うちの旦那はオネエ様

地方在住、ホモのひとりごと

前略、越直美大津市長さま、LGBT活動家だけが当事者ではありません

全国の自治体に着々と広まりつつあるおかしな流れ

今度は滋賀県大津市

 

性的少数者を支援、大津市が「レインボー宣言」

大津市は来年度から、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)の差別・偏見といった課題解消に向けての支援を本格化する。法的に不要な行政手続きでの性別表記の廃止などを検討しており、支援に積極的な姿勢を示すための宣言式をこのほど、市役所で行った。

LGBTは社会的認知・理解が進まず、市によると、近隣の自治体で支援に取り組むのは大阪市淀川区兵庫県宝塚市などにとどまるという。

市は、市議会6月通常会議の一般質問で取り上げられたの機に、当事者と越直美市長との意見交換や先進地視察を実施。10月には庁内ワーキンググループを作り、当事者や支援団体から挙げられた要望を元に支援策を探っていた。

市は来年度、行政書類の見直しのほかに、投票所での男女別案内の廃止、市民や学校、市職員向けの研修、市施設にある多目的トイレでの表示掲出などの取り組みを進める。今後も当事者らから要望があれば改善を検討する。

22日に、LGBTの尊厳を象徴するレインボーフラッグにちなむ「レインボー宣言」を越市長が行った。越市長は「性的指向性自認を理由とする差別や偏見をなくし、多様な社会の実現のため、取り組みを進める」と話した。《京都新聞

 

 >行政書類の見直し、男女別案内の廃止、多目的トイレでの表示掲出

 

みんなトランスジェンダーの方々向けの取り組みではないか(笑)

 

大津市長の越直美さん、分かってるの???

こういった取り組みは

ホモにもレズビアンにもバイセクシャルにも一切関係ない話

 

当然のことだがこういった話は降って湧いた話ではなく、

前フリがある

以下7月の京都新聞の記事より

 

大津市は25日、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)と越直美市長が意見交換を行う市長ミーティングを市役所で開いた。LGBTの当事者が、病院や公衆トイレ、学校の制服、プールの授業など身近な場所に課題が山積している現状を訴えた。

ミーティングは、LGBTへの支援策を検討する上で現状や課題を把握するために開いた。今後、職員対象の研修も予定している。

LGBTの当事者は、性転換手術で戸籍を女性から男性に変更した大久保暁さん(35)=大阪府守口市=と、レズビアンで結婚式を行った井上ひとみさん(38)と瓜本淳子さん(37)=ともに大阪市=のカップルが参加した。

大久保さんは戸籍を変更する前、見た目と健康保険証の性別が異なるため病院の外来受診をためらった経験を打ち明け、「体調が悪くても受診を我慢する人は多い」と指摘した。井上さんと瓜本さんは、不動産屋で部屋探しをする際に同性カップルだと断られるケースを例に挙げ、LGBTへの理解を求めた。

越市長は「話を聞く機会がないと、苦労されたことが分からない。無知は差別につながる」と話していた。《京都新聞

 

この記事に出てこられる大久保暁さんって方も、

全国で講演活動を行っている

LGBTの活動家さんなのよな

 

さらにこの方、「一般社団法人 結婚トータルサポート協会」ってとこの理事であり、

この協会がどんな団体なのかは

下記の朝日新聞の記事に出ている

 

同性カップルが夫婦と同等な対応を受けられるよう、結婚式の相談会などを開く一般社団法人「結婚トータルサポート協会」(大阪府高槻市)が独自にパートナー関係の証明書類の提供を始めた。証明書や宣誓書を発行する自治体はまだ少ないため、制度がない自治体に住む同性カップルらに役立ててほしいという。

証明書類は、日本で法律上の婚姻ができない同性カップルが主な対象。事実婚を望む異性カップル、トランスジェンダー(生まれたときと違う性別で生きたい人)で性別適合手術と戸籍の性別変更をせずパートナー関係を築きたい人なども申し込める。

費用は1万2千円から。「互いを生涯のパートナーとして認める」などの言葉を記す「誓約書」、家事や財産など日常生活や死後に関わる約束を定める「契約書」など、行政書士と相談して作成する。将来の修正や、公証役場公正証書にすることもできる。《朝日新聞

www.asahi.com

 

