ホモとオネエ、「バイバイ、ヴァンプ!」を見に行く
この週末の朝、私と旦那は名古屋市内の映画館にいた
映画「バイバイ、ヴァンプ!」を見るために、
夜明け前に家を出て、高速も使わず下道で5時間半ほどかけて来た次第(笑)
開演10分ほど前になって、私たちの真後ろの席に女性2人組が座った
彼女たちの会話内容から、
おそらくこの映画の主人公を演じている子のファンなんだろう
「だいたいさ、うだうだ文句言うなら見てから言え、つうの」
ほどなくして上映が始まった
噛まれたら同性愛者になってしまうという映画『バイバイ、ヴァンプ!』が同性愛嫌悪的だとして批判を呼んでいる。
私はコメディもホラーもB級映画もそこそこ楽しめる方だけれど、予告編を観て、わざわざこれが本当に差別的かどうかを確かめるのはやめようと思った。貴重な休日に時間とお金を使うなら楽しい映画を観たいに決まっている。
「そして素晴らしい作品のことは世に知らせたい」良い作品も増えてきているし、今回のようなのを批判する分良い作品はちゃんと売れてほしいし応援していきたいと思う。https://t.co/w8Jm7LnHMz
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) February 23, 2020
遠藤まめた氏の記事、
ならびにそれを紹介する松岡氏のツィートを拝見すると、
どうやら2人とも、
「買ってから批判しろ」「見てから批判しろ」という風潮を批判しているようである
私はこういった発言を一般人がするのはまだいいと思うのよな
しかしながら、遠藤さんや松岡さんのように、
何かをやろう、社会を変えようといった運動に携わっている方が、
こういったことを平然と述べてしまうのはかなり「まずい」と考える
たとえば遠藤さんは
「ひとりひとりの『性』を大切にする社会へ」
「先生と親のための LGBTガイド: もしあなたがカミングアウトされたなら」
「オレは絶対にワタシじゃない」
といった感じで書籍を出されていますが、
この本を読みもしない人間に批判されたら腹立ちませんか?という話です
読みもしない人間にアマゾンに書評を書かれたらゾッとしませんか?
読みもしない人間にツイッターで批判されたら嫌じゃないですか?
松岡さんだって、多くの記事をハフィントンポストに寄稿されていますが、
まともに読みもしない人間に批判されれば腹立ちませんか?
今のご時世、無料で読めるようなネット記事さえ、
まともに読まれることもなく、
曲解された上で拡散されているんですよね
情報を発信する側の人間ならもっと危機感を保つ必要があるはずです
しかしながら
松岡さんや遠藤さんは情報を発信する側の人間であるにも関わらず、
「それでもOK」と言ってるのと同じことですよ(笑)
今回の「バイバイ、ヴァンプ!」の件についても、
一般の方々がこの映画を見ることもなく批判するのは、
私はある意味仕方ないことだと考えます
そもそも上映している映画館が少なすぎるのですから、、、
しかしながら、少なくとも松岡さんに関しては
日頃から同性愛に関する活動をしているのだから、
嫌だろうが何だろうが、見た上で批評をする必要があったのではないでしょうか
危険ドラッグ「RUSH」と一言で書かれているが、その実態はアルコールやタバコより有害性や依存性も低いと指摘されているもので、指定薬物の要件に該当しないのではないかと裁判も起きている。単なる「報道」はバッシングや偏見、無理解を助長する可能性もある。https://t.co/Emk4JmzH67 https://t.co/3LviuOQWF8
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) February 13, 2020
ま、違法薬物を擁護している松岡宗嗣さんが
何を言っても説得力ゼロですし、
違法薬物を擁護している松岡宗嗣さんを出してしまう
Abema TVもかなり問題でしょうけどね
ハフィントンポストは違法薬物を擁護している松岡宗嗣さんを
今後も使うんでしょうかね
ま、朝日系だから気にしないか(笑)
で、1時間40分ほどの映画が終了
真っ先に思ったのは男の子たちが総じてかわいかったので、
十分満足できたということだ
つーか、石川大我先生は1900円も出して
こんなカワイイ男の子たちが出ている映画を見ながら
「これは差別だ!けしからん」なんて考えていたのだろうか
やはりLGBTの考えていることは私にはさっぱりわからない
ではこの映画を見たという石川大我先生のツィートにひとつひとつ突っ込んでいこう
#バイバイヴァンプ
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) February 17, 2020
を観た。この世にあるLGBT差別、偏見をすべて集めたような映画。ほんとうに酷い。公開4日目。これだけ声が挙がってるのに製作側から省みる様子がないのも気になる。私たちは、しっかり声を挙げないとダメだと思った。随時問題点を指摘していく予定。 https://t.co/B4TdmTq5yd
>この世にあるLGBT差別、偏見をすべて集めたような映画。ほんとうに酷い。
「バイバイ、ヴァンプ!」は同性愛は取り上げていましたが、
両性愛ならびにトランスジェンダーにはまったく触れてませんし、
そもそも「LGBT差別」云々なんて言葉を持ち出すことがおかしいでしょう
偏見を集めた云々といいますが、
世の中のコメディなんてみんな「偏見」の上で成り立ってます
何より私の同性愛に関する考え方も偏りがありますし
石川さんの同性愛に関する考え方も偏りがありますよね
問題はそこそこ力がある立場のような人、
石川さんのような国会議員が「これは偏見だ」と断じてしまうことではないですか?
