うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

富山大学の林夏生先生、あなた方は誰のために活動しているのですか?

朝日新聞より

 

LGBT差別、生存権脅かす」 富山大准教授ら

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月刊誌への寄稿で、同性のカップルを念頭に「生産性がない」などと主張した杉田水脈(みお)自民党衆院議員(比例中国ブロック)に抗議する人たちが先月、東京・永田町の同党本部前に集まった。県内で多様な性についての啓発活動を続けるLGBT法連合会共同代表の林夏生(なつお)・富山大准教授(48)もその1人。林さんは「LGBTの人たちを差別し、生存権を脅かすもので許せない」と話している。

 

「いったい、どれだけたくさんの命を見送ればいいんですか」。先月27日夜、同党本部前でマイクを握った林さんが訴えた。生きづらさを抱えながら暮らしているLGBTの知人らのことが頭にあった。

 

LGBTの当事者は、直接、差別の標的にならなくても、周りの誰かがいじめを受けたり、テレビでネタにされる様子を見たりすると、「自分に矛先が向いたらどうしよう」と不安に襲われるという。周囲に相談もできず、「自分がだめなんだ」「いない方がよかった」と自らを責めて心身の健康を損ない、自ら命を絶った人もいた。林さんはそれがつらかった。

 

杉田氏は「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」とも主張。林さんは「なぜ国会議員が、深刻な差別の実態をないがごとく言うのか。これは命と人権に関わる問題だ」と話す。

 

林さんは2015年から、ジェンダーに関する講義で性の多様性を取り上げている。当事者ゆえの悩みや自殺した友人を救えなかったことへの苦悩などがつづられた感想文を学生から受け取ったこともある。

 

また、同年、学内のLGBTの当事者の相談にのったり、関心のある学生が立ち寄れたりする「ダイバーシティラウンジ富山」を設けた。また、当事者が語り合うイベントなども企画する。「まずは正確に『知る』こと。その上で無理に共感しなくても、価値観の違いを認めることが大切」と林さんは話す。

 

河口和也・広島修道大教授らが15年に行った全国調査結果によると、北陸3県と新潟県では、自分の子どもが同性愛者だった場合に嫌悪感があると答えた人の割合は約80%。同僚や近所の人が同性愛者だった場合は約60%で、いずれも全国平均より高い。林さんは当事者に対し「北陸ではカミングアウトにリスクが伴う。無理は禁物」と話す。「他の少数者の手助けなど、多様性のある社会作りのために出来ることはある」と呼びかける。

 

LGBT法連合会は、当事者への差別をなくすための法整備を求めている。林さんは「どのような行いがダメなのかをはっきりと示し、全員の安心・安全につながる制度づくりが進んでほしい」という。(竹田和博)

 

 

今日もホモのひとりごと

 

私は常々「本当に『異性愛者』つうのは大変だなあ」と考えている

 

はじめてのセックスなんてそれこそ未知なる生き物との対面、

結婚しようと思えば相手の親のもとに出向いて頭を下げ

結婚式に誰を招待すればいいのかで悩み、

俺をなぜ呼ばなかったと上司に嫌味を言われ、

子どもを授かれば教育方針で悩み、

子どもが大きくなれば学費で悩み、

相手方の親との関係で悩み、

不倫をすれば裁判沙汰になり、

死ぬ時は「嫁さんにおまえの味噌汁だけはまずかった」って言えなかったなア、と悔いる

 

みんな異性愛者ならではの苦労といえる

 

さて、

私は多くの男性というのは意外なほど

「男性だけ」がいる空間に居心地の良さを感じているよなってことを思う

 

何だかんだって男同士っていうのは楽なものだし、

シモネタ、嫁の悪口、上司の悪口、その他もろもろ

女性がいれば言えないようなことも言えたりする

女性がいることで気を使うようなこともない

 

単に「盛り上がる」という点だけを観察すれば、

男女適度にいた方が盛り上がっているような気がするが、

本音が飛び交っているのはやはり男性だけの空間ではなかろうか

ここに女性が1人でも加われば、

適度な緊張感が生まれる

 

