うちの旦那はオネエさま

地方在住、ホモのひとりごと

倦怠期のホモカップル、映画「怒り」を見る

僕と相方はひとまわり年齢が違うこともあるのだろうが、

物事に対する考え方や見方、

趣味嗜好にいたるまで、

おもしろいほどに違う

 

食事にしても

僕はオヤジさんやおばちゃんがやってるような大衆食堂が好きだけど、

相方はレストランやカフェを好む

 

日常生活においても

僕は酒もたばこもやるがギャンブルは一切やらない

けど相方は酒もたばこもやらぬがパチンコ大好き人間である

 

僕はゲームの類を一切やらないが

相方はひたすらゲームをやっている

 

共通の趣味など旅行くらいしかないが、

僕は町並みをウロウロしたいと考えるのに対し、

相方はどっかでゆっくりしたいと考える

 

こんな2人が一緒に暮らしていて楽しいのかと

思われるかもしれないが

これだけ違うからこそ楽しいのだとも思う

 

ま、こんだけ違う2人なもので、

映画なんかの嗜好もぜんぜん違う

 

一緒に暮らす前は相手の趣味に合わせて映画を見に行ったりしたが、

いまとなってはそんなこともない

僕はだいたい1人で見に行くし、

相方は友人と見に行くのがパターンになっていた

 

その日は珍しく2人とも家にいて、

僕は「映画でも見てくるわ」と言った

こうなると相方はだいたい「パチンコでも行く」となるのだが

珍しく「何見るの」なんて聞いてきた

 

「怒り」って映画、

僕は言った

「あ、そう」

興味が失せたのか相方はスマホに目を落とした

 

「ブッキーがホモ役だってさ」

次の瞬間、相方は

「僕も行く」と言った

 

年下の男が好きな僕は妻夫木聡さんなんて思いっきりタイプの男である

逆に年上好きの相方にしてみればやはり妻夫木聡さんって、

憧れの存在みたいなのね(笑)

 

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週末の映画館は3分の1程度の入りだった

 

派手な作品でないわりにはまずまずの入りのように思えた

僕が見たい映画なんていつも数人の観客しかいないから

意外といえば意外な光景

 

よく昔から「女優はラブシーンをこなすと一皮むける」

そんな言葉を耳にする

実際にそうだと思うけど、

俳優に関しては「ホモ役」をいかに演じれるかだと思う

 

この「怒り」という映画では

妻夫木聡さんと綾野剛さんがホモカップルを演じているが、

ちょっとした仕草や一言が非常にリアルに描かれていた

「オネエ」でないこともまたよろしい(笑)

 

とはいえこの映画は決してホモだけを描いた映画ではなく

3つの物語が同時進行していく

 

ちょっとぶっ飛んだ宮崎あおいさん、

すっかりオバサン役が板についた池脇千鶴さん、

フツーに漁港にいそうな渡辺謙さんと松山ケンイチさん、

沖縄の青い海が似合う広瀬すずさん、佐久本宝さん、

謎の男を演じさせれば無双状態の森山未來さん、

たまにはミュージシャンとしての姿もみたいピエール瀧さん、

みんな「代役」が思いつかないほどしっくり来てた

 

幸福というのは「信じる」ことの上にあり、

「信じる」こととははかないまでに脆い

けど「信じる」ことをしなければ幸福なんて訪れない

 

決して派手な作品じゃないけれど、

恋人がいないと嘆く方や

僕らみたいな倦怠期のカップル(同性、異性かかわらす)は、

映画館で鑑賞する価値があると思う

 

まー、それにしても、

妻夫木さんと綾野さんの絡みは艶めかしかったわー

おじさん(僕)、久々に「ムラムラする」って

感覚を味わったわ(汗)

 

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