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うちの旦那はオネエさま

地方在住、ホモのひとりごと

オネエ元気で留守が良い

旦那が「友達と旅行行ってきていい?」と言う

 

その友達とは旦那の学生時代からの友人で、

むろん「お仲間」であり、

我が家にもたびたび遊びに来る

 

「どうぞご自由に」

私は言った

 

「一緒に来る?」

一応旦那は言ったが、

別に友人との旅行を邪魔するつもりはない

 

私も普段からノンケの友人と旅行したりしてるから

「お互い様」である

この感覚がないと同居なんて不可能だ

 

さらに旦那がいない週末なんて、

私にとってはゴハン作りから開放される、

心休まる時間とも言える

 

ま、ゴハンなんて自分も食べるものだし、

作るのも何ら苦ではないのだが、

週末に旦那がいると何せ自分のペースが乱れる

 

私は平日も週末も基本的に毎朝同じ時間に起きるのだが、

週末の旦那はいつまでも寝ている

 

私はその間にパソコンで色々やったりしているから

いつまでも寝ていてもらって結構なんだけど、

作業に夢中になってる時に限って

「お腹すいた」と起きてくる

こう言えばゴハンが出てくると思っている

 

以前は健気に朝ごはんというか昼ごはんというかを

つくっていたが、

何せペースが乱れて仕方ない

 

最近は私も学習しておにぎりを作って置いておくことにしたのだが、

結果として平日にお弁当を作っているのと何ら変わらず、

何だかやりきれない気分にもなったりしていた

 

そんなこんなで旦那が早々に出ていった朝、

私は朝イチから部屋を掃除し、

コンロのまわりの油汚れも重曹で磨いてから

家を出た

 

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旦那のいない週末の私の何よりの楽しみは、

近場の温泉に行ってビールを飲むことだ

 

電車かバスでぶらっと出かけ、

温泉入ってビール飲んで、

ゴハンを食べて帰る

これが何よりのシアワセ

県内の温泉はかなり制覇したと自負している

 

私は昨日も1時間くらい電車に乗って、

日帰り入浴ができる温泉に行った

 

たまたま行楽日和だったというのもあるかもしれないけれど、

その温泉はやたらめったら混んでいて、

洗い場も全然空いていない状況だった

 

広い浴槽も年配の方々や、

家族連れなどで大混雑状態

 

私は洗い場の一つが空くまで湯につかり、

タイミングを見て身体を洗った

 

一通り洗ってシャワーを浴びていた時、

私が見ている鏡には、

真後ろにいるお爺さんが映っていた

 

浴槽の中にいるのではなく、

浴槽のふちに腰をかけ、

洗い場側を向いている

 

私はこのお爺さんも洗い場が空くのを待ってるのかな、

早く空けてあげなきゃ、

そう思った矢先、

 

このお爺さんの姿が消えた

 

え???

 

浴槽を見ると、このお爺さん、

あおむけの状態でおぼれていた

 

私はろくすっぽ泡も流し切らない状況で

浴槽に向かった

同時に駆けつけてくれたのは20代に見える若者だ

 

さらにもう1人、やはり20代後半くらいかな、

ちょっとやんちゃな顔をした若者が、

「店の人呼んで来ます」と出ていった

 

私は20代に見える若者と2人でお爺さんを引き揚げた

お爺さんは意識こそしっかりしていたが、

全然身体に力が入っていないようだった

 

この若者の息子かな、

「お爺ちゃん、大丈夫?」と

不安げな表情で声をかけている

 

その後温泉のスタッフの方が来られて、

お爺さんをおまかせした、

と、まあ、それだけの話しなんだけど、

 

しっかしまあ、

この浴槽の中には大のオトナ(おっさん)が、

わんさといる訳なんよね

 

その目の前で爺さんが溺れているのに、

20代と思われる2人以外は、

誰も助けようともしないのだ

 

私はこの異様な光景にびっくりしてしまったし、

本当に年配の人間って口先だけなんだよな、

と改めて思ってしまった

 

でも同時に若い子たちは

何だかんだ言ってもしっかりしてるよな、

なんてことも感じたし嬉しくもなった

 

おかげで20代の若い肉体を

しっかり拝ませてもらうことになったわ(汗)

ごめんね、、、

お爺さんも心配だったけど、

ついつい貴方の身体に目がいっちゃった(笑)

 

私はいい気分で風呂を上がり、

ビールを飲んで帰宅した

 

帰宅して晩御飯をつくる気にもならず、

冷凍の枝豆だけゆでて

私は焼酎をちびちびやりながらテレビを観ていた

 

その時、玄関のチャイムが鳴った

 

ン?と思う

 

宅急便?

 

しかし旦那宛の宅急便の類は

基本的にすべて職場に届くようになっている

NHKかな、それとも私宛の荷物???

 

扉を開くと宅急便のお兄さん(かなりかわいい)が立っていた

大きめの封筒みたいなものを手にしている

そんでもって宛名は私だった

 

「・・・・?」

 

中を開いてみると、

近所のドラッグストアの商品券が2000円分!!!

 

昨年末だったか、

ドラッグストアと酒のメーカーのキャンペーンをやってて、

私は普段飲まないメーカーの酎ハイを毎日飲むことになったのだが、

それが当選したようなのだ

 

それにしても、

旦那不在のこのタイミングで届くなんて、

なんて素敵なんだろう

  

その昔「亭主元気で留守が良い」なんてCMが大流行したことがあり、

当時は「ひどいこと言ってるなあ」なんて思ってたけど、

今なら十分すぎるくらい身にしみて分かるような気がする

 

ま、うちの場合、

オネエ元気で留守が良い、だけど(笑)

 

さ、旦那にバレないうちに明日自分のお酒買ってこよ♪

 

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