虎ノ門ニュースなんか見てるとよく分かる(笑)

 

無論、これは女性にしても同じだろう

 

何せ、同性同士しかいない空間は意外なほど居心地がいい

その場の表情をみれば分かる

 

しかし異性愛者の方々というのは異性を愛さなければならないと

頑なに信じている人たちであるもので

あえてその居心地のいい空間から抜け出そうとする

 

そして異性と恋に落ち、

結婚し、子どもを授かり、家を建て、育児に励み、

ま、このあたりは人それぞれ

 

そんでもって

仮に男性の異性愛者=ノンケが

男性だけの空間に戻ってくると

「向こうの親に結婚のあいさつに行かなあかん、こわい」

とか

「いやあ、嫁が厳しくてさ、タバコもやめさせられた」

とか

「子どもの夜泣きがひどくてさ、全然眠れん」

とか

「嫁とうちのオカンの仲が悪くてさ」

とか

「あー独身の頃は良かったなあ」

と、みんなして似たようなことを言っている

 

ノンケってみんな学習しないもんだなあ、

みんなして似たようなことを言ってるよなあ

とホモの私なんかはいつも思う

 

今の若い世代は知らぬが、

私くらいの世代の男の大半は女性に「格好つける」

 

スナック行って、お姉ちゃんが

「私も一杯もらっていい?」

なんて言えば

「おお、飲め飲め」なんてつい言ってしまう

そして翌日、

「何だか昨日の店、高くついたなあ」

なんてことを繰り返している

 

本当にノンケって大変だなあとやはり思う

 

これに対し、同性愛者、

男性同性愛者に関して言えば、

男性同士という居心地のいい空間の中で

恋愛することが可能だ

居心地のいい空間から抜け出す必要がない

 

初めての性交渉、にしても男女よりよほど楽である

お互いに服を脱いで裸になっても、

そもそもの構造が同じである

自分が気持ちいいことは相手も基本的に気持ちいい

 

これに対し、

初体験の男女なんてお互いに戸惑うことしかない

 

セックスひとつしても

異性愛者というのは大変なのだ

 

多くのノンケは性欲を満たすために風俗店を利用したりする

無論、利用したことがない方も多々いる

そして、性欲を満たすために大枚を投じる

 

男性同性愛者向けの風俗なんていうのも存在する

ノンケ向けの風俗との決定的な違いは料金で、

あくまで感覚的な話をすれば半額以下でなかろうか

 

飲みに行くにしても

ゲイバーなんて一般的なスナックよりはるかに格安で飲める

 

そんなもので私は日頃から

「ノンケってほんとお金もかかるし大変だなあ」

なんてことを思っている

 

よく活動家さんは「職場で結婚しないの?って言われるのが苦痛だった」なんて言う

 

私もよく上司に言われた

「おまえ、結婚せんのか」と

 

そんな時は

「◯◯さん見てたら結婚する気もなくなりますよ」

と笑って返していた

二度とその方に言われることはない

 

しかしながら「結婚しないの?」の言葉は

結婚したいのにできないノンケにはプレッシャーにしか感じない

 

結婚しても子どもを授からないと「まだか」「まだか」とプレッシャーを与え続ける人もいる

「おまえ、種なしか」などと屈辱的なことを言う人もいる

言われた方は「そうっすかねえ」なんて笑っていたが、

裏では泣いていた

これは実際に私が見てきた光景である

 

こういったように日常的にノンケ(異性愛者)が感じるプレッシャーは

同性愛者にすれば無縁な世界

 

同性愛者は異性愛者と違って常に居心地のいい空間にいることが可能

 

そんなもので

私はいつも思う

本当に異性愛者って大変だと、

そして、

あー、ホモでよかった、と

 

 

 

以上を踏まえ、冒頭の記事に

 

これは朝日新聞富山版に8月9日に掲載された記事です

デジタルでは途中までしか掲載されていなかったもので、

全文書き出してみました

誤字脱字があるかもしれませんがご容赦ください

 

