うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

ゲイが抱える本当の意味での「問題」

池袋で母子が死亡する交通事故を起こした院長について

「なぜ逮捕しないのか」と言った声をSNSを中心にお見受けする

 

無論、私もその一人である

 

本来、この事故の院長がすぐに逮捕されていたら、

最近多い「高齢者が起こした事故」のひとつとして、

多くの方の記憶から消え去っていたことであろう

 

しかしながらこの事故に関しては、

院長が逮捕されないという経過をたどったが故、

一層人々の記憶に残る事故となってしまった

 

交通事故のニュースで誰それが逮捕された、と耳にすれば、

多くの方は「あの院長はなぜ逮捕されないのか」と条件反射的に思うものではなかろうか

 

似たような時期に滋賀県大津市でも園児が死亡する事故があり、

52歳の女性が逮捕されているが、

もはや多くの方の記憶からは消え去っていると思われる

 

私は日頃から新聞記事のスクラップを続けているもので

後から読み直してみると

大きな事件や事故が起きても、

マスコミや世間の関心は「逮捕」を境に急激に薄れていく、ということがよく分かる

 

やまゆり園の殺傷事件、座間のアパートの事件、富山の派出所襲撃、

新幹線車内での殺傷事件、松山の刑務所からの逃走、大阪の警察署からの逃走、

世の中では多くの「犯罪」が起きているが、

多くの方にしてみれば「ああ、そんな事件もあったなあ」という程度であろう

 

池袋の事故にしても仮に警察がすぐに逮捕していれば、

多くの人の記憶から消え去った事故になっただろう

しかし、そうはならなかった

 

私は事故を風化させないために、

あえて警察が院長を「生け捕り」にしているようにしか見えない

 

そして、思うのだ

 

この事故は、私のような同性愛者には逃げようのない現実を突きつけている、と

 

 

 

そもそも「高齢者ドライバーの事故」なんていうのは、

ここ数年で急激にクローズアップされてきた問題である

 

今の70代、80代なんていうのは、

40代、50代くらいまで「MT車」に乗っていて、

その後「AT車」に乗り換えた、という方が大多数だろう

 

それに対し、それより上の世代の方というのは、

最後まで「MT車」という方が大半だったのではなかろうか

AT車」は踏み間違れば暴走するのかもしれないが、

MT車」は操作を誤ればエンストして止まるのだ

 

少なくとも今みたく事故の加害者になる確立なんてまったく違うはずだ

 

MT車を運転して信号待ちなんかでエンストが多くなれば、

多くのドライバーは「運転能力が落ちてきた」と自覚して、

運転を自ら諦めるなんてこともあっただろうが、

AT車なら能力の低下を自覚することもない

 

高齢ドライバーの事故が増えるのは当然のことだと思う 

 

そして、昔は運転に自信をなくした高齢者が車に乗らなくなっても何とかなった

地方だと何だかんだで子や孫と同居してたり、

もしくは近所に住んでいる可能性も高い

  

それにかつては地方でも公共交通機関が充実していたから、

病院に行ったり、買い物に行ったりするのも何とかなったものだ

 

しかし、今は違う

 

私の実家がある地域というのは

20年近く前にスーパーが撤退してから過疎化の一途をたどり、

私が通っていた小学校も児童の減少で廃校なんて話もでてきている

 

市街地とを結ぶバスはかつて2時間に1本くらいあったけど

今や1日に2本になった

小学校の校区内には

簡易郵便局が1件あるがコンビニすらないし、銀行のATMもない、

個人でやっていたお店なんてみんな跡継ぎがいなくて閉めてしまった

 

そんな地で夫婦2人で暮らす親に、

私は口が裂けても「免許を返納しなよ」とはいえない

 

そして、私や旦那だけでなく、

多くのゲイは実家を出ているものではなかろうか

 

自分の周囲を見渡しても、

実家暮らしのゲイはかなり少数派である

 

