うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

もったいない方々

明石市が公募のLGBT専門職員 定員2人に99人応募、競争率50倍に

兵庫県明石市LGBT(性的少数者)や多様な性への理解を進める施策を企画・立案する専門職員2人程度を公募したところ、20日の締め切りまでに、全国から99人の応募があった。競争倍率は約50倍。市の担当者は「社会的な関心が高まる中、制度や偏見を変えたいと意欲的な人が増えている結果では」と受け止める。

同市は2020年度中にも、同性のカップルを婚姻に準ずる関係に公認する「パートナーシップ制度」を導入する。このほか、性別を問わない公衆トイレの整備や学校制服の在り方など幅広い取り組みを進める。

こうした施策で中心的な役割を担競争倍率は約50倍。市の担当者は「社会的な関心が高まる中、制度や偏見を変えたいと意欲的な人が増えている結果では」と受け止める。ってもらおうと、市は昨年12月に公募を開始。LGBT当事者や支援者を含め、性の多様性に関する課題に理解と知識がある人を対象にしていた。

市によると、東京都や千葉、佐賀県などからも応募があり、年代は20~60代と幅広かった。書類選考を通過した約半数が2月1日、市役所などで面接試験を受け、4月以降に採用する。任期は5年以内だが、正規採用も見据える。

兵庫県内では宝塚、三田、尼崎市が「パートナーシップ制度」を導入。東京都渋谷区は公募ではないが、LGBTへの理解を進める専門職員を採用している。《神戸新聞》 

 

 

 

神戸新聞の記者の筆力に問題があるのかもしれぬが、

イマイチよく分からない記事であったもので、

明石市のサイトを確認してみた

 

以下が募集のチラシ

 

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別紙の募集要項には以下のようにある

好きになる性(性的指向・SexualOrientation)や心の性(性自認・GenderIdentity)は人それぞれで、誰もが自分の性的指向(SO)と性自認(GI)を持っています。どのようなSOGIであっても、すべての人がありのままに生きられるのが、みんなにとって暮らしやすいまちです。

明石市は、LGBTの方々を含むすべての人が大切にされるやさしいまちを目指して、性の多様性への理解促進、啓発活動及びパートナーシップ制度導入に向けた施策立案等を推進するため、SOGIに関する問題について専門的な知識、経験、人脈等を有する方を募集します。

職種には「LGBT/SOGI 施策担当 (任期付フルタイム 勤務職員)」とあり2名募集

仕事の内容は

1.性の多様性への理解促進、啓発等に関すること

2.パートナーシップ制度導入等の企画立案に関すること

3.中長期的視野に立った性の多様性施策のあり方についての調査・研究に関すること

4.各種関係機関との連携・調整に関することなど

で、受験資格

次の1と2の両方を満たす方

1.性の多様性への理解があり、SOGIに関する問題について知識、経験等を有する人

2.1959年(昭和34年)4月2日以降に生まれた人(2020年4月1日現在、60歳以下)

LGBTなどの当事者や、その支援者なども含め、広く募集します。

 

この採用、LGBT当事者に関わらず、支援者も含めての採用、

とのことだけど、

「性の多様性への理解があり、SOGIに関する問題について知識、経験等を有する人」

っていったいどんな人なんだろうね(笑)

 

ゲイなんてゲイのことしか分からないだろうし、

レズビアンだってレズビアンのことしか分からないだろう、

トランスジェンダーの方だって、あくまでトランスジェンダーのことしか分からないだろう

 

そして、人に語ることができることは

「あくまで自分の経験」だけなのよな

 

LGBT活動家の言ってることを鵜呑みにしているからこそ、

こういった話が出てくるのだろうけど

今の日本のLGBT活動のけったいなところは、

自分自身は「ホモだのオカマだの」といじめられた経験のないような

自称ゲイなりレズビアンの活動家が、

LGBTは生きづらい、差別を受けている!」

主語を変えて誰のことか分からない話を

ペラペラ喋っていることなのよな

 

そしてこうした生きづらさを訴えているような当人は

講演活動や執筆活動でカネを稼ぎ、

あるいは議員になってやはりカネを稼いでいるのである

 

「生きづらさ」を訴える某大学教授なんて、

随分立派なタワーマンションにお住まいのようであるが、

そんな方に「生きづらさ」を語られても説得力ゼロである

 

にも関わらず、彼らは話だけはうまいもので、

一定数彼らのいうことを鵜呑みにしちゃう人が、

特に地方自治体の首長なんかに現れる

 

全国で同性パートナーシップ制度を導入している自治体の長というのは

総じて「パフォーマンス」が得意な「クセモノ」ぞろいである

ろくな実績もないのに目立つことばかりやっている

 

で、明石市泉房穂市長も「暴言」で有名になった人だなあ、

と思いつつ

 

実績を見てみれば

市内の0歳児におむつを無償提供とか、

親が不払いの養育費 市が立て替えて回収とか、

市民目線の政策もちゃんとやっている方なのよな

 