少なくとも私は国会議員が映画の上映中止を求めるなんて初耳です
映画を観て辛いのは、茨城県境町が全面協力しているという絶望感だ。町長、観光協会、まちづくり公社、公民館、地元の有名な飲食店、etc. 「境町のみなさん」がエキストラで出演しているようなシーンもある。市民をLGBT差別に加担させてしまった責任が行政にはあるはずた。 #バイバイヴァンプ pic.twitter.com/sWFQNm51KN
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) February 17, 2020
>市民をLGBT差別に加担させてしまった責任が行政にはあるはずた。
こんなアホなことを言っている国会議員を放置している責任が立憲民主党にはあるはずた
#バイバイヴァンプ
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) February 17, 2020
サイトは予告編が削除→メッセージが。
▶︎同性愛の方々に対し不快な思いを抱かせる表現が含まれているかもしれませんが、同性愛を差別する作品ではありません。
内容→「同性愛は快楽だけ」「同性愛に走るわけにはいかないんだ」「同性愛の町になってしまう」これ、差別でない?
>「同性愛は快楽だけ」「同性愛に走るわけにはいかないんだ」「同性愛の町になってしまう」これ、差別でない?
石川さんは相変わらず「差別」って言葉を軽率に使いすぎです
少なくともこの映画では「ヴァンプ」側は同性愛をノーマルとして描き、
異性愛をアブノーマルとして描いているのですから
ある意味めちゃくちゃフェアな作品ですよ(笑)
▶︎しかし、それを乗り越えた時に人はもっと強くなり、そして自分らしく、異性も同性も隔てることのない「人としての愛」を見つけることが出来ると信じています。
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) February 17, 2020
→あのね。。。そんな映画になってないよね?偏見、差別という「壁」を作っておいて「乗り越えろ」と??あまりに無責任。
>そんな映画になってないよね?偏見、差別という「壁」を作っておいて「乗り越えろ」と??あまりに無責任。
そんな映画でしたよ(笑)
▶︎この作品は、そのテーマをエンターテインメントな作風で描いているため、
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) February 17, 2020
一部の方に誤解や混乱を招いた事をお詫び申し上げます。何どぞご理解頂けますことをお願い申し上げます。
→本編を見て、誤解なんてしてません。偏見、差別の塊であるこの映画を作った責任を表現者として考えるべきです。
>偏見、差別の塊であるこの映画を作った責任を表現者として考えるべきです。
この映画を偏見、差別の塊と断じてしまう石川大我先生こそ偏見、差別の塊ですね
とても国会議員の発言として適切なものとは思えません
さて、ここで一旦映画の内容からは離れますが、
一番の問題は石川大我先生は「表現の不自由展」には賛同していることです
これは違法薬物を擁護している松岡宗嗣さんにも言えること
“表現の不自由展”中止へ。
— 石川大我 参議院議員 立憲🌈 (@ishikawataiga) August 3, 2019
→急遽、新幹線に飛び乗り会場へ。300人ほどの列で40分待っての入場。どの作品も観る意義あるものでした。公権力による介入、ヘイトスピーチ、脅迫で私たちの国が、またひとつ不自由になった日。会期は10/14まで。安全確保のうえ、早期再開を。https://t.co/JQuttqBCLo
大村知事のコメントに同意。全文読んで欲しい→「展示中止を求めた河村市長の発言は、憲法違反の疑いが極めて濃厚ではないか。税金でやるなら自ずと範囲が限られるというのは全く真逆ではないか。税金だからこそ憲法21条(表現の自由、検閲の禁止)は守られなければならない」 https://t.co/0TViqgY7y5
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) August 5, 2019
今回の映画を批判している、というならまだわかるのです
しかしながら天皇陛下の肖像画を燃やす表現の不自由展がOKで、
噛まれたら同性愛者になる映画が駄目な理由が、
私にはさっぱりわからないのです
要するに自分がOKならOK、
自分が気に食わないのは駄目と言ってるだけです
天皇陛下の肖像画を燃やす表現の不自由展に賛同している石川大我さん、
さらに違法薬物を擁護している松岡宗嗣さん、
おふたりとも単に「わがまま」なだけです
今のLGBTを表現するのにピッタリな言葉ですね!!!
で、私の映画の感想ですけど、
私の場合、映画にもとめているのは
「いい男が脱いでるか」くらいなものなんで、
話の内容なんて二の次なのよな(笑)
銭湯のシーンなんて声出して笑っちゃったわww
旦那も似たような感想を述べていた
それどころか大画面で延々とカワイイ男の子たちを堪能できるのだから、
十分満足できた次第
DVDが出たら買うと思う
そうそう、こんな素敵な映画を教えてくださった
違法薬物を擁護している松岡宗嗣さんと、
お二人が騒がなければ、
私はこんな素敵な映画の存在を知らぬまま、
旦那とふたり、だらだらとした週末を過ごしていたことでしょう
おふたりのおかげで充実した週末を過ごすことができました
本当にありがとうございます
またぜひ楽しい映画があれば教えてくださいね!!!
ちなみに私と旦那は帰りも高速を使うことなく、
5時間半かけて帰宅した