仮に私がノンケで、結婚して子供がいるという状況なら、

車を手放した親を呼ぶというのもひとつの手である

 

家族を連れて実家に帰るという方法もある

 

しかしながら、私に限らず、多くのゲイはそんなことはやらないであろう

 

活動家さんたちは「あれが問題」「これが問題」「差別だー」と

ご熱心に騒ぎててているが

「今後親とどう向き合っていくか」

こういったことこそ、

私に限らずゲイが抱える本当の意味での「問題」であると思うが

いかがなものだろうか

 

高齢ドライバーの事故や免許返納なんて言葉を聞くたびに、

私はどうすればいいのか分からず、ただただ途方にくれてしまう

 

 

 

最後に衝撃的なニュースが

 

勝間和代さん、パートナーの増原裕子さんと関係解消を報告「好きな人が他にできたと…涙が出てきて止まりません」

 

経済評論家の勝間和代さん(50)が11日、自身のブログを更新し、パートナーの増原裕子さんとの関係を解消したことを報告した。

勝間さんは「増原裕子さんとのパートナーシップを解消しました。本当に悲しいです。」とのタイトルで記事をアップし、「悲しいお知らせです。11月6日の夜、ひろこさんから好きな人が他にできたので、その人と付き合いたいので、私とのパートナーシップを解消したいという申し出を受け、悩みましたが、修復は不可能と考え、その申し出を受諾することにしました」と増原さんとの別れを報告。

「本当に悲しいです。まだ、ひろこさんが家を出て数日ですが、別れを思うと、いつでも涙が出てきて止まりません」と吐露した。

LGBT活動家で会社経営などを行う増原さんは7月の参院選立憲民主党京都選挙区で立候補し、落選した。

勝間さんは「ひろこさんが、選挙に出馬を決意した昨年の秋以降から、場所や時間的なすれ違いが大きくなってきました」と説明。「それでも、私は一生を共にすると約束した相手なので、できる限りのサポートをしたいと考え、京都へ滞在や選挙活動の支援などを行ってきました。

しかし、東京に戻ってからも、私とすれ違った気持ちは戻ることはありませんでした。そして、言葉と態度の両方に違和感を覚えていた数カ月後、上記のような申し出がありました」「一生を共にすると言ってもらい、信じた相手でしたので、すれ違いはひろこさんの選挙疲れであり、時間がたてば関係性は良好な状態に戻ると期待をしていましたが、私だけがそう思ってもそれは実現しませんでした」と明かした。

勝間さんは「ひろこさんとのお付き合いをきっかけとして、私がLGBTであるというカミングアウトも行い、人生の重荷の一つが取れたことにはとても感謝しています。私はひろこさんと新しい方の幸せを願うほどはまだ気持ちが整理しきれていないので、ここでそうは書けません。それでも、私もひろこさんにもらった勇気を胸に、先に進みたいと思います」と思いを記述。

「これまでのひろこさんとのパートナーシップに対し、みなさまの理解と応援には感謝しかありません。不安いっぱいでカミングアウトしたときに、どれだけみなさまの声に助けられたことでしょう。そして、関係性を継続出来なかったことに自分の未熟さを感じています。残念なお知らせでしたが、次の恋愛もパートナーシップもあきらめていませんので、またみなさまに楽しい姿を見せられる日がきっとあると思っています。パンセクシャルな私ですから、チャンスに溢れているはずです。読んでくださって、ありがとうございました」と結んだ。

勝間さんは2度離婚を経験。3人の子どもがいる。昨年5月にブログで増原さんとの交際を公表。増原さんは元タカラジェンヌの東小雪さんと2015年に渋谷区の同性パートナー証明書の取得第1号になったが、2017年にパートナーを解消していた。《スポーツ報知》

 

ひえー、、、、

これは勝間さんが気の毒すぎる、、、、

 

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やはりLGBT活動家は信じちゃ駄目ってことなんでしょうな

 

勝間さんの今後の活躍を願っています