この記事に出てくるのは林夏生さんという方で、

富山大学の准教授でいらっしゃいます

先月、自民党本部前で行われた杉田水脈議員に対するデモの最中に、

ゲイであると公表された方です

 

ではもう一度記事を見ていきましょう

 

LGBT差別、生存権脅かす」 富山大准教授ら

月刊誌への寄稿で、同性のカップルを念頭に「生産性がない」などと主張した杉田水脈(みお)自民党衆院議員(比例中国ブロック)に抗議する人たちが先月、東京・永田町の同党本部前に集まった。県内で多様な性についての啓発活動を続けるLGBT法連合会共同代表の林夏生(なつお)・富山大准教授(48)もその1人。林さんは「LGBTの人たちを差別し、生存権を脅かすもので許せない」と話している。

 

私はこの准教授さんよりほんの少し若い、

高卒の単なるオッサンですが、

杉田議員の寄稿の何処をどう読めば

生存権を脅かす」とまで感じるのでしょうか

 

「いったい、どれだけたくさんの命を見送ればいいんですか」。先月27日夜、同党本部前でマイクを握った林さんが訴えた。生きづらさを抱えながら暮らしているLGBTの知人らのことが頭にあった。

  

たくさんの命を見送ればいいんですか、

ということは自殺された方がたくさんいるということでしょうか?

こういったことはちゃんとしたデータが存在するのでしょうか?

 

 LGBTの当事者は、直接、差別の標的にならなくても、周りの誰かがいじめを受けたり、テレビでネタにされる様子を見たりすると、「自分に矛先が向いたらどうしよう」と不安に襲われるという。周囲に相談もできず、「自分がだめなんだ」「いない方がよかった」と自らを責めて心身の健康を損ない、自ら命を絶った人もいた。林さんはそれがつらかった。

  

ここでいきなり文章に矛盾が出てきます

先ほどは

>どれだけたくさんの命を見送ればいいんですか

と述べていたが

今度は

>自ら命を絶った人もいた

です

複数がいきなり単数になっている

 

自殺された方というのは本当に同性愛者であることを苦にしての自殺だったのでしょうか?

そういった遺書が残っていたのでしょうか?

そして林先生はその自殺された方の遺族と接することがあったのでしょうか?

 

杉田氏は「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」とも主張。林さんは「なぜ国会議員が、深刻な差別の実態をないがごとく言うのか。これは命と人権に関わる問題だ」と話す。

 

この林先生たちの一番ダメなところは、

この差別の実例をきちんと挙げないことです

 

一般の方々が「ああ、これは差別だなあ、気をつけよう」

そう納得できる事例を挙げる必要があるのではないでしょうか

「こんなの差別でも何でもないじゃん」

って言われるようなら単なるわがままになってしまいます

自分たちの説明不足を棚にあげて差別と言っても

誰も納得しないでしょう

 

林さんは2015年から、ジェンダーに関する講義で性の多様性を取り上げている。当事者ゆえの悩みや自殺した友人を救えなかったことへの苦悩などがつづられた感想文を学生から受け取ったこともある。

また、同年、学内のLGBTの当事者の相談にのったり、関心のある学生が立ち寄れたりする「ダイバーシティラウンジ富山」を設けた。また、当事者が語り合うイベントなども企画する。「まずは正確に『知る』こと。その上で無理に共感しなくても、価値観の違いを認めることが大切」と林さんは話す。

  

>まずは正確に『知る』こと

いつも思うのは正しい知識とは何かということです

先生方の主張が正しい知識であるとは私には到底思えません

 

>その上で無理に共感しなくても、価値観の違いを認めることが大切

自分たちの考えを押し付け、言論封殺のようなことをやっておきながら、

このようなことを述べる意味が分かりません

理解を押し付ける前に、理解できない人もいるってことを知る必要があるのではないでしょうか

 