と、1万2000円を払えば「証明書」を発行してくれる団体らしい(笑)

 

で、誰がそんな証明書をもらうのよ、

なんて思ったらちゃんと発行してもらった方がいる

それが京都新聞の記事も出てくる「レズビアンで結婚式を行った井上ひとみさん(38)と瓜本淳子さん(37)=ともに大阪市=のカップル」である

 

OUT IN JAPANでもお姿を拝見することができる

 

outinjapan.com

 

要するにフツーに生きてる一般的な当事者の感覚とはほど遠い方々、とも言える

 

越直美市長が話を聞いた方々も確かに当事者である

しかしながら当事者というよりは活動家である

 

さらに越市長が話を聞いたの大津市民の当事者ではない、

という点もひっかかる点だ

 

大津市なんて人口が34万人もいるのだ

そこそこの数の当事者はいるかと思われる

 

にもかかわらず、市長たるものが市民の意見を聞かず、

よその市民を呼んできて話を聞いているのだ

これまたおかしな話である

 

言い方を変えればこういった流れは大津市の当事者からの要望ではなかった、

ともいえる

 

私が仮に大津市民で、その場にいたとすれば

大津市はおろか滋賀県にはゲイバーが1軒もないんで、みんな京都や大阪で遊んでるンですけどどう思われますか」

なんて質問をしちゃいそうな気がする(笑)

 

もう1点、気になるのは越直美市長自身が

同性婚推進団体である「EMA 日本」の賛同者であるという点

 

emajapan.org

 

このサイトの「賛同人」をクリックすると彼女の名前が出て来る

それが「お知らせ」によると2014年のことらしい

越直美市長は最近になってLGBTに興味を示したという訳ではなく、

ずっと以前から興味を示していたということか

 

emajapan.org

 

ちなみにこの団体の賛同者、で政治家の項目には

以下のような方々が名を連ねている

石川大我さん(豊島区議会議員)
石坂わたるさん(中野区議会議員)
井戸まさえさん(元衆議院議員)
尾辻かな子さん(衆議院議員)
上川あやさん(世田谷区議会議員)
越直美さん(滋賀県 大津市長)
前田邦博さん(文京区議会議員)
松浦大悟さん(前参議院議員)
宮本秀憲さん(山梨県議会議員)

 

宮本秀憲氏は存じあげないけれど、

あとはLGBT界隈でおなじみの方々ばかりである(笑)

 

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前略、越市長さま、

そしてその他の自治体の首長のみなさま

 

私は北陸の町で暮らす40代ホモのかずとと申します

いわゆるLGBTなんて言われている当事者の一人です

 

最近、「LGBTに配慮して」などと、

さまざまな取り組みをされる自治体の姿が報道されるようになりました

 

私などは「中年」でありますので、

時代は変わったなあ、としみじみ感じております

あ、越市長は同年代ですね、失礼しました

 

実際に行政の配慮を必要とする性的少数者もいるのも事実です

しかしながら、配慮が必要なのは

LGBT」のうち「T」の方々なのです

「T」の方々の問題があまりにも一緒くたにされている

 

本当に支援を必要とされている方の声が、

LGBT」なんていう枠のおかげで聞こえなくなりつつある

「T」の方の問題が「LGB」の問題であるかのようになっている

これはあまりにも危険なことだと思っています

 

さらに配慮っていうのは

「レインボー宣言」みたいなマスコミ受けするようなことだけでなく、

「そっと見守る」こともまた配慮だと思うのです

 

活動家さんたちがやろうとしているのは

LGBTの可視化」です

私たち、一般的な当事者は、社会に溶け込んで生きています

活動家さんたちは、そんな私たちをあぶりだそうとしている

 

LGBTが可視化されて助かる人もいれば、

可視化されることにより、余計な詮索が生まれ、

逆に苦しむ人もいる、そんな考えはないものなのでしょうか

 

可視化を望む人は表立って活動をしていますが

望まない人はそんな活動に眉をひそめています

 

でも、あなた方が意見を聞くのは、

なぜか「活動家の意見」ばかりです

それは決して当事者を代表した意見ではないのです

 