こういった方ならそれなりに市民の支持も得られているであろう

 

だからこそ、LGBT云々にはもう少し「俯瞰」して、

物事を見て欲しいなあと思う次第

 

どんなにまともに思える政治家でも

LGBT」が絡むと総じてチグハグなことをやっちゃうのよな

何だかもったいない

 

あと、神戸新聞の記事に

市の担当者は「社会的な関心が高まる中、制度や偏見を変えたいと意欲的な人が増えている結果では」と受け止める。

 

なーんて書いてるけど

これだけ集まった理由は単にこれでしょ

 

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そりゃ9時〜18時の仕事でこんな給料もらえるなら

競争倍率50倍にもなりますわいな

 

つーか、明石なら私と旦那の実家も近いし、

応募すればよかったかな 

 

そして落ちたら明石市役所の前で

明石市はホモを採用せよ!」と叫んでやるのだ(笑)

 

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「もったいない」と言えばもう一人、元民主党の現役国会議員さん

 

 

細野さん自身、もともと民主党政権の中枢にいた方であるが、

最近の福島をめぐるツィート、ならびにその反応を見ていても、

保守層からも注目されている存在であると私は思っている

 

で、私は思うのだけど

LGBT差別解消法」なんてものができても、

一般社会とLGBT当時者の間に「対立軸」を生み出すだけではなかろうか

 

川崎や大阪で「ヘイト条例」みたいなものができたけど、

結果として「嫌韓」の雰囲気を強めただけになってますよね

あの条例で一番迷惑しているのは、

川崎や大阪で大人しく暮らしている在日韓国、朝鮮人の方々ではないかと感じる

 

結局、

ヘイトなんていうのは誰に対してもだめだし

差別だって誰に対してもだめなんですよね

特定の対象を定めてしまうから対立軸が生まれてしまう

 

何より、日本における「LGBTに対する差別」がいったい何なのか、

細野さん、教えていただけませんかね?

私は他の属性については存じませんので、

あえて「ゲイ」にしぼりますけど、

日本における「ゲイ」に対する差別っていったい何ですか?

 

この質問に答えることができるゲイの活動家なんで、

実は誰一人いないんですよね

彼らの言う「差別」なんて、

単に自分が不愉快な思いをしたことを「差別」と称しているだけです

 

そりゃそうですよ、ゲイなんて見た目で判断できるものじゃない

みんな単なる男です 

 

細野さんは女性が好きな男なんでしょうが

私は男性が好きな男、ただこれだけです

 

ゲイって、これだけの話ですよ

 

別に進学において差別される訳じゃない、

住む場所を制限される訳でもない、

職業だって自由に選べます

ふつーにパスポートとって海外旅行だっていけます

 

欧米諸国などでは宗教的なこともあり、

実際に同性愛者に対する迫害なんかもありました

だからこそ「差別解消法」が必要とされたんでしょう

 

実際、つい数年前まで米軍には「同性愛者の入隊規制」がありました

日本でこんな話を聞いたことがありますか?

自衛隊は同性愛者の入隊制限なんてありませんよね???

 

日本におけるゲイに対する差別というのはいったい何なのか

細野先生のように影響力のある方が

活動家の言い分を鵜呑みにする前に今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか?

 

そしてもう一点、

先日、細野先生が卒業された京都大学で、

こんなゼミが開かれたようです

 

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このゼミについて「LGBT障がい者ではない」と話題になったのですが、

その点はいったん脇に起きます

 

ゲイは障がい者でも病気でも何でもありませんけど、

見方を変えれば、

身体に障がいをお持ちでゲイって方は一定数いると考えます

 

近年、障がい者の方の性事情というのもクローズアップされてきて、

セックスボランティアなんて言葉も耳にするようになりましたが、

これだって「異性愛者」であることが大前提である話なんですよね

 

健常者であれば実家に居辛けりゃ一人暮らしをすればいいだけですし、

出会いを求めてゲイバーやハッテン場に出かけることだってできる

でも、身体に障がいがあってそういったことができないゲイもいるはずです

 

ゲイバーなんてだいたい雑居ビルの2階から上ですし、

世の中にゲイ向けの性風俗の店なんていうのは多々ありますが、

とてもバリアフリーに対応しているとは思えません

 

私は巷のLGBT活動家がこういった方々に対する支援をやっている、

というのであれば多いに賛同するのです

 

でも、彼らは常に自分ありきなもので、

実際に苦労している方には見向きもしないんですよね

 

細野先生がかねてからLGBTに関心があることは存じておりますが

一度活動家の言い分をリセットして、

冷静に考えてみる必要があるのではないでしょうか

 

本当に困難を抱えている人というのは

「差別だ何だ」と騒ぎたてる人たちではなく

声を上げることすらできずにいる人たちです

 

そういった人たちに目を向けることこそが、

政治家の役割ではないでしょうか

 

細野豪志先生の今後の活躍をお祈りしております