その後杉田氏の質問に答えなかったのか

 

恐らく「これは杉田氏の質問があまりにも正論すぎて答えることができなかった」が正しいでしょう

LGBTの方に税金の投入が必要ですか?

そんなシンプルな問いかけにすら答えられなかったのです、尾辻さんは

 

むしろこの時点では「しまった、余計なことをしてしまった」くらいの感覚はあったのかもしれません

そんなもので尾辻さんは無視を決め込むわけです

立憲民主党議員の十八番といってもいいですね(笑)

 

だからこそ7月19日はこの件には一切触れていない

私は尾辻さんはもう触れるつもりはなかったと思います

あまり突っ込まれると化けの皮がはがれるからです

 

さらに申しておきますと19日の時点ではたいした騒動ではなかったのです

20日だってたいした騒動ではなかったのです

21日も22日もです

実は全然たいした騒動ではなかったのです

騒動になり始めたのは7月23日なんです

 

彼女のお仲間の石川大我さんが

最初にこの話を取り上げるのは7月23日です

(当方ツイッターは外から眺めているだけなので、間違いがあればお許しください)

彼らは実はそんなに仲がいいという訳でもないのかもしれません

それなら7月18日の時点で何らかの反応を示していてもおかしくありません

ちなみに世田谷区の上川議員などは18日のうちに反応を示しています

 

でも石川大我さんは18日にも19日にも尾辻さんのツイートには全く反応していないのです

7月19日にはLGBT当事者が青森市議選に出馬する、

なんてツィートを上げています

石川大我くんが反応を示したのはあくまで7月23日です

 

 

この7月23日に何があったか?

以前ご紹介した「LGBT法連合会」が抗議声明を出したのです

ここでようやくメディアがこの話題を取り上げ、一気に拡散したのです

 

騒ぎが大きくなったのはあくまで7月23日からです

私が杉田氏の寄稿を読んで記事にしたのも7月23日です

 

ただ、尾辻さんの反撃そのものは7月20日に始まっています

18日に最初のツイート、19日が抜けて20日

この7月20日がポイントになってきます

 

では7月20日に何があったか?

 

実はこの日、国会で非常に楽しいできごとがありました

すっかり騒動の影に隠れてますが、みなさん、覚えてませんか?

 

7月20日立憲民主党の親方、革マルえだのさんが長ーい長ーい

自己陶酔、いや自慰演説を行った最中、

たじたじになるシーンがあったのです

 

杉田水脈議員が壇上の革マルえだのさんに

「隣の野田中央公園はどうなんだ!」と突っ込みを入れたのです

革マルえだのさん、が動揺しまくっている様子は下記ツイートの動画からも見て取れます

 

反日詐欺集団である元民主党、現在立憲民主党の議員は、

人を攻めることは得意中の得意ですが、

攻められることにとことん弱い、それを証明する動画です

 

 

革マルえだのさん、さぞかしプライドが傷つけられたことでしょう

革マルえだのさんだけでなく、モリカケ問題で引っ張ってきた立憲民主党としても

杉田議員はあまりにも目障りな存在です

 

そこで尾辻さんのツイートに目をつけ、

これは使えると考えた、以上はあくまで私の推測にすぎません

 

立憲民主党から「つぶせ」という指示でもでてるのかもしれませんね(笑)

 

これが19日に反応せず20日に尾辻さんが攻撃を開始した理由であると考えます

この日以降、尾辻氏はひたすら杉田氏に対する批判を展開、

杉田氏を批判した記事をリツイートしまくって現在に至っています

 

彼女の問題は

杉田氏と直接対話できない、

その一言に尽きると思います

 

彼女に限らずです

LGBTの活動家の多くは当事者からの反論を全て否定してきました

 

私は言葉で表現するのが苦手ですが

口が立つ、という意味では恐らく日本で唯一上沼恵美子に立ち向かえる我が夫、

うちの旦那なら1分あれば尾辻かな子氏を撃沈させることができると思われます

それくらい、実は活動家の主張なんてもろいものなんです

張子の虎なんです

 

彼女が向き合ってきたのはあくまで数少ない支援者です

多くの一般当事者の意見を無視し続けた結果は

まもなく周知の事実となるのではないでしょうか

 

 

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このカミングアウトは、私ができることのなかで、きっと一番、多くの人を勇気づけることができると信じている。だから今、精一杯、胸を張っていいたいと思う。

「私は、同性愛者です。一人の当事者として、社会問題に取り組んでいます」と。

しかし、私のカミングアウトは、それ自体が目的ではない。私は議員になりたくて 議員になったのではなく、やりたいことがあったから、その手段として議員になっ た。一人ひとりが、もっと自分らしく生きることができる社会、「虹色」の社会をつくっていきたい。それは、私一人では到底実現できない。多くの人の力が必要だ。

私のこの本が、誰かのスタート地点になってくれることを強く願う。 

 

前の記事でも書いた石川大我さんもそうですが

尾辻さんも、以前は本当にいい笑顔をされていました

 

私が尾辻さんの「カミングアウト」って本を手にした時、

表紙の尾辻さんってなんて素敵な笑顔の女性なんだろう、って感じたものでした

 

私はあなたが書いた一字一句を、

うんうん、すげえと頷きながら、読んだものです

 

言っておきます

あなたのこの「カミングアウト」という本で勇気をもらった読者は多々いると思います

私だってそのひとりなんです

でも、今、あなたがやっているのはこの本の読者に対する裏切りでしかありません

 

これは石川大我氏にも同様なことが言えるかと思います  

でも、もはやあなた方は誰の忠告も受け入れない人間になってしまった

 

ま、尾辻かな子さん、

これから先、立憲民主党の使い捨ての駒にならないように、

残り少ない政治家人生、

せいぜい他人さまの揚げ足取りながらお過ごしくださいませ

 

私は明日からお盆休みに入ります

是非LGBT活動家の皆様においては

お盆の間も大暴れしていただき、

私に突っ込むネタを提供していただくことを願っております

 

では失礼いたします