活動家さんたちは自分たちの意に沿わない意見を排除しようとしています

職場に嫌がらせをするような輩まで残念ながらいるようです

 

今の御時世、多くの当事者がツイッターやブログなどで様々な意見を発しています

様々な意見を聞いた上での「LGBTに対する取り組み」ならまだ分かるのです

でも、違いますよね

あなた方は活動家の意見しか聞かない

これが私には不思議で仕方ない

 

活動家の意見しか聞いていないから、

同性パートナーシップみたいな妙な制度が各地で始まっているんです

当事者がそんな制度を望んでいないことは

申請者数をみれば容易に分かることです

 

活動家の方々は平気で「私たちは社会にいないことになっている」なんて言いますが、

よっぽど「いないことになっている」のは私たちフツーに生きてる一般当事者の方です

「そっとしておいてほしい」そんな考えは見事に無視されている

 

活動家さんたちだけが当事者ではないのです

 

越直美市長を始めとする行政の長の方々、

地方議員、国会議員の方々などがLGBTのことを考えてくれるのはありがたいことだと、

当事者の一人としては思っています

 

でも、今後は活動家さんだけでなく、

もっと様々な意見にも耳を貸して頂けたら、と、

強く願っております

 

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こないだ旦那と古本屋に行ったら、

「ウオーターボーイズ・メイキングブック」なんて本があった

映画の方じゃなしに山田孝之さんとか森山未來さんが出ていた

ドラマ版のフォトブックだ

 

100円だったから躊躇なく買ったけど、

1000円でも2000円でも躊躇せずに買ったと思うwww

 

旦那は「うちらにしたら思いっきりエロ本だよね」と笑ったが、

まあ、確かにそうであろう

どの役者さんも若く、かつ美しい

 

私はこういった本を見るたびに、

「私は男が好きというよりは男のカラダが好きなのだなあ」

と、つくづく思う

若い躍動する肉体、、、

ページをめくるだけでクラクラしてきた

 

田中圭さんや

今をときめく星野源さんも出てたのね、

うう、カワイイ、、、、と読み進む

 

すると中から1枚の年賀状が出てきた

 

何と平成10年のものだ 

その文面から察するに、

小学校の先生が女子生徒に送った年賀状であるというのは推測できた

 

「どうしよう」私は言った

「捨てれば」と旦那は言った

 

私はわりとモノに対し執着心がないもので、

不要なモノはポンポンと捨てるのだけど、

手紙やハガキを捨てるのだけは抵抗がある

 

翌日、私はこの年賀状を持って、郵便局に行った

「古本屋で買った本に挟んであったのです」

そんな説明をしてから、

「これに切手を貼れば送ってもらえるのですか」と聞いてみた

 

窓口の方はとまどったような顔をされ、

「随分前ですし、送り主さん、受取人さんが現在いらっしゃるかも分からないンですよね」と言う

 

すると奥から偉いさんらしき方が出てきた

「もし、あなた様がこの年賀状を何とかしたいのなら、封筒に入れて送ってみればいかがでしょうか。不在なら帰ってきますし」

などと言う

 

なるほど、その手があったか

私は切手だけを買って、仕事に戻った

 

帰宅した私は、一筆添えようと思い、

便せんを用意した

しかしながらうまく書き出せない

 

その理由はこの年賀状が挟んであったのが、

よりによって男の裸体ばっかり載ってるような本であったということで、

平成29年末にこの本を手にした中年男と、

平成10年に小学生だった女子生徒を結ぶにはあまりにも不自然な本である、

ということであったりする

 

これが小説とかなら抵抗がないのだけど、、、

 

差出人を無記名にして、特に一筆を添えることもなく、

出しちゃうのがいいのかな、なんてことも考えているのだけど、

相手が既に不在の場合は単に郵便局に迷惑をかけるだけ、になってしまう

 

ああ、どうすればいいのだ

私は頭を抱えた

 

若い男の裸体に惹かれ、

こんな本を手にした私に対する報いなのか

 

ああ、どうすれば、どうすれば、、、

 

帰宅した旦那は「悩むくらいなら捨てりゃいいのに」と、

あっさり言った