河口和也・広島修道大教授らが15年に行った全国調査結果によると、北陸3県と新潟県では、自分の子どもが同性愛者だった場合に嫌悪感があると答えた人の割合は約80%。同僚や近所の人が同性愛者だった場合は約60%で、いずれも全国平均より高い。

林さんは当事者に対し「北陸ではカミングアウトにリスクが伴う。無理は禁物」と話す。「他の少数者の手助けなど、多様性のある社会作りのために出来ることはある」と呼びかける。

 

これは全国平均と北陸3県+新潟県を比較してこんなことを言っていますが、

九州地方や中国・四国地方、東北や北海道など、他の地域のデータも掲示しないとフェアではありません

こういったいい加減な発表が地方で暮らす性的少数者を息苦しくさせる要因になってはいないでしょうか

 

>北陸ではカミングアウトにリスクが伴う

私はまさに北陸でカミングアウトしてますが

私がカミングアウトをした頃はたいしてリスクなんてありませんでした

しかし今は先生方の活動により、

多くの方にとって性的少数者は関わりたくない存在になっていることでしょう

カミングアウトのリスクを作り出しているのはあなた方の言動、行動そのものです

  

LGBT法連合会は、当事者への差別をなくすための法整備を求めている。林さんは「どのような行いがダメなのかをはっきりと示し、全員の安心・安全につながる制度づくりが進んでほしい」という。

  

朝日の記事に突っ込みを入れても何の意味もないことは承知しています(笑)

 

で、

林先生に限らず、LGBT活動家の不思議なところは、

異性愛者だってさまざまな性的マイノリティな部分を持ち合わしており、

それを表に出さずにいることを完全に無視していることです

 

よくあるのが

同性愛を認めるならロリコンも認めろとかいった声に対し、

同性愛は性的指向

ロリコンは嗜好だから違うのだ!

なんてことを活動家さんは申すのですが、

そんな言い方しかしないもので話がまるっきり進まない

 

仮に理解してもらいたいのなら

私達は同性愛者ですが、

あなた方は異性愛者である、ってことを分かってもらう、

こういった基礎的なことが一番大事なことだと私は考えます

横文字の専門用語並べたところで何を言いたいのやらさっぱり分かりません

 

そして、LGBT活動家のさらなる問題点のひとつは

異性愛者の方々だって、

日頃から様々なプレッシャーや差別的な言動と戦っているということ

そんなことをいっさい考慮しないまま

自分たちの主義主張を繰り返していることです

 

異性愛者の方々がどんな思いをしながら日々生きているか、

先生方は考えたことがありますか?

 

私たち同性愛者は結婚を「できない」で割り切ることができますが、

異性愛者の方々は結婚をきっかけに子育てやら相手の親との関係やら、

ありとあらゆる様々な問題に巻き込まれていきます

 

結婚したいけど経済的理由その他でできないなんて方も多々いるでしょう

そういった方々が日頃からどれだけ周囲にプレッシャーを与えられ、

苦痛に感じているか

先生方は考えたことがありますか?

 

先生方はそんなことを考えたことがないからあれだけ好き勝手なことを言えるのです

 

あなた方はみんな苦労していることを一切考えず、

自分たちだけを弱者にしようとしているから

誰の理解を得ることもできないのです

 

杉田氏の寄稿を読んで、

いったんは腹立たしくは感じたかもしれぬが

水を一杯飲んで目を閉じて、

 

あーなるほどな、

私達に支援するくらいなら、

若い世代が結婚に不安を感じないように、

子育てに不安を感じないように支援してあげてください、

こうした活動をすれば私たちに対する見方も変わるかもな、

とか考えないものですか?

 

少なくとも林先生は国立大学で生徒に教える立場の方ですよね

何を怒りに任せてデモなんかやってるんですか

何で対話しようとしないんですか

 

私は当事者の1人として情けなくて仕方ありません

 

最後にもう一点、先生をはじめ活動家の皆様にお尋ねしたいことがございます

  

本当にあなた方はだれのために活動をしているのですか?

 

大学の先生ともあろうお偉いお方に

学のないホモが失礼しました

 

では失礼いたします