読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うちの旦那はオネエさま

地方在住、ホモのひとりごと

同性愛者を気持ち悪いと思うのは自由だが口にしてはいけない

DSC00871.jpg

東京都渋谷区が区内に住む20歳以上の同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を提出することを決めた。他の自治体からも同様の動きが出ている。これに対し、政府・自民党から異議が出ている。「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し…」としている憲法24条に反しかねないのが理由だ。地方分権のあり方も問われそうだ。(産経新聞) 

 

再び渋谷区の条例について。 

僕みたいなオッサンからすれば随分進歩したなーとは思う。

無論、反対意見も多いのも承知している。

 

おおいに結構。

どんどん議論してもらうことに意義がある。

 

ただ、

ヤフコメなんかを見るとやはり「気持ち悪い」とかいった言葉が出てくる。

 

僕のまわりにもくさるほどいた。

会社内で同僚のことを

「あいつホモっぽくて気持ち悪い」

とか平気で言っちゃう人たちが。

 

実は隣にその「ホモ」がいるとも知らずに(笑)

 

広告

 

思想なんて変えられないし、

どう思うのも自由だけど、

コメントにひょうひょい「気持ち悪い」とか

「嫌い」なんて書いちゃう人は

恐らく普段から口にもしていると思われる。

 

全く話は変わるが例え話をする。

僕はその日、会社の先輩と駅に向かった。

すると、ホームの先端に

大きなカメラを構えた鉄道ファンが多数いた。

 

するとこの先輩、こんなことを言ったのだ。

「気持ち悪い奴らやのお。電車の写真なんか撮って何がおもろいねん」

 

この先輩は僕が鉄道ファンであることを「知らない」

まさか僕が鉄道ファンであることなど考えもしない。

驚くことに僕がいた会社にはこんなことを平気で言う人が

くさるほどいた(笑)

 

同性愛者に話を戻す。

そう、同性愛者を平気で馬鹿にする人たちは

「気持ち悪く」「嫌いな」

同性愛者は身近なところにいないと信じている。

 

ホモに関して言えばテレビの中、

あるいはたまに街でみかけるだけの存在だと信じている。

みんなオネェみたいなしゃべり方をすると思っているかもしれない。

 

ところが見た目はいたってフツーであったりする。

自分で言うのも何であるが、

僕は親も含めて30人以上にカミングアウトしているが

誰一人として気づいていた人はいなかった。

 

ホモであることがばれないために鉄壁の殻をかぶってきた。

女の子のいる店や風俗にも付き合った。

彼氏は全て「彼女」に置き換えて話をしていた。

だからカミングアウトして

共通して出てきた言葉は「まさか」だ。

 

「まさか」と言わなかったのは父親だけだ。

ある意味凄いとは思っている。

 

さて、

僕などはテレビやネット、

実社会で 「同性愛は気持ち悪い」とか言われようが

正直いって慣れている。

腹はたつがいちいち反応していては生活できない。

 

問題は自分が同性愛者でははないかと悩んでいる人たちだ。

まだ自分を同性愛者と受け止めていない方々。

特に、子供!

 

親子でテレビを見ていて「同性愛者」が出てきたとする。

ここで親が「気持ち悪い」などという言葉を発したとする。

ならその子供が実は同性に惹かれていれば、

どう思うかってことだ。

 

嫁さんの弟が実は同性愛者で家族みんなで悩んでることだってある。

20人に1人だ。

あなたの身近な場所に必ず同性愛者はいる。

両親かもしれないし、

配偶者かもしれないし、

(結婚して子供がいる同性愛者もいるのだ)

上司かもしれない。

 

誰かがきっとその言葉を聞いている。

 

渋谷区の条例に対し、

反対意見を述べるのはおおいに結構。

ただ、馬鹿にするのはやめておいた方がいい。

それだけは間違いない。

 

20人に、1人だ。

広告