うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

活動家さん、あなた方は本当に同性「愛」者なんですか?

 

 

 

パソコンの容量がいっぱいになりつつあり、

だからといって買い換える余裕もないもので、

先日、外付けのハードディスクドライブを買いに行った

 

私のパソコンの容量を食っているのは、

かつて集めまくったエロ動画の数々と、

日頃から撮りためた写真である

 

写真といっても私の場合は本格的なカメラを持っている訳でもないので、

あくまでスナップ程度のものだけど、

量が量なだけにそれなりの容量となっていた

 

私は普段、写真を見返すということはないもので、

整理がてら眺めると、

あー、こんなところ行ったなあ、

あんなところ行ったなあ、と懐かしい

 

で、一番多く映っているのは今の旦那である

次に多く映っているのは以前付き合っていた男である

で、次に多く映っているのは、

かつて好きで好きで仕方なかった職場の後輩、A君である

 

彼が私のいた職場に入ってきた時から

「あー、何つうイケメンだ、うふふ」なんてことは思っていたが、

何かのきっかけで

「かずとさんって山登りしてるんですか」

なんて言われて

「たまに行ってる」と答えたら

「今度連れて行ってくださいよ」

と言った

「分かった」とその時は答えた

 

ま、私が以前に山小屋にいたなんて話をすると

社交辞令のように交わされる言葉なもので本気にはしていなかった

 

だいたい山登りというのは、

用具を揃えるのにとんでもなく金がかかるものだ

しかしながらA君は後日、

「次の休み、山道具買うの付き合ってください」と言った

 

で、実際に買いに行ったら、

登山靴からザックからレインウェアに至るまで高価な用具を一気に買い揃え、

「これで登れますね」と笑った

 

正直に言うと、私は山小屋の仕事を辞めてからは、

どこに行くのも基本的に1人だった

体力なんて人それぞれだし、

ペースも全然違うから1人が気楽だったのだ

 

しかしながらA君はそもそも基礎体力があったもので、

一緒に登ってみてもまったく苦にならなかった

山の相棒としては最適の存在だったのだ

 

日帰りでいくつかの山に行き、

そのうち山小屋泊まりをするようになり、

そのうちテントを担いで出かけるようになった

 

テントというのはどうしても重く、かさばるものだけど、

「かずとさんみたいな小さい人に持たす訳にはいかないっしょ」と、

いつもテントの担当は彼だった

そりゃ惚れると思わない?(笑)

 

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で、彼と山から帰ってくると、

どっかで温泉に入って汗を流し、

飲みに行くのがパターンで、

ここまでは私も楽しいのだけど

弱ったことに

彼は必ずこの後に「風俗」に行きたがるのよなww

ま、気持ちいいのは事実だから付き合っていたのだけど(笑)

 

そんなもので後に自分に彼氏ができた時、

職場関係ではまっさきにカミングアウトしたのが彼だった

 

その後は結婚して家も建てて子ども2人にも恵まれたよきパパだ

 

で、私がその職場を去って何年かした後で、

A君も含んだかつての同僚4人で飲みに行ったのだけど、

1人が私に「まだ結婚もせずふらふらしてるんですか」なんて言い出して、

その時にA君が何とも居心地の悪そうな顔をしていることに気付いた

 

私はA君にカミングアウトして、

楽になったつもりでいたのだけど、

A君はずっとそのことを誰にも言わず、心に秘めたままいてくれたのだ

 

その日、A君の自宅に泊めてもらって、

あれこれ話をするうちに

私はA君に自分の秘密を押し付けていたんだなあ、

ってことがようやく分かったのだった

 

 

 

冒頭に挙げたツィートは、

かつてゲイ雑誌の編集長をされていた冨田格さんが書かれたものだ

 

はっきり言って、ごくごく当たり前のことが書かれている

 

しかしながら一方的に批判する意味不明な人たちがいる

いわゆる「LGBT活動家」とその取り巻きである

あえて名前は挙げないけど、ドン引きする言葉を羅列している

 

このツィートの冒頭には

“ゲイの学生にもし「カミングアウトするべきでしょうか?」と尋ねられたらどう答えるだろうか? と考えた。”

とあるように、

学生に尋ねられたら、私ならこう答えるだろうと

冨田さんの考えを述べたものに過ぎない

私だって若い子に尋ねられたら同じことを言うだろう

 

このツィートに対し、

「いや、こうではないですか」と別の意見を述べるなら分かる

しかしながら活動家連中は「カミングアウトを否定するようなものだ」と

一斉に批判しまくっている

 

心底呆れるのは

冨田さんは「カミングアウトするなら相手のことも考えようね」と言っているにもかかわらず、

批判しまくっていることだ

 

要するに自分だけ良ければすべていいと思っている

 

結局、これなのよな

彼らは性的少数者のために活動しているわけではない

あくまで自分のため「だけ」に活動している

少しでも意見が違えばみんな「敵」だ

 

 

 

日頃から常々感じる点であるけれど

活動家のみなさんは一応自身を「同性愛者」と言ってるが、

同性に対する「愛」をまったく感じない

 

私はホモだからノンケの友人が結婚すればめいいっぱいお祝いしてきた

結婚式の司会を頼まれたらやったし、

二次会の幹事なんかはいつも率先してやってきた

 

でも、活動家さんは違うよね、

「ノンケは結婚できて、同性愛者は結婚できないのはおかしい」だよね(笑)

 

私はノンケの友人や後輩が悩みを抱えていたら、

何時間でも話を聞いてきた

助けを求められたら、絶対に助けに行ってきた

 

でも、活動家さんは違うよね、

「同性愛者は誰にも言えない悩みを抱えてるんだ!」だよね(笑)

 

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私の周囲のホモたちは基本的に男好きだから、

男ばかりでいると

どれだけ意見が対立しようが笑ってばかりいるよ

だって私たち同性「愛」者なんだもん

 

でも、活動家さんって、常に怒ってますよね、

それもどちらかと言えば「同性」に対して

 

同性愛者であるはずの活動家さんにお尋ねします

 

あなた方、本当に同性愛者なんですか?