うちの旦那はオネエさま

地方在住、ホモのひとりごと

やっぱりカミングアウトなんていらない

同性愛者であることを同級生に暴露された後、心身に不調を来してキャンパス内で昨年自殺した一橋大法科大学院の男子学生=当時(25)=の両親が、「一方的な暴露や不十分な対応が自殺の原因」として、同級生と同大に計300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、東京地裁(松村徹裁判長)で開かれた。同級生と大学側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

訴状によると、男子学生は昨年4月、同級生に同性愛者だと打ち明けた上で、恋愛感情を持っていると告白した。同級生は「気持ちには応じられないが友人関係は続ける」と答えたが、その後同級生10人でつくる無料通信アプリ「LINE(ライン)」のグループに、「お前がゲイであることを隠しておくのムリだ。ゴメン」と投稿した。 ショックを受けた男子学生は心療内科を受診し、大学のハラスメント相談室に連絡。昨年8月、授業中にパニック発作を起こして保健センターを訪れた後、校舎6階のベランダから転落死した。《時事通信

 

まずはこの学生さんのご冥福を心よりお祈りします。

彼と同じ同性愛者のひとりとして、

その心中を思えば胸がえぐりとられる思いですし、

お会いしたことはなくとも大切な仲間のひとりを失ったような、

そんな気持ちでいます。

 

ただ、彼が亡くなってしまった以上、

彼の身に何が起きていたのか、

もはや誰にもわかりません。

 

当然のようにネット上では

告白されたことを友人にばらした彼はけしからん、

そんな話が多々あがっていますが、

僕はどうしても彼を責める気にもなれません。

 

当事者が亡くなっている以上、

真実なんて誰もわかりません。

だから、この話に関しては、以上にしておきます。

 

カミングアウトをしたことがある人間は、

わりと平気で「きっとだいじょうぶ、わかってもらえるから」

なんてことを平気で口にします。

 

けど、僕はカミングアウトをしている当事者として、

絶対にそんな無責任なことだけは言いたくない。

 

人それぞれです。

置かれてる立場なんて全員違う訳です。

 

そして、

この日本においては、

あまりにも「カミングアウト」なる行為が、

美しく、また感動的な話であるかのような雰囲気があります。

 

カミングアウトをテーマとした書籍や映画も多くありますしね。

実際、僕もそういったものの影響を受けてきました。

きっと、分かってもらえる、そう信じてました。

 

そして友人や同僚、親兄弟にもカミングアウトしてきました。

 

何度も同じことを書いて申し訳ないのですが、

「カミングアウト」なる行為は、

「秘密の押し付け」だった、

それが僕の出した結論です。

 

仮に友人にカミングアウトするのなら、

「関わってる人間、みんなに言ってもらってもいいよ」

そのひと言を添えないと、絶対に駄目だと思うのです。

「おまえだから言う。他には内緒にしておいて」

 

カミングアウトした当人は、

ラクですよ。そりゃ。

でも、「秘密」を押し付けられた相手には、

やはりプレッシャーになると思います。

それが「秘密」ではなければ、

相手に余計なプレッシャーを与えることもありません。

 

だからこそ、

カミングアウトなんて、

ほんと自己満足な世界だと僕は考えます。

 

必ず

「誰に言ってもらってもいいから」

そのひと言を添えないと、

相手にしてみればプレッシャーになるだけです。

 

そのひと言が言えないなら、

「カミングアウト」なんてすべきではない、

僕はそう思っています。

 

そして何より、

大多数の同性愛者は、

カミングアウトの必要性なんて考えてもいないのです。

 

僕は決して友人が多いわけではないですが、

同性愛者の仲間を眺めてみた時、

カミングアウトの経験の有無を尋ねてみたら、

たぶん9対1くらいになります。

 

9の方がカミングアウトをしていない、

またはその必要性すら考えていないです。

 

話はまるっきり変わりますが、

昨日、僕らの暮らす町で花火大会が開かれました。

我が家から会場まで徒歩10分くらいだったンで、

何人かのお仲間が集まって、

一緒に花火を見にいきました。

 

我が家でお好み焼きやって、

みんなでお風呂行って、

「あの子かわいかったよねー」

なんて馬鹿話しながら雑魚寝しました。

 

でも、今回一緒に過ごした子たちって、

実は先日、友人に誘われていったコテージで

初めて出会った子たちばかりなんですよね。

 

要するに、「友達の友達」が「友達」になって、

週末ごとに会ったりしてる訳です。

ま、僕の場合は「オネエ」の相方の存在があってこそ、

のお付き合いなんですが、

やっぱり楽しいもんです。

 

そして、やはりみんなカミングアウトなんてしてません。

 

同性愛者として生きる上で、

少なくともこの日本では別に迫害にあうこともありません。

 

何より日本には「男色」って日本語が存在するように、

昔っから同性愛者に対する許容がある国なんですよね。

 

たまたま現在の日本は、

ま、世界中を見渡しても同じなんでしょうけど、

さまざまな情報が溢れかえっていて、

何が何やらさぱり分からないっていうのが実情なんでしょうけど。

 

そんな中で僕がひとつ意見を発するなら、

「カミングアウト」っていう呪縛がなければ、

存分にホモライフが満喫できるってことかな。

 

言っておく。

ノンケだって秘密はあるものだ。

 

もしあなたがホモであることに悩んでいて、

誰かにカミングアウトしたいと考えていたとする。

 

もし同僚や親友にさ、

「俺、幼女しか好きになれないんだよ」

「俺、SMで縛られるのが好きなんだよ」

ってカミングアウトされた時、

あなたならどうしますか?

どんな反応をしますか???

 

秘密を抱えているのは、

何もあなだだけではない。