うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

バイバイ、LGBT

「バイバイ、ヴァンプ」という映画が話題になっているそうな

 

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私はこの映画の予告編を見た時、

「きゃー、カワイイ子が脱いでる!」

くらいにしか思わなかったし、

それは旦那も同じだったみたいで、

「それなら見に行こう」なんて話になって、

調べてみたら、私たちが住む地方では上映していない

 

それどころか、全国でも5館だか6館しか上映していないとのこと

 

私たちが暮らす町からだと一番近いのは名古屋で、

高速すっ飛ばして片道3時間半というところか

 

それでも見に行こうと思ってわざわざ中川コロナワールドって映画館に

「来週までやってますか」と確認して

「上映終了は決まってません」なんて話だったのに、

20日で突如終了してしまった

 

名古屋ではもう一軒上映しているのだけど、

朝イチの1回きりとなれば、

もはやなすすべもない

 

ただただ残念であったりする

 

 

 

ちなみに私がこの映画の存在を知ったのは、

松岡宗嗣さんの以下のツィート

 

 

以後、松岡さんはこの映画の批判を続けており、

先日はAbemaTVにまで出演されたようであるし

ヤフーにもこんな記事を掲載された

 

news.yahoo.co.jp

 

松岡さん、「バイバイ、ヴァンプ」のおかげでお仕事もらえてよかったですね!! 

 

この中にこんな一文がある

予告編が公開されると、性的マイノリティの当事者を中心に多くの批判的な声が寄せられた。(現在は公式サイトから予告編は取り下げられている)

「この作品はあくまでフィクション、コメディである」と作品を擁護する意見もあるが、長い間、広辞苑でも同性愛は”異常性欲”と説明されてきたように、メディアで同性愛は嘲笑の対象として描かれてきた。

未だ多くの当事者はカミングアウトが難しい現状であり、ゲイやバイセクシュアル男性は、異性愛者の男性と比べて自殺企図率が約6倍という調査もある。当事者を追い込む要因の一つにこうしたメディアの差別表現があるだろう。単に偏見を助長する映像が公開されることには憤りを感じざるを得ない。

 

だからこそ、上映を中止せよ、ということなのだろう

 

一見、まともなことを言ってるように思えるのよな、

でも、松岡さん、未だに以下のツィートを削除していないのは、

やっぱりまずいと思うのよな

 

 

 松岡さんはあくまで「g-lad xx」の記事の内容を取り上げた「だけ」のつもりかもしれないけれど、

前回も書いた通りで「駄目なものは駄目」だし、

どう見ても松岡さんは「RUSH」を擁護しているとしか思えない

 

これはLGBTの人権活動をやっている人間のツィートとしてはかなりまずい、

と考える

 

しかしながら、松岡さんと日頃活動を共にしている方なんかが、

だれひとりこのツィートを「まずい」と考えていない、ということが、

このツィートを放置していることからも伺えるのよな

 

こんな非合法なものを擁護している方が

「単に偏見を助長する映像が公開されることには憤りを感じざるを得ない」

なんて言っても説得力ゼロである

 

松岡さんは同性愛者に対する偏見を生み出しているのは何処の誰か、

今一度考える必要性があるのではなかろうか

 

さらにこの映画に食いついてきたのがいつもの国会議員(笑)

 

 

私は今回の騒動が起こるまで、

石川大我さんがどうして7万票も獲得できたのか不思議で仕方なかったし、

それは比例名簿がアイウエオ順で立憲民主党の上の方に名前が記載されていたからだろう、

と考えていたのだけど、

どうやら石川さんは「表現規制に反対」している方々からも支持を得ていたことを知った

 

表現規制反対といえば山田太郎さんが真っ先に思い浮かぶが、

彼が自民党である以上、アンチ自民党表現規制反対派の方々の票を取り込んでいた、

とも思えてくる

 

ちなみに石川大我さん、以下のサイトでこんなことを言っている

manronweb.com

 

個人の漠然とした感覚のようなものを規制に持ち込むのは非常に危険であると思っていて、なんとなくこういったマンガがあることによって性犯罪が誘発されるのではないか、なんとなく嫌な気分になる、というところを議論していくときりがないんですよ。

自分がこのマンガが気持ち悪いから嫌だ、男同士がセックスしている描写は気持ち悪いから嫌だと言われてしまうと、そこから先に進まなくなりますよね。なんとなく漠然と嫌だという空気が広がることは非常に危険で、「なんとなく」で規制されてしまうとほかのものも同じ理由で規制されてしまい際限がなくなってしまう。

そのせめぎあいの部分がとても難しいことだし、私たちに答えはないんでしょうけど。なんで不快に思うのだろうというところをみんなで突き詰めていくことが必要だと思います。

永山:どんな表現でも絶対何か言う人がいますよね。

石川:それはそうですよ、万人が納得する表現なんてものはなくて、変な話『水戸黄門』の入浴シーンが不快だと言う人もいるわけじゃないですか。

 

そうですよ、石川さん、自分で言ってますよね

「 万人が納得する表現なんてものはない」

 

漫画、小説、映画、何だってそうですよ

どんな名作といわれるものだって、

不快に感じる人は一定数いるのです

 

だからといって「不快だ」と思う人たちが糾弾しちゃえば、

すべての表現そのものが否定されてしまうのではないでしょうか?

 

で、こうやって表現規制に反対していた方が、

自分の気に入らない映画の上映禁止を求めるって、

なにかの冗談ですか???

 

この先はあえて下品な話を続けますけれど、

石川大我さんはゲイであることを公言しているのだから、

当然のことながら「ゲイ向けAV」の世話になっていると思います

見たこと無いとは言わしませんぞ(笑)

 

そしてこの「ゲイ向けAV」なんていうのは、

ほぼ間違いなくノンケ男性が見れば不快に感じる内容であると思います

 

見方を変えれば、

世間の大多数の方が不快に感じるもので、

ゲイ男性は性的欲求を満たしている、とも言えないでしょうか

 

 

石川さんは格好つけてこんなこと書いてますけど

ゲイ向けAVの大半なんてノンケの尊厳を傷つけてますよね

 

石川さんだけじゃない、

えらそうなこと言ってる松岡宗嗣さんだって同じだよ

 

自分たちだって多くの人が不快に思うもので性欲を満たしているはずなのよな

 

にも関わらず、

自分が気に食わないから上映禁止にしろ、

なんてあまりにも矛盾していないだろうか

 

LGBT活動家の説得力のなさというのは、

こういった矛盾が生じることを無視してしまうことにあると思われる

 

そして今回の件に関しては、

活動家さんたちも冷めた目で見ている、そんな印象がある

 

「さすがにこれはまずい」ってことに気づいているのだろう

 

ま、石川さんも松岡さんも、

振り上げた拳を下ろせなくなっているんだろうね

 

ま、どんどんどんどん

自分が気に食わないものは批判し続ければよろしい

それもまた表現の自由

 

そして周囲から「面倒なやつ」「かかわりたくない」と思われればいい

 

そのうち周囲から誰もいなくなるだろう

そうなりゃどんどん自分自身が「生きづらく」なっていくだろう

 

ま、「バイバイ、ヴァンプ」ならぬ、

「バイバイ、LGBT」とならないことを祈ってます!!

 

LGBT活動家の皆さん、頑張ってください!!!

応援していまーす!!!!!